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2006年10月31日

10月31日 はらみ線

大引け(17時)

日経平均 16,399.39 △47.54

後場ギャップアップして雲上限付近に寄り付きましたが、積極的に上値を追う展開とはならず揉み合い。引けにかけては後場安値圏での動きとなりました。日足では昨日の大陰線にはらむ十字陽線ですが、25dMAの下で寄り付いて下で引けたことや、下値を切り下げていることから底入れとは言えない形です。また現物引け後に大証先物が売られ、先物の引け味は悪いものとなっています。
ただ、引き続き週足窓を残しており、これを埋める程度の上昇は期待出来ます。しかし現水準から窓埋めまでは250円程あることや、今週は四日立ち会いということから今まで程強く信じることは出来ません。

引け際急落を見て買い向かい。週窓埋めに期待です。明日現物が今日の安値を下回るようなら投げます。先物が現水準で寄り付けばほぼ今日の安値圏となるためそれほど損失は出ないと思ってますが、どうなることでしょうか。

前引け(11時30分)

日経平均 16,375.60 △23.75

昨日終値近辺で寄り付いた後上昇するも、分足雲下限に跳ね返される動き。16,350円を割り込む水準では買い戻しが入って前引けにかけて再び前日比プラスへと推移しました。
後場寄り16,400円を超えて16,360円を底にする動きとなれば急上昇もある形です。雲も薄く先物に振らされやすい状況になっているため注意が必要です。とはいえ、25dMAの下で寄り付いたため窓を埋める動きにはなりにくいと考えています。今日この水準で引ければ、はらみ寄せ陰線の後ということになり、一旦戻りを試す動きになるものと考えています。

16,350円近辺に薄い壁を感じていたため、現物16,350円を割り込んだ水準で一旦買い戻し、利益確定を行いました。まだ上昇確定とは言えないためドテンの買いには出ていません。現在キャッシュポジションです。


寄り付き前(8時30分)

NYダウ 12086.50 ▼3.76
NASDAQ 2363.77 △13.15
CME225 16440 △60
外資系13社の寄り付き前注文動向は
売り3840万株、買い3220万株
差し引き620万株の売り越し

NY市場はまちまち。ダウは5dMAに頭を抑えられた十字線、ナスダックは差し込み線となっています。今晩のダウが陰線となれば下落シグナルとなります。CME225先物は大証終値比60円高での返り、昨日の下落で調整入りは確認されましたが、今週中に一度は16,600円程度までの戻しをつける可能性が高いと考えています。

現在の大証先物気配は16,450円です。先物がこの水準での寄り付きとなれば、日経現物は分足雲下限の16,440円以下で寄り付くことが予想されます。この雲を一気に上抜ける動きを見せれば週足窓埋めの動きへの切っ掛けと見て買い戻し、雲下限に押さえられて16,400円近辺での保ち合いとなった時は様子見予定です。16,350円近辺には薄い抵抗帯が確認されるため、この水準までの下落から反発となった場合も買い戻すかもしれません。

投稿者 ronjin : 08:22 | コメント (0) | トラックバック

2006年10月30日

10月30日 放れ大陰線

大引け(16時30分)

日経平均 16,351.85 ▼317.22

後場もいいところなく続落の動きでした。終値ベースで25dMAをも割り込んでしまったため、多少の戻りがあったとしても、しばらくは弱い動きが続くことが予想されます。ただ、現水準は週足ベースでの雲上限付近にあります。今週終値で雲を割り込んでくることは考えづらいため、ザラ場下値探りとなったとしても16,250円近辺まで。一度は今日空けた窓を埋める動きも期待されます。現時点で想定される今週の最安ラインは16,030円と考えています。

予想以上の下げとなりましたが、ここまで一気に落ちると明日辺り高値覚えのリバウンドで急上昇となる可能性もあります。ともあれ売り玉キープ。明日後場寄りで分足一目均衡表上の雲を抜けてくる動きとなれば買い戻しから短期の買い建ても考えています。

前引け(11時30分)

日経平均 16,443.42 ▼225.65

ギャップダウンで寄った後も上値を追うことなく下落。25dMAに近づく水準では揉み合いとなりました。後場下値を売り叩く動きにはなりにくそうですが、上値も16,500円以上は重そうです。週間で見ればどこかで今日空けた窓を埋める動きが予想されます。今日後場、現水準で保ち合いとなって明日16,500円を超える寄付きとなった場合、窓埋め・下放れ「たすき」となる可能性が高まります。

寄り付きが思ったより高かったため繋ぎではなくドテンで売り。引け味次第ですが、明日戻す可能性も低くないため、後場買い戻しも考えています。


寄り付き前(8時40分)

NYダウ 12090.26 ▼73.40
NASDAQ 2350.62 ▼28.48
CME225 16525 ▼165
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3270万株、買い2430万株
差し引き840万株の売り越し

NY市場は反落。まだチャートが崩れたとは言い切れませんが、ここまで上昇してきただけに一服する可能性が高いです。CME225先物は大証終値比で150円を超える大幅安で返ってきています。NY市場の下落に対して大きすぎる下げ幅です。先週の高値売り抜け臭い動きから週初安寄りしてくると本格的な調整に入る動きが予想されます。

金曜日に大幅下落となったことから、ちょっとぐらいNYが下げても金曜引け値辺りでの寄り付きとなるかなと踏んで、少し買い玉持ってたんですが…なんでしょう?この下げ幅は。
いつものごとく、週足ベースでのランニングギャップは起こりにくいという考えから、ここは戻りを待ってのドテン売りを想定しています。とはいえ寄り付きから一気に下値を探る展開も考えられるため、とりあえず買い玉はそのままキープしつつ、寄り付きで繋ぎ売りしておきます。

投稿者 ronjin : 08:43 | コメント (0) | トラックバック

2006年10月28日

10月第4週

月曜寄付き 16,641円
高値    15,901円
安値    16,598円
金曜引け値 16,669円
前週比   +18円

週初保ち合い上放れで始まったあとは振り回しの一週間でした。週を通して急落時の窓の中での動きとなり、結局は引け値ベースで窓上限を上回ることはありませんでした。寄り付き前動向が1,000万株を超える買い越し日が4日あったにもかかわらず週足ベースではたった18円高と、波高き線・一文天井の様相を呈しています。
週足では二つ星、小陽線ですが非常に長い上影を付けており、いよいよ調整局面への移行となりそうな雰囲気です。

10月第5週・11月第1週予想
予想上限 17,150円
予想レンジ 16,250円〜16,650円
予想下限 16,200円

2006Y10M28D

週初B'線を割り込んでの寄り付きとなった場合、上値を急落時の窓下限16,650円どころに押さえられて16,250円を目指す展開を予想しています。逆にB'線を割り込まない寄り付きとなった場合は、引き続きB'線と急落時の窓上限16,850円の範囲での保ち合いから、週半ばには引け値で16,850円にタッチ、翌日の寄り付き次第で上値追いか調整入りかが決定するものと考えています。上値追いとなった場合の高値は17,150円どころを想定しています。
基本的な想定シナリオは先週までと変わっていません。とはいえ高値保ち合いで日柄を要したため週足トレンドライン下限がかなり上昇してきています。スピード調整となった場合は一週間で16,200円どころ、もう少し日柄を要するなら二週間で16,250円といったところでしょうか。各金曜引け値で上記水準を割り込んできた時は一ヶ月ぐらいの日柄を使って15,800円どころまでの下落となる可能性もあります。

投稿者 ronjin : 00:26 | コメント (0) | トラックバック

2006年10月27日

10月27日 はらみ線のつつみ線

大引け(16時30分)

日経平均 16,669.07 ▼142.53

後場16,700円を境にしばらく揉み合うものの大口の売り注文を切っ掛けに下げ幅を広げる展開となりました。B'線に近づく水準では買い戻しが入り、急落時の窓下限16,660円は割り込まずに引けています。日足では包み陰線、昨日のはらみ陽線を包む陰線となったため強い下落シグナルとなっています。ただ、直近3日分の日足実体を丸ごと包む陰線でもあり、その意味では変則三手打ちともとれる形です。
来週月曜日には窓下限とB'線とが交差します。週初この水準を下回って寄り付くこととなれば、本格的な下落局面が予想されます。逆に三手打ちから16,840円を超える寄付きとなった場合は一気に17,000円超えも視野に入ってきます。

前引けエントリでは、今朝寄り付きで買い戻さなかった理由として窓空けを挙げましたが、それを含めてもっと大きな理由がありました。それはそのまま上昇することに対する違和感です。今週の寄り付き前注文動向で買い越しとなった日は今日を含めて4日あります。そのうち月曜日を除く2回は前日引け値を大きく上回る寄り付きから陰線を付け、結局マイナス引けとなっています。
目に見える材料(今回の場合寄り付き前注文動向)で強さを意識させて、気配の吊り上げから売り抜けというのは典型的な仕手筋の利益確定方法です。今週の日経平均の動きにはそういう雰囲気が感じ取れたため、ひょっとして今日もそうかもしれないなという思いがありました。まぁ、半分踏んでポジション軽くなってるから最悪17,000円までは付き合ってもいいという気持ちもありましたが。
そういう観点から見れば、来週の高値取りは難しいように感じます。ここに来てやっと調整に入ってくるのかもしれません。詳しくは週末エントリに譲ります。
そう言いながらポジションはちょっとだけ買いポジ。今日の下げでCMEの下げ分をそれなりに先回りしてることを見越してのポジションであり、上げ下げに関わらず月曜寄付き近辺で処分予定です。

