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2007年04月30日

4月第4週(その2)

今週の週末エントリは二本立てになっています。まだの方はその1からご覧になった方がいいような気もしますが、その1はNY市場に関してのエントリなので別に見なくてもいいかもしれません。

まずは日経現物の週足チャートから見てみましょう。

2007Y04M28Dnikkei W

このチャートで注目すべき点は2カ所、丸1での反発と丸2での保ち合いです。丸1の時点ではもっと緩やかなトレンドラインを想定していたため予想を外してしまったのですが、今になって見れば相当強い動きをしています。
ローソク足ベースの上昇トレンドライン上限を底にして遅行線が反発する動きは非常に強く、しかも反発時に生じた線が大陽線による包み線だったことから、このチャートはしばらく続伸から高値更新も期待出来る形となっていました。私の予想自体はその動きに関わらず別の理由から売り継続だったのですが、流石にこの動きには心揺れました。
ともあれ、ここまで強い形になったにも関わらず丸2はいかにも力不足を感じさせる動きです。大陽線を含めて6本のローソク足は波高きものの遅行線ベースでは僅か200円程度の値幅しかなく、しかも徐々に上値切り下げ下値切り上げの三角保ち合いを煮詰める形となっています。

5月第1週は2日立ち会いしかなく、同水準でチャートを埋めれば翌週はいよいよオプションSQとなります。日本相場が休みの間にNYが動いた場合、一気の暴騰・暴落も考えられる一週間です。
基本的には保ち合い放れに付けですが、GWの合間2日間にもやれることがあるんじゃないか?ってことが、このエントリの趣旨になります。でも、その前に日経現物の日足チャートも見ておきましょう。

2007Y04M28Dnikkei-D

見事な三角保ち合いなんですが、このチャートにも一カ所大事な部分があります。四角でかこった部分は、ダブルボトムからの上昇トレンドライン下限を割り込んだ後、これを試すものの超えず下値を切り下げたという動きです。このチャートは急落後ダブルボトムからの反発局面が終了したことを示唆しています。また、今後は図示した三角保ち合いを煮詰める動きから新しいトレンドを作ることが予想されますが、保ち合いの上値抵抗ラインと共に17,450円水準が引け値ベースでの高値水準として意識されることとなります。
ザラ場ベースにおいても三角保ち合いが収束していることが見て取れます。こちらからは高値17,500円、安値17,250円水準が5月第1週のザラ場レンジとして意識されることとなります。

保ち合いがどっちに放れるかは放れるまで分かりませんが、可能性を比較することは出来ます。実線雲中・遅行線<実線・転換線>基準線…1勝1負1引き分けですか。しかも転換線・基準線共に横向きと、一目均衡表からは五分ですね。
じゃぁ次は移動平均線で見てみましょう。ちょっと調べれば誰でも見れるのでチャートは省略しますが、日足移動平均線は5,10,20dMAがまとまりつつほぼ横向き。5dMAが10,20dMAを下回っており、実線はその5dMAに押さえられていることからやや弱気ではあるものの強い可能性を示すものではありません。こっちも五分です。
DMIもトレンドレス、ストキャスもどちらとも言えない水準、MACDもトレンドを示す程の動きはありません。本当に五分ですね。唯一五分じゃない材料があります。それはTOPIX日足チャートです。

2007Y04M28Dtopix D

こっちは三役逆転というだけではなく、直近三角保ち合いの下値支持線を切り下げています。この形から上放れするのは相当難しいため、これを手がかりとするのであれば、日経現物の三角保ち合いも下放れが予想されます。
とはいえこれも次のチャートを見ると今イチ自信がなくなります。TOPIX週足チャートです。

2007Y04M28Dtopix W

遅行線ベースでの下値抵抗ラインを割り込んで右肩下がりの動きとなっていることから、先安感を感じる線ではあるのですが…がっちり基準線と転換線の間に実線が挟み込まれています。
結局はこれを明確に抜けないことにはトレンドを決定することができないということなんですが、逆に言うとここまで方向性を見極められない保ち合いは、一旦放れると非常に大きく・長いトレンドを作る可能性が高いと言えます。その時期はそう遠くないと考えられ、具体的にはSQウィークとなるGW明け後一週間となる可能性もあります。

GWの合間2日間に出来ること、もうお分かりですね?

投稿者 ronjin : 23:15 | コメント (0) | トラックバック

4月第4週(その1)

月曜寄付き 17,589円
高値    17,656円
安値    17,221円
金曜引け値 17,400円

週初高寄りからかぶせ線に始まって、放れては戻りを繰り返した波高き一週間でした。多くのテクニカルシグナルを発生しており、いよいよGW明けには中期の方向性が出てきそうな雰囲気です。
週足でははらみ陰線包む陰線、週足引け値ベースでの値動きはここ一ヶ月ほとんどないものの、保ち合いの中上値の重さを意識させる形が鮮明になってきています。