前引け(12時)

日経平均 16,711.85 ▼99.75

ギャップアップしての寄り付きから大幅下落、転換線を割り込んだ水準では買い戻しも入って反発して引けています。このまま転換線近くの水準を維持して大引けとなり、明日転換線を割り込んだ寄り付きとなれば下落基調への移行が予想されます。一方後場反発となり16,800円を超える大引けから、明日寄付きで16,840円を超えてくればスピード調整終了から上値追いが予想されます。

寄り付き小幅ギャップアップだったため、少なくとも寄り付き窓埋め水準までの押しを見込んで売り玉キープ。あっさり分足雲中に入った後もいいところなく続落の動きとなったため日足転換線到達を待って買い戻しました。先物だけ見てたら寄り付きで踏んでました。危ないところです。現在キャッシュポジション。
今回の一連の取り引きでは、天井感が続く中、目先の動きに振り回された感は否めないです。当初から窓埋め水準をレンジ上限に設定しておけばここまで振られることはなかったと思います。トレンドラインよりも強いスタティックラインもあるということが今回の教訓になりました。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 12163.66 △28.98
NASDAQ 2379.10 △22.51
CME225 16870 △40
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3350万株、買い4650万株
差し引き1300万株の買い越し

NY市場は続伸。朝方高寄り後売り押されるものの盛り返す。ダウは高値更新、ナスダックも年初来高値となりました。引き続き波高き線でしたが、ナスダックが保ち合い上放れから下値確認後の上昇となり、先高感を感じる動きです。
CME225先物は小幅高での返りとなっており、寄り付き前注文動向は1,000万株を超える買い越しと強く感じます。テクニカル的には窓上限を超えた寄り付きとなるかどうか、また引けで窓上限を超えれるかどうかに注目されます。

現物寄り付きが16,840円を超えてくるなら売り玉買い戻しから打診買いに動きます。最も強気弱気が踏んだ時が天井と言います。ひょっとして今日が天井でしょうか(笑)

投稿者 ronjin : 08:22 | コメント (0) | トラックバック

2006年10月26日

10月26日 はらみ線

大引け(15時30分)

日経平均 16,811.60 △112.30

後場も引き続き狭い範囲での保ち合い。結局は分足雲上上限に支えられる形で引け際に上昇。引け値では窓上限に到達出来ませんでした。ただ、引け値ベースでは直近の高値を抜いてきており、窓下限とC線に挟まれた位置での小さな動きとなっています。明日寄付きで16,840円を上回るか、16,800円を下回ることとなれば短期的に大きな動きとなるかもしれません。

窓上限での引けを売りのトリガーとしていたため不発。明日の寄り付きで16,840円を上回ってくるならばドテンの買い、16,800円を割り込んでくるようならば売り増し予定です。

前引け(11時45分)

日経平均 16,844.33 △145.03

分足雲中での寄り付きからしばらく揉み合うが、下降してきた雲上限を抜けた後上昇。前場高値での引けです。今日の引け値が16,860円を上回ってくるようであれば17,000円が本格的に視野に入ってきます。日柄を要すればその分上値余地が広がる状態であり、高値更新も不可能ではありません。逆に16,840円近辺で引けた場合は再び天井引けの可能性が出てきます。
いずれにしても明日の寄り付きで16,840円を超えてくれば上昇に加速がつきそうです。

寄り付きで売り玉半分処分。今日の現物引け値が16,840円であれば再び売りに回ります。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 12134.68 △6.80
NASDAQ 2356.59 △11.75
CME225 16840 △130
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3660万株、買い3560万株
差し引き100万株の売り越し

NY市場は上昇。ダウは3日連続の高値更新、ナスダックは保ち合いの上限への動き。両者とも分足では波高き線となっており、直近のトレンド加速、転換が予想される動きとなっています。CME225先物は大証終値比から130円高で返ってきています。下値支持線を割り込まず窓上限を突破する動きとなれば17,100円を目指した動きとなる可能性が高まってきます。

いやぁ驚きましたね。FOMC終了を受けて好材料・悪材料に関わらずトレンドの転換が起こると思っていたのですが。それでもFRBの発表前後では波高き線となっており、トレンド形成直前といった感じです。もし今晩のナスダックが上放れて寄り付くこととなれば、保ち合いの上放れとなり、上昇牽引力をダウからナスダックに移した新たな上昇局面となる可能性が高まります。
そんな中でのポジションですが、寄り付きで売り玉半分処分します。17,000円を超えてくる動きとなれば再び売り建てで対処します。

投稿者 ronjin : 08:40 | コメント (0) | トラックバック

2006年10月25日

10月25日 つたい線

大引け(16時30分)

日経平均 16,699.30 ▼81.17

後場短期的な節目となっていた昨日引け値をギャップダウンしての寄り付き。戻りを試すものの薄い雲に跳ね返されて下げ幅を拡大する動き。5dMA付近では底を打って揉み合ったものの、結局今日の安値圏での引けとなりました。寄り付き窓上限から140円の陰線です。
現物日足はつたい線、先物日足はつつみ陰線となっています。明日寄付きで16,730円を下回った場合、5dMAを割り込んでの寄り付きとなり、短期的な需給悪化状態となります。すぐ下16,650円近辺には窓下限や転換線といった支持帯が存在しますが、これを割り込んでくることとなればB'線(16,580円)近辺からさらに下値を探る展開が予想されます。
ただし、明日中寄りから続落となったとしても月曜日の寄り付きを下回らずに引ければ、押さえ込み線となり短期調整終了から反発シグナルとなります。

後場寄りギャップダウンで三角保ち合いの下放れと判断し、寄りと戻りで売り増し。持ち越しです。明日現物寄り付きが16,730円を超えてくるようなら買い戻します。B'線タッチで利確するかどうかはまだ決めていません。

前引け(12時10分)

日経平均 16,802.54 △22.07

昨日の終値を底にした狭い範囲での保ち合い。分足雲の薄い部分に頭を抑えられている形。16,750円〜16,850円の範囲での三角保ち合いにも見え、徐々に煮詰まりを見せています。移動平均線も纏まっており、ボリンジャーバンドの幅も狭くなってきていることから、先物仕掛けなどによりどちらかに振れれば、一気に大きなトレンドを作る可能性もあります。

売り玉キープ中。三角保ち合いの上放れではLC、下放れなら売り増し予定です。


寄り付き前(8時30分)

NYダウ 12127.88 △10.97
NASDAQ 2344.84 ▼10.72
CME225 16850 △60
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2590万株、買い5060万株
差し引き2470万株の買い越し

NY市場はまちまち。ダウは小幅に高値更新、ナスダックははらみの陰線。ダウでは高値がどこまでいくか判断出来ませんが、ナスダックが今回の保ち合いを下に放れることとなれば連れ安となるのではないでしょうか。
CME225先物は大証終値比60円高での返りと、昨日引け際の急落を取り返す水準となっています。2本目のかぶせ線は信頼度の高い下落シグナルですが、それだけに上ヒゲを超えてくる動きとなれば一転して急上昇となる可能性が高い形でもあります。

引き続き売り玉キープ。昨日の上ヒゲを超えてくる動きとなればLC買い戻し予定。このまま17,000円を超える動きも予想されますが、17,100円水準で保ち合った時は改めて売り建て予定です。

投稿者 ronjin : 08:35 | コメント (0) | トラックバック

2006年10月24日

10月24日 2本目のかぶせ線

大引け(17時30分)

日経平均 16,780.47 ▼8.35

後場やや弱含みの保ち合いで分足雲下限までの下落。雲下限で反発し、一時16,850円を超えた後急落。引け際に少し買い戻されるものの小幅安での引けとなりました。日足ではかぶせ線、短期間での2本目のかぶせ線となっています。窓を埋めたことによる達成感が出る可能性が高いと考えていますが、引き続き上値を追う可能性も捨てきれない水準です。明日の寄り付きがC線を下回るかどうかに注目です。

短期間での2本目のかぶせ線となったことから今度こそ天井か?と思うのですが、さすがにこれだけ天井・反落シグナルを無視し続けられると自信が揺らぎますね。小幅安とはいえ、結局今日も僅かですがC線を上回ったままでの引けとなっています。
売り玉キープ中、ここが天井とは言い切れないため売り増しは行っていません。売り方としては昨日のNYダウが天井確定の大陽線であることを期待したいですね。

前引け(12時)

日経平均 16,855.53 △66.71

窓を空けて急落時の窓を埋めた後、少し買われるものの保ち合いです。半日足では十字線となっています。窓を埋めたことで達成感が出てくるのか、それとも17,000円を目指す動きとなるのかはまだ分かりません。明星で終わるなら捨て子線の可能性もあります。

引き続き売り玉キープ。昨日一旦建玉整理して打診の売り玉であり、数も少ないことから天井まで付き合うかもしれません。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 12116.91 △114.54
NASDAQ 2355.56 △13.26
CME225 16870 △100
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3040万株、買い4840万株
差し引き1800万株の買い越し

NY市場は上昇。ダウは100ドルを超える上昇となりました。ナスダックは包み陽線となっています。ナスダックには引き続き天井感が漂っていますが、ダウはどこまで上がるか予想が難しいです。CME225先物は現物比100円高と現物窓上限近辺での返りとなっています。寄り付き窓空けも予想される今日の日経現物ですが、急落時の窓を埋めるかどうか、埋めた後続伸するかどうかに注目です。今日の引け値で窓上限を上回ってくることとなれば次の抵抗ラインは17,100円を超える水準が目処となります。

レンジブレークを見過ごしちゃダメですね。今のところ先物は大人しく動いていますが、窓埋め水準までの上昇は意識されます。損失拡大の可能性はありますが、今日いっぱいは売り玉持ち越しします。

投稿者 ronjin : 08:36 | コメント (0) | トラックバック

2006年10月23日

10月23日 イレギュラー?

大引け(22時)

日経平均 16,788.82 △137.19

前引け近辺で揉み合った後、2時頃から一段高。引けでは目安としていたC線を遅行線が超えています。日足がB'線を下回ることなく窓下限を超えてきたことから、窓埋めまでの上昇が予想されます。また、窓埋めで反落とならなかった場合17,100円近辺までは大きな抵抗帯は存在しないため、一気に17,000円を奪回する展開も考えられます。
現物引け後の大証先物は売り押され、現物のC線に相当する線にタッチして引けています。今晩のCME先物が上昇し、大証終値を超えてくることとなれば上記シナリオが一気に現実味を帯びてきますが、今日の現物終値のC線超えがイレギュラーである可能性はゼロではないことは留意すべきだと思っています。

現物引け値がC線を超えたため、本当は先物16,800円でLCを行うべきだったんですが、結局売り玉持ち越し。明日先物寄付きが16,800円以上となった場合はLCからドテン、17,000円を目指した買い建ても考えています。ただ、やはり高すぎるという思いも強く、17,000円までの上昇となったときに改めて売り建てを検討するかもしれません。

前引け(11時20分)

日経平均 16,751.11 △99.48

寄り付きからやや弱い保ち合いとなっていましたが、ほどなく急上昇。16,700円も突破して16,750円近辺での保ち合いとなっています。半日足で遅行線がC線にタッチしており、後場寄りで前引けを上回ってくるようなら窓埋めまで、下回ってくるならダブルトップからの反落となる可能性が高まります。

現物16,700円超え(先物16,740円)でLC買い戻し、ザラバ足でC線を超えたあたりでの保ち合いとなったので16,780円で打診の売り建て。後場前引けを下回る寄り付きとなった場合は追撃売り、上回った場合は窓埋めを待って売り建てる予定です。
窓下限が上値抵抗ラインとして機能してると言っておきながらLCラインを16,700円に設定していた自分のケツの青さを感じます。後から見れば現物16,650円超えは明らかな保ち合い離れであり、その後の押しで16,650円を下回らなかった時点で買い戻しを行うべきでした。結局はC線近くで買い戻し、新規売り建てと手数料だけがかかる取り引きとなっています。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 12002.37 ▼9.36
NASDAQ 2342.30 △1.36
CME225 16610 ▼20
外資系13社の寄り付き前注文動向は
売り3580万株、買い4610万株
差し引き1030万株の買い越し

NY市場は小動き。長期的な上昇傾向に変更はないものの、さすがにそろそろ一休みしそうな動きです。CME225先物は小幅安での返り、寄り付き前注文動向は1,000万株を超える買い越しと、今日も強弱まちまちといった感じです。引き続き窓下限とB'に挟まれた膠着感の強い展開が予想されますが、後場寄りでどちらかの線を超えた寄り付きとなればその方向への大きな動きとなる可能性が高いと考えています。

基本スタンスは引き続き売り。現物16,700円をLC、16,350円を利確ポイントに置いて対処する予定です。

投稿者 ronjin : 08:33 | コメント (0) | トラックバック

2006年10月22日

10月第3週

月曜寄付き 16,663円
高値    16,732円
安値    16,466円
金曜引け値 16,651円
前週比   +115円

週初A線を超えて窓を一部埋める形での動き。窓埋めには至らず火曜日には包み陰線、水曜日に差し込み、木曜日にかぶせ、金曜日にはらみと一通りの日足が出てきた一週間でした。
前週の天井感漂う日足からもう一段の上げで始まった一週間でしたが、週足では下影の長い星となりました。宵の明星の可能性が高いと考えられます。

10月第4週予想
予想上限 17,000円
予想レンジ 16,300円〜16,700円
予想下限 16,230円

2006Y10M22D

遅行線がAラインをギャップアップしたため、A-A'トレンドラインは死んだ線となり、Aラインに近かったため先週までは表記していなかったC-C'トレンドが新たなトレンドラインとして意識されます。
10月第4週の注目点は日足がB'ラインを割るかどうか。B'ラインを割ることなく16,700円を超えて寄り付く日があれば、下値を窓下限にサポートされてBライン(今週のチャートには載っていません)までの急上昇が予想されます。
しかし、現時点ではその可能性は非常に低いと考えています。新高値を取ったダウや基調転換が見て取れるナスダックの調整入りの可能性(外部環境)、好決算を期待した先回り買いから決算発表を受けての利益確定売りの可能性(短期的な需給の問題)から、直近は下落から下値固めの展開を予想しています。ただ、10月第3週月曜日に窓を空けて5月の窓下限を超えたことから、中期的な上昇余地はまだ残されていると考えられ、2週間程度の日柄を要して16,250円近辺までの下落となった場合、調整一巡となりその後反発から窓埋め、高値更新まで期待出来ると思っています
まずは16,250円を目指した売り建て、その後はもう一段下がって15,900円までの下落を見込んだ売り建てか、もしくはドテンの買いから新高値を期待するポジションを考えています。

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2006年10月20日

10月20日 保ち合い

大引け(20時)

日経平均 16,651.63 △100.27

後場やや強い保ち合いとなったが、やはり窓下限近辺が壁になっている模様。3日連続で日足基準線の上で底を探る展開が続いています。弱気に転換しきれない動きですが、確実に上値を切り下げる展開となっているため、基準線をしっかり割り込んでくると一気に下げ幅を広げることも考えられます。

売り玉持ち越し。吹き上がり時に少し売り増ししました。LCの水準を16,700円に変更します。

前引け(12時)

日経平均 16,602.33 △50.97

昨日終値近辺で寄った後買われるものの狭い範囲での動きに留まっています。上値は、かぶせ線の高値というよりは5月急落時の窓下限に押さえられているようにも見えます。週末ということもあり、この範囲での保ち合いで引ける可能性もあります。ただ、レンジ上限から徐々に上値を切り下げる動きとなっており、引き続き遅行線のB'ラインまでの下落は予想されます。

ひょっとしてギャップダウンでの寄り付きもあるかと思って、昨日引け際で売り建てたんですが、残念ながら陰線中寄りから上値を追う展開です。今のところ少し含み損がありますが、現水準からは上値余地よりも下値余地の方が大きいと思っています。前場吹き上げから戻したレベル16,630円で売り増しを行いました。


寄り付き前(8時30分)

NYダウ 12011.73 △19.05
NASDAQ 2340.94 △3.79
CME225 16575 △45
外資系13社の寄り付き前注文動向は
売り2810万株、買い2910万株
差し引き100万株の買い越し

NY市場は小幅上昇。ダウは引け値ベースでの12,000ドルを記録。ナスダックは差し込み線となりました。もういいだろうというところからさらに一段上げて達成感が出そうなダウと、基調転換がやや鮮明化してきたナスダックという雰囲気でしょうか。
CME225先物は大証終値比やや高で返ってきています。B'線(16,500円)と16,700円の間での寄り付きが予想され、その場合その範囲内での揉み合いが予想されます。後場寄りでどちらかのラインをギャップアップ(ダウン)してきた場合はその方向へ大きく動くことも考えられます。

16,730円を超えた場合はLC、16,700円近辺で反落となった場合は売り増しを考えています。

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2006年10月19日

10月19日 かぶせ線

大引け(19時)

日経平均 16,551.36 ▼101.64

後場寄りから売られて下値を探る展開。B'線には届かず小反発。差し込み線へのかぶせ線となり、先安感の強い線となりました。今後2~3週間の日柄を要して16,200円、もしくは15,900円までの下落を想定しています。
明日の寄り付き16,520円を下回ってくるようなら、下げ足を速める展開も予想されます。