5月第1週予想
予想上限 17,600円
予想レンジ 17,000円〜17,400円
予想下限 16,900円

5月第1週はGWの合間の2日立ち会いとなるため、先物大口売買に振り回される展開が続くことが予想されます。その中ではレンジ予想はあまり当てになりませんが、とりあえず雲上下限と2月高値・3月安値を基準とした三角保ち合いのトレンドラインは意識しておくべきだと考えられます。
日本市場とともにNY市場にも大きなトレンド転換点が近づいてきている雰囲気が見て取れます。今週は日本市場とは切っても切れないNY市場のテクニカルから見ていきましょう。

まずはダウ日足から。期間は3ヶ月です。

Dow D20070428

2月高値12,800ドル水準から急落後ダブルボトムを打つ形での反発。必要な押し目を付けて足場を固めながら上昇し、12,800ドルを上抜けても勢いが止まりません。このチャートからは、押し目程度の下落は想定されるものの、超えたネックライン12,800ドルを割り込むことはなく安定した上昇トレンドが継続するものと考えられます。

次にナスダック日足を見てみましょう。期間はダウ同様3ヶ月です。

Nas D20070428

ダウ同様の動きに見えますが、少し毛色が違います。四角で囲んだ部分に注目して下さい。2月高値を寄り付きで超えたにもかかわらず、陰線引けから保ち合いを経て上抜けという形になっています。上値抵抗ラインを突破したことによる先高期待よりも目先達成感が優勢だったことが伺えます。先週末にかけて上寄り引けの陽線によって同水準を突破した後は怖々ながら買いも入っているという状況です。この違いはどこから来るのでしょうか?その答は次のチャートにあるかもしれません。

ナスダック週足を見てみましょう。期間は3年です。

Nas W20070428

実はナスダック指数は過去3年間継続している上昇トレンドの上限水準に存在しています。2月高値時点でも同様であったことから、当時は今後数ヶ月を要して2,200ポイント水準までの調整があると考えていました(結局は予想に反して2,330ポイント水準での反発から2月高値を超えることとなりました)。しかしこれはナスダック市場にとって、より悪い結果を招く前兆となるかもしれません。今の勢いを継続することなく反落の動きとなり、突破したネックライン2,530ポイントを割り込むこととなれば、ナスダックは三山に向けた大きな下落相場への動きとなる可能性が高まります。

最後にダウ週足を見ておきましょう。期間は3年です。

Dow W20070428

ダウは週足においても強い動きとなっています。実線で図示される直近のトレンドラインを2006年10月に突破して2007年2月まで上値追いを続けてきた後、急落から反発・史上最高値更新という形です。
しかし、少し不自然な動きも見て取れます。四角でかこった部分、2月急落後の動きです。大陰線によって10月に突破した上昇トレンドラインを割り込んだ後戻り同水準まで、翌週反落の陰線という形はどう見ても上値追いが予想される線ではありません。にもかかわらず翌週大陽線によるトレンドライン再突破から押し同水準まで、上値追いから高値更新は強過ぎます。週足ベースでのダマシ線から大掛かりな踏み上げ相場になっているようにも見えます。
現時点では存在しませんが、破線で図示されるトレンドラインが存在する可能性があり、その場合現水準は同トレンドライン上限水準に位置します。

現時点では株価が好調であるためあまり声高には言われていませんが、アメリカ景気は確実に減速しています。実質GDP速報値は4年振りの低水準となり、企業業績も鈍化しています。記事には『底堅い企業業績は株高につながり、米景気を下支えする要因にもなりそうだ。 とありますが、私は逆じゃないかと思います。つまり『今は株高だから鈍化した企業業績も底堅たいと認識されている』のではないかということです。またサブプライムローン問題は今年後半以降のアメリカ景気にとって小さくない火種となる可能性が高いと考えられます。
こういうニュースがまとめて出てきたこの一週間は、大きなトレンド転換の前兆と捉えるべきかもしれません。

明確には天井が見えないダウと数年来のトレンド上限水準に位置するナスダックが、次にどちらに動くかは予断を許しません。しかしいずれにしても、大きなトレンド決定を近く控えていることが予見されます。

そんな中、日本市場の先行きはどうなのか?その話はその2に譲ります。

投稿者 ronjin : 11:23 | コメント (0) | トラックバック

2007年04月27日

4月27日 十字陽はらみ線

大引け(23時30分)

日経平均 17,400.41 ▼28.76

後場小高く寄り付いた後、分足雲下限までの上昇から反落。17,300円水準では反発から17,400円水準まで戻して引けています。ただし戻りも分足雲下限・日足雲上限までです。一時的に17,500円を超える動きも止め足では保ち合いを煮詰めることとなりました。

先物17,300円までの突っ込みからの戻り局面17,340円買い戻し。キャッシュポジションです。踏み上げを誘ったとは言え17,500円を超える前場の動きは少し異常です。結局マイナス引けしたことから、それほど大きな影響は出ないかもしれませんが、一応心に留めておいた方が良さそうです。

前引け(11時30分)

日経平均 17,360.00 ▼69.17

寄り付き前に発表された鉱工業生産指数が弱かったこともあり、日足・分足雲中での寄り付きとなりました。しかし一下げ後急反発に転じ、ちょっとした踏み上げも手伝って17,500円を超える水準までの上昇。その後短期の保ち合いを経て急落とジェットコースター相場になっています。
昨日に引き続き、腰の据わらないところに先物大口売買から振り回しの展開になっていますね。それでも引き続き日足ベースでのトレンドは下向きであり、基本的なスタンスはショートに構えて噴き上げには逃げる戦術が有効です。後場戻り目処は17,430円、下値目処は17,250円水準となります。

予想以上に弱い寄り付きとなったため(というか中途半端な寄り付きでした)、ひとまず日足雲上限水準までの戻り待ち。先物17,450円〜17,500円での保ち合いとなったため17,470円売り。もう一段の上昇となったため17,510円買い戻し。その後保ち合いの動きの下抜けを確認して17,490円売り、持ち越しです。私のシステムでは寄り付きからの上昇は取れませんね。何か新しいシステムを考えてみます。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 13105.50 △15.61
NASDAQ 2554.46 △6.57
CME225 17525 △65
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り5550万株、買い3670万株
差し引き1880万株の売り越し

NY市場は続伸。ダウは連日の高値更新となっています。特にコメントすることもなく強いですね。CME225先物は17,500円を超えて返ってきています。現物寄り付き17,500円を超えれば17,450円を底とした短期上昇トレンド、下回った寄り付きとなれば17,380円〜17,500円の保ち合いとなる可能性が高いと考えられます。17,400円を下回る寄り付きとなれば、再び雲下限を目指した短期下落トレンドが予想されます。

17,500円水準での保ち合いは上を、17,400円を割り込む寄付きには成り行きで売ります。

投稿者 ronjin : 08:36 | コメント (0) | トラックバック

2007年04月26日

4月26日 たすきの掛け返し

大引け(16時)

日経平均 17,429.17 △193.01

後場寄り上放れから上昇も現物17,500円に届かず売り押される展開。ある程度予想された動きとは言え相場全体にやる気のなさが漂っています。今日もまた一段と保ち合いを煮詰める動きとなっています。日足ではたすき線、昨日に続いて連続のたすき線となっており、(一応)上昇シグナルです。
NYの強さが波及したとは言えず、先物のまとめ買い・まとめ売りに現物も振り回されているだけです。逆に言えば比較的シンプルな動きとも言え、小いさな値幅取りには簡単な地合いとも言えます。GW明けまではこんな調子が続くのでしょうか。

前引け時点である程度予想された展開だったため、後場寄りで買い戻しからドテンの買い、17,500円で売り。キャッシュポジションです。嫌な予感程よく当たります。

前引け(11時50分)

日経平均 17,365.64 △129.48

17,500円どころか雲上限17,400円水準すら下回る寄り付きとなりました。寄り付きから一吹きするも雲上限を天井に反落から17,350円水準での保ち合いとなっています。30分足で見たときの今日の寄り付きは、下方三角保ち合いの上値抵抗線を上放れての寄り付きになっています。同時に5分足一目均衡表においても雲上寄り付きとなっており、強い上昇トレンドの発生が予感される形です。にもかかわらず日足雲を上抜けすることが出来なかったことは、日足ベースでのトレンドが下向きであることと、同水準が支持・抵抗帯として未だ強く機能していることを示しています。
一時分足雲中に突っ込んだものの再び上昇に転じる等、狭い範囲での保ち合いが続いています。前引け時点での日足ははらみ十字小陽線(陰線の後)となっており、このまま保ち合いで引ければ明日反発続伸となる可能性もあります。
GW前の一週間ということで出来高も少ないため、仕掛けには反応し易い地合いとなっています。基本的なスタンスはショートにとって、吹き上がる動きにはすぐさま買い戻しをかける小幅は値幅取りが続きそうです。

雲上限で頭打ちの様相を呈した先物17,410円打診売り。短期保ち合いを経て下抜けた17,370円追撃売り、持ち越しです。ちょっと嫌な雰囲気です。後場現物17,420円超えでLC、17,300円水準での保ち合いから反発となれば小幅利確、下抜ければ雲下限17,200円水準での利確を予定しています。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 13089.89 △135.95
NASDAQ 2547.89 △23.35
CME225 17495 △215
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3680万株、買い3220万株
差し引き460万株の売り越し

昨日後場の相場は17,300円水準に上値を抑えられた保ち合いでした。日足雲下限が下値サポートラインとして機能していますが、今日の寄り付き雲下限を割り込むこととなれば大幅安の展開が予想される線でした。日足ではたすき線、前日陽線を下げ足の差し込み線(一本目)とする反落の一日となっています。
NY市場は大幅上昇となりました。ダウが非常に強く、ナスダックはまだ弱いところを見せているものの引きずられる形での上昇となっています。CME225先物は17,500円水準での返りとなっています。17,400円〜17,500円は多くの支持・抵抗線が集まる厚い帯となっています。寄り付きこの支持・抵抗帯をまとめて超えてくれば、同水準を底値とした動きも期待出来ます。17,500円に届かない寄り付きなら雲上限17,400円〜転換線17,500円での攻防戦が予想されます。
NY市場が上抜けしたことから、日本市場もこれに連れて上値追いとなる可能性も出てきました。ただ今日の寄り付き前注文動向も460万株の売り越しとなっており、好調が予想されるNY市場とは一線を画したものとなるのかもしれません。
いずれにしても日足ベースでのダウントレンドは継続しており、まだしばらくは先物押し目を買うよりは吹き上げを売る戦術がいいのではないでしょうか。