16,500円を底に切り返す動きが見えたため、先物16,530円で買い戻し。平均で140円程度の値幅が稼げました。その後少し戻すものの、分足基準線に頭を抑えられて反落したのを見て16,550円新規売り建て。

前引け(11時20分)

日経平均 16,642.91 ▼10.09

前場は昨日の終値水準での揉み合い。寄り付きから少し上げたものの16,700円を超えることなく反落、徐々に上値下値共に切り下げる展開。NY市場にいよいよ一服感が出てきており、また一方では新興市場をはじめとした小型株に出直りの雰囲気が出てきたことから動きづらい展開になっています。

売り玉キープ。16,730円ではLC、16,500円からの反発局面では利確予定です。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 11992.68 △42.66
NASDAQ 2337.15 ▼7.80
CME225 16700 △40
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2850万株、買い4510万株
差し引き1660万株の買い越し

とうとうダウが12,000ドルの大台を突破しました。ただ、突破後は上げ幅を縮小して大台を割り込んで引けています。またナスダックは昨日空けた窓を埋めたものの包み陰線となっています。目先達成感の出やすい水準であり、少なくとも短期的な押しを付ける動きが予想されます。
CME225先物は大証終値比+40円。日経現物は昨日B'ラインまで下落の後、急反発となりました。今日の寄り付きで16,700円を超えてくると、一気に窓埋めまでの動きも考えられます。寄り付き前注文動向は大幅買い越しですが、上値を16,700円に押さえられるようならば、再び下げ幅を広げる可能性が高いと考えています。

現物16,730円を超える動きとなればLC買い戻し。16,500円近辺で保ち合った後の反発では利確買い戻し予定です。

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2006年10月18日

10月18日 差し込み線

大引け(18時)

日経平均 16,653.00 △41.41

後場寄りこそ大人しかったものの先物主導で大幅反発。特に材料が観測されたわけでもないのですが、不思議な上昇でした。日足では差し込み線、下げ足とは断定出来ませんが包み陰線の翌日の差し込み線だけに下落を示唆する可能性が高いと考えられます。

分足雲下限程度の上昇は想定してたのですが、さして躊躇なく雲中に突っ込んだため16,65016,550円で慌てて買い戻し。現物引けが差し込み線となったのを確認して16,670円で再び売り建て、持ち越しです。

前引け(12時)

日経平均 16,466.74 ▼144.85

ギャップダウンして寄り付いた後、戻りを試すも窓埋めまで。昨日のトレンド転換を受けて引き続きやや弱い動きが続いています。16,500円もさしたる支持ラインとはなりませんでした。

引き続き売り玉キープ中です。今週中に16,350円を下回ることは考えにくいため16,400円を割って突っ込んだ時は利益確定の買い戻しも考えています。


寄り付き前(8時40分)

NYダウ 11950.02 ▼30.58
NASDAQ 2344.95 ▼18.89
CME225 16585 ▼35
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3430万株、買い2770万株
差し引き660万株の売り越し

NY市場は反落。ただ日足では下影も長く即基調転換とは言えない形です。CME225先物は大証終値比-35円。昨日の包み陰線を受けて寄り付きから弱く推移する可能性が高いと考えています。

16,700円超え、もしくは16,500円を底に反発の動きとなれば売り玉買い戻し予定です。

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2006年10月17日

10月17日 包み陰線

大引け(20時)

日経平均 16,611.59 ▼81.17

後場下放れた寄り付きにより、トレンド転換の可能性が高まりました。その後戻すものの雲下限と4hMAが重なる部分で頭を抑えられての反落、引けにかけては弱く保ち合う形となりました。
日足では包み陰線、レンジ上限からの下落であるため信用度の高い下げシグナルです。下値目安はまず16,500円、次は2週間位かけて16,200円どころでしょうか。最も下落したとした場合でも15,900円を下回ることはないと考えています。

後場下放れたことからトレンド転換を確信、先物の戻り16,660円で売り増し。持ち越しです。16,500円どころで保ち合えば、戻りを試す動きも予想されるため一旦買い戻すことも考えています。ザラ場で現物16,710円を超えてくる動きとなれば再びLC買い戻しの予定です。

大平洋金属(5541)
8連騰で20%近い上げとなっています。急上昇の背景としては低PERであることとニッケル市場の高騰などがあります。とはいえ「新値八手」「三空」「天井圏での大陽線」と天井感の強いチャートとなっています。インデックスが続落となれば直近大きく上げていた銘柄から利益確定の売りが出ることが予想されるため、短期での売り建てに妙味を感じます。

前引け(12時)

日経平均 16,618.20 ▼74.56

寄り付きこそ16,700円を超えたものの下落。分足雲下限では反発するも降りてきた基準線に押さえられて雲を割り込む動き。いよいよ天井感が出てきたのかもしれません。後場16,650円を超えず推移するようならば、より強い転換基調へ。超えたとしても引けで16,650円を上回れないなら明日も続落となることが予想されます。

寄り付きで16,700円を超えてきたことと、寄り付き前動向やNY市場の動きが強かったことから16,680円で一旦買い戻しました。ルールに従わず痛い思いをした経験と損失を抱えた建玉を持っている限り冷静な判断が出来なかった経験から、非常に後ろ髪引かれながらの判断です。その後続落したのを確認して、戻りを待って同値売り建て。引けで現物16,700円超えなければ持ち越し予定です。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 11980.60 △20.09
NASDAQ 2363.84 △6.55
CME225 16685 ▼15
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2680万株、買い4180万株
差し引き1500万株の買い越し

NY市場は続伸、ダウは一時12,000ドル直前までの上昇も。CME225先物は小幅安での返りです。9月5日終値と9月26日終値から算出したフィボナッチ1.382上げは16,701円です。また昨日は8月安値から始まるトレンドラインの上限付近での引け値となっています。調整の切っ掛けとしては日柄・値段共にいい位置に存在しています。寄り付き前注文動向は久しぶりに1,000万株を超える買い越しとなっています。今日もう一段の上昇となったとしても、引け値ベースで16,701円近辺での引けとなればトレンド転換の切っ掛けとなるかもしれません。

寄り付きで現物16,700円を超えてこなければ、今日一日は売り玉ホールド。引けで16,700円を超えるようであれば買い戻し予定です。

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2006年10月16日

10月16日 宵の明星?

大引け(18時)

日経平均 16,692.76 △156.22

後場も引き続き高値保ち合い。引けにかけて雲上限まで下落するも強い動きです。日足では上放れ小陽線、宵の明星にも見えます。まだ上がるのか?と思うぐらいの上昇力であり、しかもそのほとんどは夜中に動いているためデイトレイダーは出番なしです。A線を超えた寄り引けとなったため、A-A'レンジによる上昇トレンドの可能性はなくなりました。
次はB-B'レンジか?というところですが、実はもう一つ上昇トレンドラインが存在します。A-A'ほど強く(固く)なく、またA-A'レンジに傾きも近かったため週足解説には載せていませんでしたが、今日の終値はそのラインの上限と完全に一致しています。明日反落することがあればまずはB'ライン、次は16,200円を目指す動きが予想されます。

引け際まで非常に迷ったんですが、結局売り玉持ち越しました。その理由の一つは週足ベースでのランニングギャップは滅多に存在しないこと、もう一つは3つめのトレンドライン上限での引けです。ザラ場中に判断を変更するとロクなことはないんですが、今回はそのジンクスに挑戦です。明日寄付きで16,700円を超えた時はあっさり諦めます。

前引け(11時30分)

日経平均 16,707.28 △170.74

寄り付きからA線を超える動き。総強気の様相です。保ち合いをギャップアップしてきており、週前半にB線までの上昇も視野に入ってきました。ただ、わずかながら週足においてもランニングギャップが発生しており、今週どこかでは埋め戻しにくるものと考えています。

売り玉キープ中。引け値でA線を超えて終わることとなればLC買い戻し予定。基本上昇トレンドの押し目狙いの売りは上手くいきませんでしたね。一回持った建玉を処理するタイミングを逃してます。分足一目均衡表上では午後1時30分から2時頃にかけての動きが注目されます。


寄り付き前(8時30分)

NYダウ 11960.51 △12.81
NASDAQ 2357.29 △11.11
CME225 16620 △50
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2320万株、買い3110万株
差し引き790万株の買い越し

NYは続伸。ダウは再び史上最高値を更新、ナスダックは半年ぶりの高値を記録。CME225先物は50円高での返り、寄り付き前動向は買い越しと週初寄付きは強含み。引き続き上昇トレンドの高値圏にあり、積極的には買いづらい水準です。

先週末買い戻さなかった売り玉が残っています。遅行線がA線を明確に突破することとなればLC。出来高の大きい水準を突破した後は小幅利確の売りが出やすくなります。その売りで突破した節目16,500円を割り込まないようであれば買いトレンドは相当強いと考えられます。

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2006年10月15日

10月第2週

月曜寄付き 16,325円
高値    16,620円
安値    16,325円
金曜引け値 16,536円
前週比   +100円

週初安く始まった後は一度も初値を割らず、終わってみれば寄り切り線。ただ、高値も週初火曜日のヒゲ上限と上昇限界感も感じる一週間。週中波高く振り回し、押さえ込み線から金曜日には上抜け。金曜日には終値ベースで16,500円を超えてきています。