17,500円水準調整での保ち合いは上を売ります。17,400円水準調整での保ち合いは抜けに付きます。

投稿者 ronjin : 08:32 | コメント (0) | トラックバック

2007年04月25日

4月25日

前引け(11時30分)

日経平均 17,284.59 ▼167.18

日足雲中かつ分足雲を割り込んだ水準での寄り付きから下落。戻りを試しつつ17,200円水準までの下落から、やや戻して前引けとなっています。後場寄りから1時過ぎまでは雲薄く、急騰から17,370円を底にした動きもあり得ますが、基本的にはダウントレンド継続。よくて17,330円水準に上値を押さえられた保ち合いから再び17,200円を目指す展開が予想されます。17,200円水準は日足雲下限に相当するため、この水準では売り方利確が望ましいと考えています。

17,380円・17,350円売り、17,320円・17,270円買い戻し。キャッシュポジションです。今日の大引けエントリは遅くなります。

寄り付き前(8時40分)

NYダウ 12953.94 △34.54
NASDAQ 2524.54 △0.87
CME225 17450 同値
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4110万株、買い3180万株
差し引き930万株の売り越し

NY市場は反発。ダウが小じっかりしてるのに対してナスダックはどうも腰が据わりません。この3日間、ほぼ同値での引けとなっており、一文天井の様相も呈しています。
CME225先物は昨日の大証先物引け値と同値での返り。寄り付き前の動き次第で日足雲を割り込むかどうかが決まりそうです。昨日後場の急騰はいまだに不思議な動きでしたが、結果としてdMAの収束を進めることとなりました。下放れから陰線引けとならなかったことから下方トレンド確定とはなりませんでしたが、今日再び雲中寄り付きから雲上限を天井にする動きとなればいよいよ下抜けとなるかもしれません。

現物分足一目均衡表においても17,400円がスタティックラインとして意識される水準となっています。寄り付きこれを下回れば、同水準が上値抵抗ラインとして機能することが予想されます。
現物寄り付きを待って17,400円を割り込めば売り。上回れば17,500円以下の保ち合いの上を売ります。

投稿者 ronjin : 08:24 | コメント (0) | トラックバック

2007年04月24日

4月24日 下放れ陽線

大引け(16時40分)

日経平均 17,451.77 ▼3.60

前引け水準での後場寄りから急騰。一時17,500円まで上昇も5dMAに押さえられる形で下落、昨日引け値とほぼ変わらずの引けとなっています。雲中寄り付きから後場一気に雲上抜けの動きは不思議ですが、日足雲上限がとても強い下値抵抗線となっていることは意識されます。今後数日に渡って17,400円〜17,600円水準での保ち合いを経てトレンド決定となるのかもしれません。

17,400円買い戻し、キャッシュポジションです。その後売り買いの場は見当たりませんでした。現時点では今日の寄り付きが下落トレンドへの切っ掛けとなったという見立てに変わりありません。

前引け(11時30分)

日経平均 17,315.19 ▼140.18

日足雲中での寄り付きから雲上限までの戻りを試して反落。明確な短期下落トレンドです。下値目処はひとまず17,250円水準。戻って雲上限17,400円水準となります。

寄り付き成り打診売り、雲上限までの戻り保ち合い17,420円追撃売り。持ち越しです。突っ込みで先物17,300円割れの保ち合いで一部買い戻し、先物雲下限17,230円水準では全玉買い戻します。

1315分追記
後場寄りからの急騰、驚きましたね。ただ、現時点においても下落トレンドに変更はありません。先物17,400円買い戻しから様子見です。戻った理由は分かりませんが、とりあえず売り時を探る展開が続いています。このまま17,500円を超える動きとなれば一転押し目買いに構えることになります。


寄り付き前(8時40分)

NYダウ 12919.40 ▼42.58
NASDAQ 2523.67 ▼2.72
CME225 17450 ▼30
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3790万株、買い2710万株
差し引き1080万株の売り越し

NY市場は反落。ダウ・ナスダック共に前日の上昇を受けての高値保ち合いという形です。ナスダックが保ち合いの様相を呈していますが、さほど意識する程でもありません。前日の上昇を受けた素直な動きであり、これをもって何らかのシグナルとは言えません。
ただし注意すべきことが一点。日中足で見るとダウ・ナスダック共に前日引け値水準での保ち合いから午後2時頃急落しており、上値の重さを嫌った売りが出ています。これが利益確定の売りで済めば反発から上値追いとなりますが、新規の売りを巻き込めば天井から反落という形になります。今晩のナスダックの寄り付きが5dMAを守れるかどうかに注目です。
CME225先物はほぼ変わらずでの返り。このまま素直な寄り付きとなれば下値を日足雲上限17,400円水準、上値をまとまってきたdMA17,550円水準に押さえられる動きが予想されます。dMAがやや下向きに収束してきていることから上抜けは押され、下抜けは加速する可能性が高まっています。