16,200円程度までの押しを期待して売り玉を持っていたため、結局は小幅利益確定で終わった一週間でした。B'ラインでの買い戻しが出来なかったことは残念ですが、今週のような相場で売り方利益が出たことにはホッとしています。

10月第3週予想
予想上限 16,850円
予想レンジ 16,200円〜16,650円
予想下限 16,000円

2006Y10M14D

基本的な想定シナリオは先週までと変わりません。ただ、引け値ベースで16,500円を突破してきたことから終値高値はA線まで、ザラ場においてもローソク足のA線までを想定します。また下値はザラ場、引け値ともにB'線までを想定します。

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2006年10月13日

10月13日 引け値節目越え

大引け(23時50分)

今日は大きな動きがありましたが、時間の都合で簡単に。
とうとう引け値ベースで16,500円の節目を超えてきました。ザラバ足での突破であるため、戻りを試す可能性が高いと考えられます。

結局買い戻しの妙場を逃した一週間でした。小さな利確と売り玉が残っています。引き続き高値圏を推移している日経平均ですが、引け値で16,500円を超えてきた以上、A線への遅行線タッチが予想されます。

前引け(11時15分)

日経平均 16,537.90 △169.09

CME225先物に鞘寄せして始まった大証先物に連れて、日経平均も大幅高での寄り付きとなりました。ただ、今日も寄り付きで16,500円を超えることができなかったため、引き続き下値探りの可能性も残っています。寄り付き後先物が踏み上げの様相を呈したこともあり、その後は小弱く推移しています。後場もう一段の踏み上げを誘ったとしても現物16,630円近辺が高値となることが予想されます。

寄り付きで売り玉買い戻し、小幅利確。踏み上げ終わりを待って先物16,570円で売り建て。後場吹き上がった場合、先物16,650円近辺までは売り上がり予定。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 11947.70 △95.57
NASDAQ 2346.18 △37.91
CME225 16535 △155
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3720万株、買い3320万株
差し引き400万株の売り越し

NY市場は大幅上昇、保ち合いを上放れてきました。これを受けてCME225先物も16,500円を超えて返ってきています。大証先物がこの水準での寄り付きとなれば現物は寄り付きで16,500円を超えてくる可能性もあります。もし16,500円を超えてくることがあれば下値をB'線にサポートされた次の上昇局面を迎えることが予想されます。ただ本日終値では16,510円を超えるのは難しいと考えています。

SQ算出後に下落する可能性が高いとは思うものの、16,530円を超える先物寄り付きとなれば一旦売り玉買い戻し。先物16,650円近辺で揉み合った時は再び打診の売りから窓埋め16,850円付近までは売り上がる予定です。逆に寄り付きから高値を超えてこない動きとなった場合は現物の16,420円割れを待って売り、16,420円を割らずに反発となった場合は戻りの16,450円近辺からの買いを予定しています。いずれにしても今日は忙しい週末になりそうです。

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2006年10月12日

10月12日 値幅調整?日柄調整?

大引け(16時30分)

日経平均 16,368.81 ▼31.76

後場一度も16,500円を上回ることなく続落、引け値ではB'ラインを割り込んで引けています。明日寄付きで16,400円を上回ってこないなら、下の節目16,200円を目指す展開が予想されます。

特にコメントすることがないですね。大方予想通りのシナリオを通っています。週初思ったより強かったため、下落したとしても日柄は要さない可能性も出てきました。スパッと落ちてちょっと保ち合ってスパッと上昇に転じるかもしれません。明日の引け値としては16,200円付近を予想しています。来週寄り付きでこれを割り込んでくることとなれば戻りを試しながら16,000円を目指す展開となるかもしれません。
引き続き売り玉キープ。買い戻し目処も引き続き現物の16,500円・16,200円近辺を予定しています。

前引け(11時30分)

日経平均 16,459.37 △58.80

前場下放れではあるもののB'ラインを割り込まない寄り付きとなり、下値を確認後急反発、16,500円に近づく水準では跳ね返されての前引けです。今のところB'ラインと16,500円の二つのラインに挟まれた動きとなっています。今日いっぱいはこの水準での保ち合いとなる可能性も高いと思いますが、後場16,500円を超えて寄り付くこととなれば再び16,600円を目指す展開が、逆に16,450円を割り込んだ後場寄りとなれば今日の安値更新も視野に入ってきます。

先物が一時16,500円を超えたものの現物が16,500円を超えず踏みとどまったため、売り玉キープ。今の動きから考えると現物が16,500円を超えるのは先物16,530円から16,540円で保ち合う時でしょうか。後場上昇となれば、その水準では買い戻して、次の一手を考えようと思います。
ただ、前場一時的とはいえB'ラインを割り込んでいるため、どちらかと言えば上値追いに動く可能性よりは下ぶれする可能性の方が高いと思っています。


寄り付き前(8時30分)

NYダウ   11852.13 ▼15.04
NASDAQ 2308.27 ▼7.16
CME225先物 16450 △10
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3930万株、買い2780万株
差し引き1150万株の売り越し

NY市場は小幅反落、ダウ・ナスダック共に久しぶりに5dMAを割り込む引けとなりました。短期的な調整開始が見て取れます。CME225先物は小幅上昇での返りですが、寄り付き前注文動向は1,000万株を超える売り越しとなっており、寄り付きからは弱い動きが予想されます。高値で16,500円を超えてくることは難しいのではないでしょうか。

先週後半から今週前半にかけて天井を示唆する足が続いています。そろそろきちんとした調整を期待したいです。現時点での売り玉の平均売値は16,590円、16,500円,16,200円では利益確定を行いたいと考えています。

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2006年10月11日

10月11日 上昇限界?

大引け(16時30分)

日経平均 16,400.57 ▼76.68

後場寄り下放れてレンジブレーク、一時戻すものの半日窓埋めが精一杯。安値引けとなりました。振り分け線から、はらみ抱き上げかぶせ線、と非常に強い天井シグナルとなっています。引け値ベースで16,500円にタッチする日がなかったことに、ちょっと物足りなさを感じますが、いずれにしても上昇力には限界を感じます。週前半に無理して高値で保ち合ったようにも見えるため、オプションSQに向けて大幅下落となる可能性も考えられます。

今日の引け味から考えると、明日の下値目処は16,200円近辺でしょうか。引き続き寄り引けとB'線との関係には注意が必要です。前場売った分も含め全売り玉持ち越し。明日は16,500円超え・16,200円割れでの買い戻しを想定しています。

こっからはテクニカルなコメントでも裏が取れてる話でもなんでもないちょっとオカルトな話です。
911テロのとき、NYを始めとする株式市場は大幅安となり、事前に空売りしていたテロ組織は莫大な資金を得たと言われています。またその経験を糧に、その後の突発的な地政学的リスクやテロに対しては三大株式市場は下がらないようになったとも言われています。
今回の北朝鮮による核実験(?)で、アジア各国の株式市場は下落に見舞われましたが、日本を含めた三大市場のインデックスは下落しませんでした。テクニカル的に見た日経平均(NY相場も)は、週初反落に転じてもおかしくない状況だったため、不謹慎ながら金正日はいいタイミングで実験発表したなと思ったもんです。そんな今週の日本相場ですが、細かく見てみると225指数とその関連銘柄以外はほぼ総崩れに見えます。
どこかの大きなお金が買い支えたのか?などと妄想は膨らみますが、そんなことを考えても市井の小口投資家である私には本当のことはわかりません。まずは、高止まりに限界が見えてきた日経平均の続落に期待するだけです。

前引け(12時10分)

日経平均 16,497.81 △20.56

寄り付きでわずかながら16,500円を下回り、その後続伸するものの16,600円には届かず反落。16,600円を上値16,450円を下値とした三角保ち合いの頂点に向かって推移しています。時間線の収束が観測されており、徐々に煮詰まってきています。16,600円超え・16,450円割れには付いて行って良さそうです。

寄り付き16,500円を超えなかったことから上値は16,620円と判断しました。ただ、下値を探ることなく上値追いの様子だったため、先物16,550円で一部買い戻し。先物が一時16,600円を超えても現物の追随がなかったため、レンジを確信し16,620円で売り建て、持ち越しです。
引き続き先物16,350円近辺では買い戻し、16,650円超えではLCを意識して臨む予定です。


寄り付き前(8時30分)

DOW 11867.17 +9.36
NASDAQ  2315.43 +3.66
CME225 16530 +20
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3430万株、買い3830万株
差し引き400万株の買い越し

NY市場は高止まり。ここまで膠着するのも珍しいです。本来なら既に反落している可能性が高いだけに、この壁を抜ければダウは12,000ドル、ナスダックも高値更新となるのかもしれません。CME225先物は小幅高での返りとなっています。寄り付きで現物が16,500円を超えるならばザラ場で窓上限、引け値で16,650円近辺までの上昇も想定されます。その場合の下値は16,350円となります。

昨日後場の動きは、目先筋の指数引き上げとそれに伴う売り方踏み上げによるものと考えます。そう考えると売りポジション継続ということになるのですが、粘り強いNY相場と寄り付き前注文動向を見ると不安になりますね。現物が寄り付きで16,500円を超えてくるなら、一旦買い戻しから売りどころを探ることにします。16,500円を超えない寄り付きとなれば、16,350円〜16,620円をレンジと見て逆張りで臨む予定です。

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2006年10月10日

10月10日 最後の抱き線?

大引け(16時30分)

日経平均 16,477.25 △41.19

後場寄りからもう一段買われて、一時16,600円を超えるが2時過ぎから急落。日足では上影陽線、金曜日の十字線を包む抱き線です。一旦A線にタッチしてから節目16,500円を割り込んで引けたことから天井感がとても強い日足となりました。

後場寄り付きから反発となったため、こりゃ最後の抱き線臭いと思い16,600円を超えたところで売り増し。現物引けでA線を超えてくればまとめてLCの予定で構えていました。結局反落となり、16,500円を割り込んできたことから天井到達感を感じて持ち越し。明日寄り付きで現物が16,500円を超えてくれば買い戻します。

前引け(12時)

日経平均 16,491.65 △55.59

寄り付きこそ15,350円を下回ったものの、その後大きな上げ幅となって16,500円超えまで。前引けにかけては売られて16,500円を下回っています。想定外の上昇でしたが、最後の抱き線のように感じる動きでもあります。このような上昇となったのはアイランドリバーサルトップを形成する直前の16,000円超え以来であり、確かに先高感は強いのですが、直近調整に入るのではないかと予想されます。

寄り付き下放れたため、スタンスは売りにとることを決定。窓埋めを目処に売り建てようと待っていたんですが急上昇したため、保ち合った先物16,440円での新規売り建て。続伸して先物が一時16,550円を超えたところで売り増し。当初現物16,500円をLCポイントに置いていたのですが、あまりにも急上昇過ぎる上に、重要な抵抗ラインを2本ザラ場で超えることは稀であることから逆向かいにスタンスをとりました。今日の現物が引け値で16,600円を超えてくることとなれば踏むかもしれません。


寄り付き前
(8時40分)

DOW 11857.81 +7.60
NASDAQ 2311.77 +11.78
CME225 16300 -180

外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3160万株、買い2960万株
差し引き200万株の売り越し

NY相場は反発。朝方弱く始まったものの切り返し、ナスダックは高値更新。ダウ・ナスダック共に引き続き高値警戒感が出ており、いつ反落してもおかしくない水準。三つ星、明日の寄り一がトレンドを決める可能性も。
CME225先物はNYに追随せず続落。週明け寄り付き16,340円(B'ライン)を割り込んでくることとなれば、上値を空けた窓上限16,360円に押さえられて下値を探る展開が予想されます。その場合の下値目処はまずは16,200円と考えています。

北朝鮮の核実験(?)の影響で日本市場が休みだった昨日のアジア相場は大きな下落となりました。それに比べて欧米相場は比較的落ち着いた動きとなりました。この材料は日本相場にどんな影響を与えるのでしょうか?
テクニカル分析を行うときに重要なのは、こういう外部要因を事前に織り込まないことです。悪材料だから下がったという考え方はまだしも、悪材料だから下がるという思い込みはテクニカル分析の確度を悪化させます。あくまでもトレンドを見極め、短期的な需給の動きとその後ろにある相場参加者の心理に分析をフォーカスするべきだと考えます。
今日は寄り付きでB'ラインを割り込むことが予想されます。そうなった場合のスタンスは寄り付きで売り参戦、16,500円までは売り上がり、16,200円では買い戻し、16,200円をはっきり割り込めば再び売り、15,900円では買い戻しからドテンの買いを予定しています。

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2006年10月08日

10月第1週

月曜寄付き 16,169円
高値    16,481円
安値    16,028円
金曜引け値 16,436円
前週比   +309円

月曜寄付きに窓を空けて続伸、火曜並び陽線となった後上げの三手打ちを経て木曜大幅高からの金曜はらみ寄せという一週間。兆しから特に調整も挟まず一気に上昇してしまった一週間でした。さすがに二週間で1,000円近い上げとなったため調整も入りそうな気もしますが、このトレンドに乗った方がいいようにも見えます。来週の予想を見てみましょう。

10月第2週予想
予想上限 16,800円
予想レンジ 15,900円〜16,500円
予想下限 15,900円
金曜引け値予想 15,900円・16,200・16,500円・16,630円

2006Y10M07D

 今後年末にかけての大きな流れをとして、現時点では二つのシナリオが予想されます。一つは今の勢いそのままとはいかないまでも上昇トレンドを継続したシナリオであり、もう一つは15,500円〜16,500円の範囲でのボックス相場への移行というシナリオです。いずれのシナリオをとるかは現時点では断定出来ませんが、この2週間の動きを見る限りは上昇トレンド継続の可能性が高いのではないでしょうか。
 とはいえ、現水準は上昇トレンド途上と考えたとしても、やや高値水準にあるようです。現在考えられる上昇トレンドラインは2本あります。A-A'トレンドとB-B'トレンドです。週初一気に上昇して日足終値ベースで16,600円を超えてくるような展開となれば現在の上昇トレンドはB-B'トレンドであることが確定するため、上値余地は一気に16,800円から17,000円オーバーということになるのですが、16,500円近辺には分厚い壁が存在することが予想され、今回の上昇局面でB-B'トレンドが確定する可能性は低いと考えられます。となるとA-A'トレンドに乗ってることが予想されるわけですが、このトレンドでは上値余地はさほどありません。トレンド上限に到達する前に引け値で16,500円の壁を超える必要もあり、今の勢いのまま一気に抜け切れないとなれば一旦値幅による調整が必要になることが予想されます。
 調整となった場合の下値ですが、まずは遅行線のB'ラインまでの下落が想定されます。この抵抗ラインで反発となればトレンドラインはB-B'である可能性が高くなり、年末にかけて17,000オーバーから年初来高値の更新も期待されることとなります。B'を割り込んだ場合はA'までの下落が想定され、その場合は緩やかな上昇トレンドにより、年末にかけて17,000円を目指した展開となるのではないでしょうか。A'ラインを割り込んでくることとなれば15,500円〜16,500円の範囲でのボックス相場から、下落トレンドへの移行も視野に入ってきます。
 NY相場は金曜日の取り引きにおいて高値到達感から徐々に調整に移る動きが観測されています。NYが月曜日に続落となれば、連休明けの日本相場は寄り付きでローソク足がB'ラインを割り込むことも考えられます。その場合は16,200円近辺で一時保ち合ったあと、一度15,900円付近まで下値を探る展開となるかもしれません。逆にNY月曜日が大幅反発となり、高値更新という動きになれば、週初16,500円超えから一気に上窓埋めまでの上昇も考えられます。
 以上のように考えると、現水準は短期的には売りポジションが望ましいということになりますが、トレンドは上向きでもあり、スイングからポジショントレードにおいては積極的に売っていくというよりも買い玉利益確定から押し目を待つ水準ではないかと考えています。

 というわけで週足まで分析してみると金曜日に売り玉買い戻したのは失敗だったかもしれません。週初大幅安で寄り付いた時は動きづらいですが、短期トレードでは売りにスタンスをとって小幅な利益を狙っていきたいと思っています。ただ、その場合も節目である16,200円・15,900円どころでの反発には注意していこうと思っています。

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2006年10月06日

10月6日 はらみ寄せ?

大引け(15時30分)

日経平均 16,436.06 ▼13.27

後場寄りから売られて一時16,390円を下回るものの下値も固く反発、16,450円どころでは上値も重く結局揉み合い。膠着感の強い一日でした。時間線が非常に狭くまとまっており、再び大きく動く直前といった雰囲気です。天井感が漂うNY市場を向こうに見ながらの三連休前ということで、今日の動きは仕方なしといったところでしょうか。
日足では昨日の陽線にはらむ小十字陰線となっています。相場の転換点を示す線であり、節目である16,500円を前にした足踏みでもあるため、来週週初は反落となる可能性が高いと考えられます。

後場一時16,390円を割り込んだので、こりゃシメシメと思ってたのですが、結局反発。その後はどちらかというと強含みの保ち合いとなったため16,400円ですら買い戻すことができず、結局16,450円での買い戻しとなりました。元々上昇トレンドのあや押しを狙った売り玉だったこともあり、しょうがないかなという感じです。来週は週初寄付きに大きな下値幅となることも考えられるのですが、さすがに三連休またぎで持ち越す程の勇気はありませんでした。

前引け(11時30分)

日経平均 16,414.56 ▼34.77

週足上限16,500円と下から上がってきていた分足雲上限とに挟まれて膠着感を強める展開となった前場でした。一度は雲上限で跳ね返された日経平均も前引け近くには雲中へと突入しています。引き続き膠着感を強める展開となれば16,390円〜16,450円での保ち合いということになりますが、売り仕掛けなどで16,390円を割り込むことがあると16,300円辺りまでの下落は想定されます。