先物寄り付き雲上なら分足雲下限17,550円〜17,500円水準での保ち合いの上を売ります。寄り付き日足雲上限を割り込むこととなれば成り行きの売りに出ます。

投稿者 ronjin : 08:10 | コメント (0) | トラックバック

2007年04月23日

4月第3週

月曜寄付き 17,507円
高値    17,782円
安値    17,219円
金曜引け値 17,452円

動きの大きな一週間でした。週足では上下に長いひげを付けた小陰線となり、保ち合いを継続する形となっています。

4月第4週予想
予想上限 17,850円
予想レンジ 17,70017,000円〜17,700円
予想下限 16,900円

保ち合いを煮詰めている現状では予想レンジはあまり当てになりません。波高き線が続くのであれば予想レンジいっぱいに振れて、週足遅行線は動かずということもあります。上記予想上下限を超える動きとなった場合は、少なくとも短期的に強いトレンドの発生が予想されます。
現在の日経平均は、長期上昇トレンドにおける短期保ち合いという状況です。これをどちらに抜けてくるかはテクニカルからは判断出来ません。ただ本格的に上昇を継続するためには、少なくとももう一度16,700円水準までの下値確認が必要だと思っています。逆説的ですがこれを達成するためには、GW明けにかけて現在の保ち合いを下抜けする必要があります。
ファンダメンタルズは強くNYも強い動きをしていることから、どうしても上を見てしまいがちです。長期的にはそれでもいいのかもしれませんが、テクニカル的には底が入った状況ではないことに留意していきたいものです。

投稿者 ronjin : 08:57 | コメント (0) | トラックバック

4月23日 かぶせ陰線(はらみ陰線の後)

大引け(15時40分)

日経平均 17,455.37 △2.75

後場寄付きこそ前引け水準となったものの、すぐさま売られる展開。保ち合い下抜け後、分足雲もあっさり割り込んで日足雲上限まで。同水準では反発の動きとなるものの17,450円水準での引けとなっています。日足では陰線に被る長陰線、ほとんど包み陰線となりました。
明確なトレンドが出ない中、dMAの収束が進んでおり、今週中には今後数週間に渡る中期トレンド決定シグナルが出る可能性が高まってきています。5,10,20dMAは収束しながら徐々に下向きとなっており、今週どこかで日足雲中寄り付きから陰線引けとなれば下方トレンド決定となります。

後場下抜けの17,610円追撃売り。17,500円・17,450円買い戻し。キャッシュポジションです。明日17,570円を割り込む先物寄り付きとなれば再び売り参戦します。

前引け(11時30分)

日経平均 17,617.51 △164.89

CME225先物に鞘寄せする形で始まった今日の相場ですが、やはり現物17,650円水準を高値とした保ち合いとなっています。下からhMAが押し上げる形となっているため、今の保ち合いは時間足ベースでは強い保ち合いです。しかし同時に、日足ベースでの現水準は短期三角保ち合いの上限に存在しており、上値が重くなっています。
後場寄り17,650円を超える寄り付きとなれば、日足三角保ち合い上放れとなることから17,800円水準までの上昇も視野に入ってきます。それ以外の寄り付きでは、上値追いは難しく感じられます。現水準での保ち合いのまま引ける可能性も高く、デイトレには適さない一日となるかもしれません。

寄り付き吹き上げから押し、戻った先物17,660円売り。一時17,680円まであってヒヤっとしましたが、保ち合いとなって一安心です。現物17,650円オーバーでLC。引けには手じまいます。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 12961.98 △153.35
NASDAQ 2526.39 △21.04
CME225 17625 △215
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4240万株、買い3670万株
差し引き570万株の売り越し

金曜日のNY市場は上昇。ダウに続いてナスダックも急落時前の高値を超えてきました。ダウは天井圏での超大陽線、ナスダックは高値更新しての首つり線となっているため、買い方一旦利食いの急所となっています。
CME225先物は17,600円を超える返りとなっています。現物寄り付きで先週木曜日に空けた窓を窓を持って埋め返すことが予想されます。木曜・金曜の二本の線を捨て子とする可能性もあります。しかしすぐ上17,630円〜17,660円水準は比較的厚い上値抵抗帯があるため、寄り付きでこれを超えてこないことには上値追いは難しいかもしれません。

引き続き売りに構えます。現物17,650円水準での保ち合いは、保ち合いの上を売ります。

週足解析は今から書くのでもう暫くお待ちください。

投稿者 ronjin : 08:25 | コメント (2) | トラックバック

2007年04月20日

4月20日 はらみ陰線(下放れ陰線の後)

大引け(16時40分)

日経平均 17,452.62 △80.65

気の抜けた一日でした。出来高も少なく方向感もありません。一目均衡表上では分足雲上限に沿った動きであり、日足雲上限と転換線に挟まれた動きです。同時に移動平均線でも75dMAと5dMAに挟まれた一日となっており、積極的に方向感を出す動きとはなりませんでした。昨日カットしたダブルボトムからの上昇トレンドラインを下回る寄り引けとなったことから、今日のはらみは下抜ける可能性が高い形となっています。

取り引きなしの一日、キャッシュポジションです。後場引け近くの17,480円は売りたい気持ちいっぱいだったんですが、思ったより強いNYが怖くて見送りました。現物引け後の大証先物は値を崩して17,410円で引けています。

前引け(11時20分)

日経平均 17,459.89 △87.92

分足雲中での寄り付きから同水準での保ち合い。前引けにかけて分足雲を消極的に上抜けしています。高寄り保ち合いは行くに行けずの線。今日いっぱいは日足雲上限を底に17,500円水準を天井に保ち合いの展開となるのかもしれません。短期的なトレンドは上向きであり、底抜けるよりは上値追いの午後となる可能性が高いと考えられます。

前場取り引きなし。キャッシュポジション。現物17,500円を抜ける動きには付きます。


寄り付き前
(9時)

NYダウ 12808.63 △4.79
NASDAQ 2505.35 ▼5.15
CME225 17450 △60
外資系13社の寄り付き前注文動向は
売り4700万株、買い3210万株
差し引き1490万株の売り越し

NY市場はまちまち。ダウは高値保ち合いの続伸、ナスダックは続落。ナスダックは続落ながら週窓を埋めて陽線で引けていることから、調整一巡・押さえ込みから反発も期待出来る形となりました。今晩5dMAを超えて寄り付くことがあれば上値追いが予想されます。
CME225先物は小幅に上昇して返ってきています。現物今寄り付いて17,470円水準、分足雲中です。この水準だと一気の上値追いは難しいかもしれません。分足雲上限に押さえられて17,300円〜17,500円の保ち合いか、上値追うとしても一旦17,400円を割り込む水準まで押してからになりそうです。

寄り付きに間に合わなかったので、まずは様子見。

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2007年04月19日

4月19日 下放れ下ヒゲ陰線(はらみ陽線の後)

大引け(16時)

日経平均 17,371.97 ▼295.36

後場も下放れて17,300円を下回る寄り付きとなりました。17,200円水準では反発の動きとなりましたが結局前引け水準までの戻りで一日を終えています。引け値17,370円は分足雲下限、短期的には下落途上の戻り局面に過ぎず、明日17,300円どころを上値とした下落継続となる可能性も高いと考えられます。
今日は週足解析に書いた

4月4日の窓を埋めるためには、少なくとも雲入りと上昇トレンドラインのカットが必要となるため、一時的に短期のダウントレンドに入ることが予想されます。その後反発となるか続落となるかは現時点では断言出来ません。

この部分の動きです。今日の動きを見る限りでは短期的には非常に弱い動きですが、これをもって振り落とし、下窓埋めから反発の動きとなる可能性もあります。明日日足雲上限を超えて(出来れば17,500円水準で)寄り付けば、日足雲上限での底値固めから反発となるかもしれません。

昨日今日と想定を超える動きが続いています。スタンスが売りに傾いてる私でさえ今日の寄り付きを売るのをためらうぐらいだったので、買い方はそれ以上に反発を期待したのではないでしょうか。後場の下放れを見てひとまず投げが出たように見えますが、これが底とは思えないですね。引き続きスタンスをショートよりに取っていきます。
先物17,250円からの戻り17,280円買い戻し、キャッシュポジションです。

前引け(11時20分)

日経平均 17,412.41 ▼254.92

寄り付き前に先物気配切り下げて、大証先物は17,510円での寄り付きとなりました。先物は17,530円の寄り付きから上値追うことなく下落。日足雲上限水準では反発の動きとなりましたが、17,500円を超える水準では反落から日足雲上限水準での前引けとなっています。
寄り付き分足雲下限を割り込んだとは言え、全く上値を追わない動きは異常に弱いですね。寄り付き前注文動向が大幅売り越しだったことも無関係ではないでしょうが、ここへ来て高いと見た向きの利益確定の動きが加速しているのかもしれません。前引け際には朝一の突っ込みを下回る場面もあったことから、後場反発も難しそうに見えます。

想像以上に安く寄り付いたため、寄り付きでの売り建て見送り。17,500円を下値目処としていたものの、これもあっさり割り込む動きとなりました。現物戻り寄り付きに届かず反落となれば売りに変更、先物17,520円から反落の動きとなった17,480円売り建て、持ち越しです。
もう少し上で売れれば良かったんですが、この動きは想定範囲を超えたものでした。結果前引けにかけて下がったから良かったようなものの、あまり上手い取り引きではありませんでしたね。


寄り付き前(8時40分)

NYダウ 12803.84 △30.80
NASDAQ 2510.50 ▼6.45
CME225 17630 ▼30

外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4830万株、買い3330万株
差し引き1500万株の売り越し