上値の重さを見て16,450円で売り増し。雲中で揉み合うようなら雲下限16,400円辺りで持ち越し分も含めて買い戻し予定。レンジを下抜けても16,300円では利確したい。可能性は低いものの、もし16,500円を超えてくるような展開となればロスカットを予定しています。


寄り付き前
(8時30分)

DOW   11866.69 +16.08
NASDAQ 2306.34 +15.39
CME225 16455 -5
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3450万株、買い3470万株
差し引き20万株の買い越し

NY市場は続伸。ダウは連日の史上最高値を更新、ナスダックは急落時の窓を埋めた後の続伸、と強い動きが続いています。CME225先物は大証終値とほぼ同値。現水準は週足ベースでの最後の上値抵抗線とほぼ同値にあります。今日のレンジとしては16,300円〜16,500円。前場寄り・後場寄りで16,500円を突破してくれば次の上値は窓下限16,650円となります。

今日の日本市場は三連休前の金曜日、NY市場に高値警戒感が出ていることを考えると、積極的に16,500円以上を買う展開とはなりにくいと考えます。ただ、大きな節目を次々に突破してきており、上昇トレンドは間違いないものであると考えられるため、突破した上値抵抗線である16,300円から新たな下値支持線となった16,280円の近辺で揉み合った時は短期の売り玉買い戻しから打診で買ってみたいと思っています。

投稿者 ronjin : 08:29 | コメント (0) | トラックバック

2006年10月05日

10月5日 振り分けの線

大引け(16時30分)

日経平均 16,449.33 △366.78

後場小安く寄り付いた後大幅反発、節目節目では揉み合うものの一時は16,500円に迫る勢い。引けにかけて利益確定の売りに押されたものの350円を超える大幅高となりました。「三手打ちは向かいの急所、目をつぶって向かえ」とは言うものの、さすがにこれほどの上昇は驚きです。
さて、そんな今日の足は「振り分けの線」実体部分の重なりがない「たすき線」です。相場の下位では「捨て子線(反発シグナル)」に準ずるものとして、下落局面では「たすき線(追撃売りシグナル)」に準ずるものとして、たまに見かける線ですが、今回のように上昇局面で見かけることはあまりありません。強いて言えば大天井を付ける時(最も強く見えるとき)に見かけるぐらいです。今日の上昇が大天井かどうかはわかりませんが、昨日の三手打ち(反発シグナル)から即天井という可能性もゼロではありません。

後場寄り小安かったため16,350円でちょっとだけ売ったのですが、すぐに反発したため同値撤退。16,450円近辺での揉み合いとなったため、目先高値圏での反落もあるかなと打診売り、持ち上げられて16,470円踏み。引けにかけて16,500円から垂れてきたので、上に書いたように大天井の可能性もあると見て16,480円で売り持ち越しと、腰の据わらない取り引きとなりました。
週初想定していたシナリオが完全に役に立たなくなっており、ひとまず天井を打ってくれないことには次のシナリオも確定できずと、拠り所のない取り引きとなってます。さすがにこれじゃ利益は出ませんね。
明日寄付きで16,500円を超えてくるようならば再び踏むことになるのですが、NY相場がCME225先物をさらに100円持ち上げる程の力がないことに期待したいです…

前引け(12時)

日経平均 16,346.21 △263.66

NYダウの高値更新に伴うCME225先物の大幅高によって寄り付きから高値圏での揉み合いとなっています。ただ、節目を窓を空けて超えることができなかったため、抵抗ラインである16,350円近辺では上値の重い展開となっています。分足一目均衡表上では三役好転となっていますが、ちょっと足下に弱さを感じる水準です。後場窓を空け前場高値を上回る寄り付きとなれば一段高も考えられますが、13時頃までは16,200円・それ以降は16,250円近辺までの下落も考えられます。その水準では打診での買いを検討したいと思っています。

寄り付きから高く、かといって新規で売れる場所でもなかったため様子見で終わった前場でした。一時16,350円を超えた後押されたことから、後場16,350円を上回らない寄り付きとなった時は半日トレードで少し売ってみるかもしれません。

寄り付き前(8時30分)

DOW
 11850.61 +123.27
NASDAQ
 2290.95 +47.30
S&P500
 1350.22 +16.11
SOX
 456.80 +8.52
CME225
 16345 +225
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3330万株、買い2910万株
差し引き420万株の売り越し

NY市場は大幅続伸。ダウは再び史上最高値を更新、ナスダックは下げシグナルの下げ足の差し込み線を上抜けして直近高値を更新と先高感は非常に強い動きとなりました。CME225先物は大証終値から200円以上上げて返ってきています。昨日の日足の中での寄り付きとなれば目先上値は週足上値抵抗線の16,350円、そしてアイランドリバーサル時の高値16,430円あたりでしょうか。16,500円に近づく水準では戻り売り圧力も強くザラバ足での突破は難しいようにも思います。

今日の寄り付きが昨日の終値を大幅に上回ることが予想されるため、昨日の大陰線は騙しの三手打ちだったことが確認されそうです。ただ、今日においては寄り付き高値となる可能性も低くなく、売買判断は日足を見てからと言うことになります。もし16,150円から16,250円近辺での揉み合いとなれば打診で買ってみたいとは思っています。

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2006年10月04日

10月4日 上げの三手打ち?

大引け(16時30分)

日経平均 16,082.55 ▼159.54
TOPIX  1601.99 ▼15.85
東証一部
出来高 19億0,600万株
値上がり銘柄数 187
値下がり銘柄数 1,459

後場下放れて昨日終値近辺での寄り。半日捨て子線からの大幅続落となりました。日足では高値圏での陽陰の包み線、変則三空からの包み反落と非常に弱く見える線です。しかしこの線は上げの三手打ちにも見え、買い方利食いの化け線の可能性もあります。NYの引け味が今ひとつだったため、日経が明日即反発となるかどうかは疑問ですが、利食い売りをこなしながら足場を固めるものと思っています。直近の下値目処は15,950円、それを下回れば雲上限となります。来週前半には雲上限の上昇が観測されます。目先下落したとしても、C線を割り込まず雲に押し上げられる形での上昇となれば16,800円を目指す展開が期待されます。

現物引け際まで持っていた売り玉ですが、上げの三手打ちが確定しそうだったため16,070円〜16,100円にかけて買い戻し。さすがにドテンの買い転換とはいきませんでしたが、明日下値を転換線にサポートされてはらむような展開となれば買い参戦を考えています。
今日は売り越していた玉を朝一に買い戻さなければ急上昇局面で踏んでいた可能性もありました。いくら下がると読んでいてもあの上げは怖いです。改めて決めたルールに従う取り引きの大切さを痛感しました。

前引け(12時)

日経平均 16,263.65 △21.56

上放れて寄った後、ひと揉みして上値追い。16,350円を超えたあたりを天井に急落して引けています。寄り付き上放れたため、変則三空となり、売りの急所です。16,000円を下回る急落も想定されますが、まずは16,200円・16,150円といった節目をどう処理していくかに注目です。

寄り付き節目を超えない三空となったため逆向かいの急所だとは思ったのですが、保ち合いの上放れでもあったため、寄り付き前の決めごと通りに売り玉買い戻しを行いました。10時過ぎに天井到達感があったため打診で売り建て、16,300円を割り込んだため売り増しを行いました。


寄り付き前(8時30分)

DOW
 11727.34 +56.99
NASDAQ
 2243.65 +6.05
S&P500
 1334.11 +2.79
SOX
 448.28 -4.97
CME225
 16250 +10
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2790万株、買い3070万株
差し引き280万株の買い越し

NY市場は反発。ダウはかろうじて史上最高値を更新、ナスダックは下げ足の差し込み線(一本目)。ダウが最高値更新となった割には一気の上昇ともいかず、引け際には売り押されるなど、上昇限界かと見受けられる動きもありました。ナスダックが反落シグナルを出していることもあり、上値追いは一旦終了となる可能性もあります。
CME225先物は大証終値・現物終値と同水準。今日も同水準で保ち合うようなことがあれば放れ三手、再びアイランドリバーサルトップとなる可能性もあります。昨日までの二つ星からトレンドを作る動きとなる可能性もあり、ここは放れに付くべきだと考えます。

投稿者 ronjin : 08:13 | コメント (0) | トラックバック

2006年10月03日

10月3日 放れ並び陽線 vs. 陽陽のはらみ線

10月から1日1エントリにまとめてあります。最新の投稿以外は全文で参照出来ます。

大引け(16時30分)

日経平均 16,242.09 ▼12.20
TOPIX  1617.84 ▼7.28
東証一部
出来高 14億9,898万株
値上がり銘柄数 492
値下がり銘柄数 1,069