NY市場はまちまち。ダウは続伸で史上最高値更新、ナスダックは続落となっています。この二日の値動きはダウ+80ドル・ナスダック−8ポイント。ちょっと珍しいですね。ダウが高値更新となったことで目先天井感が出るのか、それとも高値保ち合いからさらに上値を追うのかというところです。毎日書いてますがナスダックの月曜日の動きは週足ランニングギャップ、これを埋める動きは意識されます。
CME225先物は小幅安での返り。CME225先物水準で大証先物が寄り付いた場合、日経現物は分足雲中での寄り付きとなり、同時に保ち合い下放れとなります。上値17,640円水準を高値とした保ち合いとなれば、後場分足雲下に出ることとなり、上値重く17,500円水準までの下落が予想されます。現物寄り付き17,640円を超えれば、同水準を底値とした保ち合いから前引けにかけて再び17,700円を伺う展開が予想されますが、いずれにしても上値重く17,700円〜17,500円でのボックス相場となる可能性が高いと考えています。

上記ボックスを拾うスタンスを取ります。現時点での大証先物は17,630円、この水準で寄り付けば打診売りから現物17,700円まで売り上がり、保ち合いした抜けで追撃売り。現物17,700円を明確に超えればLCに動きます。下値目処は17,500円。

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2007年04月18日

4月18日 はらみ陽線

大引け(15時50分)

日経平均 17,667.33 △139.88

前引け水準の寄り付きから一時分足雲上限を割り込むも17,600円に届かず反発。再び17,700円を目指すも届かずという後場でした。思ったより強く、引け値においても予想を上回っています。日足でははらみ陽線、5dMAの上で寄り付きて下回ることなく引けています。保ち合いの中ボリンジャーバンドの+2σを押し上げる動きとなっており、下値固めとも見える動きが続いています。
短期的には一気の水準調整から保ち合いと、最近の動きの例に漏れません。引き続き売り買いともに腰の据わらない相場となっています。

17,640円タッチの17,650円売り、17,660円タッチの17,650円買い戻し。ゼロロスのキャッシュポジションです。いつになればしっかりした方向感が出てくるのか分かりませんが、もう暫くはデイトレで小銭稼ぎですね。

前引け(11時20分)

日経平均 17,648.66 △121.21

寄り付き前に大証先物気配切り下げて現物昨日終値近辺での寄り付きとなりました。分足雲下限までの一気の上昇から一揉みして上抜け、17,700円を捉える水準から保ち合いの形となっています。

思った以上に安い寄り付きになったため、分足雲下限水準までの戻り待ち。あっさり17,600円を超え雲中突入となったため、引き続き様子見。17,700円を捉えた後保ち合いとなっていますが、まだ上がないとは言い切れない状態となっているため、キャッシュポジション継続です。


寄り付き前(8時30分)

NYダウ 12773.04 △52.58
NASDAQ 2516.95 ▼1.38
CME225 17665 △55
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り5640万株、買い4080万株
差し引き1560万株の売り越し

NY市場はまちまち、ダウが終日高値圏での動きであったのに対してナスダックは前日引け値を行き来する展開となりました。ダウは再び史上最高値圏に面合わせ、ナスダックは放れ陽線にはらむ十字小陰線となっています。引き続きナスダックは週足ランニングギャップを空けた状態であるため、下方吸引力は強いことが意識されます。
CME225先物は17,665円での返り、同水準現物換算はちょうど分足雲中に相当します。現物寄り付き17,620円を下回るか、17,660円を上回れるかが前場の動きを予想する手がかりになります。
ただいずれにしても引け値では17,450円〜17,600円の範囲に収まる可能性が高いため、このレンジをザラ場外れて保ち合ったときは向かってみるのも一興です。

基本的にははらみ線を意識しているためひとまず様子見です。日足雲上限17,400円水準からの保ち合い反発局面では買い、直近高値17,700円水準での保ち合い反落局面では売りで入ります。現物寄り付き17,620円割れは打診売りで臨みます。

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2007年04月17日

4月17日 かぶせ陰線

大引け(15時20分)

日経平均 17,527.45 ▼100.85

後場寄りギャップダウンで雲下寄り付きから下落、17,500円を割り込む水準からの反発保ち合いで17,550円水準引けとなっています。日足では大きなかぶせ陰線。雲上限までも今一歩、上窓下限までも今一歩と中途半端な動きとなりました。再びはらみ・上抜けから17,850円までの上昇の可能性も残しています。
明日寄付き17,650円を超えれば再び窓下限までの上昇も考えられます。17,600円以下の寄り付きとなれば、同水準を頭とした保ち合いから、昨日空けた分足窓埋め17,400円水準までの下落も想定されます。下放れて日足雲上限を上回る寄り付きとなれば17,500円水準での保ち合いから方向性を出す展開が予想されます。

後場寄りに間に合わなかったため分足雲割れの寄り付きに付くことができませんでした。先物17,500円割れからの戻り局面17,520円での買い戻し。キャッシュポジションです。

前引け(12時40分)

日経平均17,669.78 △41.48

前場高寄りから保ち合いを経て下落。分足雲上限付近での前引けとなっています。現在後場寄り10分程度ですが、雲をカットダウンしての寄り付きから17,600円水準までの下落となっています。前場17,750円水準からの保ち合い下抜けは売りの急所、現在17,600円水準は保ち合いとなれば買い戻しの急所です。ただし、底確認まではまだ下がる可能性があるので様子見が吉です。