後場寄りは大人しく寄り付いたもののすぐに買われて反発。分足雲の薄い部分を突き抜けるものの昨日終値近辺では売り物に押されて雲中へ。雲下限では再反発となり、トレンドを作る動きとはなりませんでした。日足では陽の陽はらみ線ですが、上放れ並び陽線となっています。今年に入ってから何回目かの対決ですが、過去の実績では放れ並び陽線が勝っています。ただ今回は変則二空からの並び陽線となっているため、下方への吸引力は相当大きいことが考えられます。今日の足でトレンドの継続・反落を判断することは出来ず、短期売りポジションは継続。明日の寄り付きを待ちたいと思います。

トレンドを作る動きとならず、強弱感対立する足となったため、売り玉はそのまま持ち越しとしました。明日の寄り付きが上に来るようならば処分することとなります。

前引け(11時30分)

日経平均 16,187.56 ▼66.73

CME225先物に鞘寄せする形での寄り付きとなりましたが、ギャップアップした節目16,150円近辺では底堅く推移しています。後場寄りで16,150円を割り込んでこないなら今日はこのまま小動きで終わる可能性もあります。

今のところ「はらみ線」ながら底堅さもあるため売り玉はキープ中。後場16,210円を超えて寄り付くようなら半日捨て子線となるため買い戻し16,150円を割り込んでくるようなら窓埋めからもう一段の短期ダウントレンドが見込めるため売り乗せを考えています。


寄り付き前
(8時30分)

DOW
 11670.35 -8.72
NASDAQ
 2237.60 -20.83
S&P500
 1331.32 -4.53
SOX
 453.25 -1.45
CME225
 16210 -80
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3470万株、買い3110万株
差し引き360万株の売り越し

NY市場は続落。ダウ・ナスダック共に5dMAを下回った寄り付き・引けとなっており、少なくとも短期的な調整局面に入ったことが伺えます。CME225先物は大証先物から80円安で返ってきており、まずは昨日空けた窓を埋める動きが予想され、2,3日は軟調な展開が続く可能性もあります。日足ベースでたすきとなれば「放れたすき」となり売り玉利確の急所、はらみ線となった場合は目先高値圏でのはらみ線(陽線の後)となるため売り乗せの急所となります。いずれにしても下値目処は15,900円近辺を予想しています。もし、寄り付きで昨日の寄り付きを下回ってくるようなことがあれば振り分け線となり、上昇トレンド移行が一旦キャンセルされることも考えられます。

投稿者 ronjin : 08:22 | コメント (0) | トラックバック

2006年10月02日

10月2日 レンジブレーク

今週の週間予想はこちらからどうぞ。今日から1日1エントリにまとめます。最新の投稿以外は全文で参照出来ます。

大引け(17時)

日経平均 16,254.29 △126.71
TOPIX  1625.12 △14.39
東証一部
出来高 16億0,640万株
値上がり銘柄数 1,111
値下がり銘柄数 461

後場寄りからもう一段買われてちょっとした踏み上げのような形になりました。2時頃高値を取った後は利益確定の売りに押されて急落。一度は戻したものの引け際にも売り込まれて分足雲上限に突っ込む形で終わっています。
金曜日が首つり線だったのにも関わらず続伸した材料としては寄り付き前に発表された日銀短観が予想以上に良かったことが挙げられますが、テクニカル的に大きな意味を持つ一日となりました。
短期的には寄り付きがA線をギャップアップしてきたことにより上昇トレンドが継続することとなり、上値限界が16,350円へと引き上げられました。中期的には月足10月寄り付きが9月の十字陽線の終値を超えてきたことから押し目を付けながらの反発が期待出来る形となりました。
しかしなにより大きいのは遅行線がBを超えてきたことです。B線は5月戻り高値から始まる下落トレンドの上値抵抗ラインでした。前回アイランドリバーサルとなったときにローソク足では窓を空けて超えており、今回の上昇局面においても先週木曜日に上抜けしています。1度目は騙し・2度目は本物という経験則から、本格的な上昇トレンドへの移行も遠くないなとは思っていたのですが、遅行線が超えてきたことでますますその可能性が高まってきました。
今後最も強い形としては超えたB線を遅行線が下回らないことなのですが、週足ベースでのランニングギャップはほとんど存在しないことや、直近4日間で雲上限から窓上限までの大幅上昇となっていることとなどから、少し難しいように思います。もう少しおとなしい形として、今日空けた窓を埋めた後続落となっても、ローソク足がB線を割り込まなければCにサポートされる形での上昇トレンド形成となるのではないでしょうか。
また、週初一気の上昇となったことでレンジの修正があります。上値限界を窓上限16,250円から上昇三角保ち合いの上値抵抗線16,350円へと変更します。下値限界は引き続き15,800円ですが、今日の動きから見て15,900円を割り込む可能性は低くなったと考えています。

個人的には後場のプチ踏みを見て16,340円で売り建て。踏まされそうな予感もありますが、この辺が天井かと思ったところからのもう一段は売り。さすがに高すぎるんじゃないかと思っています。引け味の悪さとNYの今晩の動きを考えて売り持ち越したのですが…さてどうなるでしょう。

前引け(12時)

日経平均 16,268.90 △141.32

寄り付き節目16,150円をギャップアップしたためポジションは短期の買い。ただ、一気に窓埋めまで行ってしまったため一旦利確。今日の引けが16,210円を上回るようなことがあると、ますますトレンド転換の可能性が高まってきます。遅行線がB線を超えて引けることができるのかどうか、後場注目したいと思っています。


寄り付き前

DOW
 11679.07 -39.38
NASDAQ
 2258.43 -11.59
S&P500
 1335.85 -3.30
SOX
 454.70 -5.42
CME225
 16110 +10
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3930万株、買い4170万株
差し引き240万株の買い越し

NY市場は反落、ナスダックは二本目の包み陰線となった。ダウの高値突破となるかどうかの瀬戸際にきているが、ナスダックのチャートを見る限り一度は調整が入りそうな気配です。
CME225先物は大証先物終値とほぼ同値。金曜日高値を超えてくるようならば16,150円から16,250円程度までの上昇も見込まれます。

双日(2768)
現在の株価は大きなボックス相場の下限付近に位置しています。この水準では下値不安も少なく、ダブルボトムからの反発も意識される形となっています。指数の下落局面で徐々に買っていっていきたい銘柄です。

投稿者 ronjin : 08:33 | コメント (0) | トラックバック

2006年10月01日

9月第5週

月曜寄付き 15,550円
高値    16,127円
安値    15,513円
金曜引け値 16,127円
前週比   +493円

週初雲上限へのダブルボトムによって底値を確認したことで水曜日に大幅高。節目15,880円を超えたあとは週末にかけて続伸。金曜日引け際にはまとまった買いも入って週足陽の引け坊主の大陽線、中段での包み陽線となって先週兆しを見せていたトレンド転換へまた一歩進んだという感じです。

10月第1週予想
予想上限 16,250円
予想レンジ 15,880円〜16,150円
予想下限 15,800円

木曜日に先週末予想シナリオ上限を上抜けした寄り付きとなったため、水曜日予想の赤丸寄り付きから上値追いの展開となりました。こうなると再来週前半にくるであろう変化日を底にした本格的な上昇トレンドへの移行も視野に入ってきます。
とはいえ来週は、一週間で500円近く上昇して金曜日に首つり線を付けた今週を受けての週初となり、さらには週末反落したNY市場の高値警戒感を反映した一週間となる可能性もあります。まずは予想シナリオを見てみましょう。

2006Y09M30D

金曜日のCME225先物が大証先物終値とほぼ同値で返ってきており現物からは20円安となっていることと、日経平均が金曜日に首つり線を出したことから週初は軟調な展開が予想されます。それでもどこかで遅行線がB線にタッチすると考えられるため、ひょっとしたらみんなが反落すると思ってる週初に高止まりして16,150円近辺での引けとなる可能性もあります。
現時点で注意日として意識されるのはA線とB線が交差する水曜日です。火曜日(or 水曜日)終値が16,150円近辺となれば翌水曜日(or 木曜日)の寄り付きからの動きが短期的なトレンドを決定します。メインシナリオは翌日寄り一下ブレからB線とC線の交点である再来週の週初15,850円近辺を目指す動きです。C線は上昇トレンドの加速支持線であり、雲上限でもあるこの水準で日足が反発するようならば、新たな上昇トレンドに突入することとなります。逆に上ブレしたときは窓埋めからもう一度トレンドを伺う展開が考えられます。
来週のポジショニングとしてはA線(16,150円)で売りB線で買いとなります。もちろん寄り付きでこの支持・抵抗ラインをギャップアップ(ダウン)した場合はドテンとなります。

月足が確定したので少し触れておきましょう。9月は8月の大陽線にはらむ十字小陽線となっています。この水準では一概に続落シグナルとは言えませんが10月寄り付きが9月足の寄り付き(16,072円)を下回るようだと保ち合いが下放れる可能性が高まり、中期的に13,000円を目指す展開も予想されます。
日経平均は中期的なトレンドを決める大事な時期に差し掛かっているように見えます。10月中旬から来年前半にかけての相場を占う上で、来週から再来週前半の動きには注意が必要です。

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