前場先物17,750円を底とした保ち合いの下抜け17,740円売り建て。持ち越しから買い戻し場を探っています。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 12720.46 △108.33
NASDAQ 2518.33 △26.39
CME225 17885 △235
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り5940万株、買い5040万株
差し引き900万株の売り越し

NY市場は続伸。ナスダックは窓空け続伸となり、節目窓空けでの寄り付きとなったことで寄り切りの大幅高になっています。この窓は同時に週足窓となっており、短期的な急騰から埋め戻る可能性が高いと考えられます。今日・明日にでも埋めて反発に転じれば上値追い、週前半高止まりからオプションSQに向けて急落となれば下抜けも考えられます。基本的には強い形ですが、この上昇を見て買い付くのは危険です。
連れてCME225先物も200円を超える上昇での返りとなっています。先物17,885円水準は現物17,850円近辺、急落時窓下限水準となります。窓中寄り付きで下を見ず窓埋めまでの上昇も考えらます。窓下での寄り付きであれば窓下限を天井とした陰線の動きとなる可能性が高まります。

一気に予想上限までの動きとなりそうです。これを超えて寄り付けば踏み上げから窓埋めもあります。超えず寄り付きとなれば17,850円水準での売り買い交錯することが予想されることから、この保ち合いを抜けた方に付きます。

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2007年04月16日

4月16日 はらみ陽線

大引け(15時40分)

日経平均 17,628.30 △264.35

後場寄り一時売り押されるも17,600円を底にして反発。しかし前場高値を超えることは出来ず、引けにかけて再び17,650円を割り込んで、分足雲に入り込んでいます。日足でははらみ陽線、この形でははらみにはさほど意味がないように見えますね。17,600円を超えて、同水準を底とした動きになったことは強い動きです。明日上放れて17,700円を超える寄り付きとなればいよいよ17,850円にトライする動きとなるでしょう。

17,600円を底にした反発局面、先物17,660円で買い戻し。そもそも売りから入ったのが間違いな一日でした。しかし前日引け値から100円以上の値動きを持って寄り付く日が多いですね。売り方も買い方も腰が据わってない証拠です。こんなときはスカルピングで小銭を稼ぐしか方法がないですね。
なんだかんだで日経平均は上昇トレンドに乗ってるようには見えるんですが、もう少し売りから入ろうと思ってます。

前引け(11時30分)

日経平均 17,653.97 △290.02

分足雲中で寄り付いた後寄り一で上抜け、短い保ち合いで雲上限を底値として上昇。17,700円近くまでの一気の上昇から17,650円を挟んだ保ち合いとなっています。

思ったより高い水準までの上昇となったものの、17,700円水準はデイトレ吹き上げ売りの急所と見て先物17,700円売り建て持ち越し。後場現物17,700円超えでLC、いずれにしても引けにはキャッシュポジションに戻します。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 12612.13 △59.17
NASDAQ 2491.94 △11.62
CME225 17545 △145
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2340万株、買い2660万株
差し引き320万株の買い越し

NY市場は続伸。保ち合いを上抜ける形となり、上昇トレンド入りのシグナル。しかしナスダックは急落時窓埋めを達成したため、ここが戻り天井となる可能性もあります。下落途上の戻り天井となるか本格的な上昇トレンド入りとなるか、今週のNY相場の動きは重要です。週末にはオプションSQもあるため、これを意識した動きも出ると思われますが、その中で底堅く推移出来るかどうかに注目されます。
CME225先物は145円高での返り。下放れ陰線からそれを包む陰線と非常に弱い形で週末を迎えており、NY市場の上昇を素直に反映出来るかどうか難しいところです。寄り付きから上昇しても17,600円、雲上限を底とする可能性が高いですが、これも盤石の下値支持線とはならないでしょう。

ひとまず様子見から売りどころを探ります。現物寄り付き17,480円を割り込めば成り行き売り、17,520円を超えれば17,600円水準までの上昇から保ち合いを探ります。

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2007年04月15日

4月第2週

月曜寄付き 17,606円
高値    17,747円
安値    17,327円
金曜引け値 17,363円

月曜寄付きで、先週末時点での予想レンジを超えました。この時点で下値17,600円にサポートされた上昇トレンド入りも予想されたのですが、前半保ち合った後木曜日・金曜日にかけて値を崩し、日足雲を割り込んで一週間を終えています。金曜日にザラバ足で17,600円をカットしたことから、この水準は既にスタティックラインとして機能しない可能性が高まっています。週足では保ち合いにかぶる陰線、上昇機運に水を刺す形です。

4月第3週予想
予想上限 17,850円
予想レンジ 17,250円〜17,700円
予想下限 16,800円

金曜日の下げで3月16日ザラ場を底とした上昇トレンド下限付近まで下げています。しかしトレンドラインまでは今一歩下げ足りず、また4月4日の窓を埋め残しています。これらのことから週前半に17,250円水準までの下げを経て、反発に転じれば再び17,850円を目指す動きが予想されます。この17,250円水準は押し・戻りの目処として意識しておく必要があります。
金曜日のNY市場は続伸し、連れてCME225先物も17,545円での返りとなっています。大証先物がこの水準での寄り付きとなれば日経現物は17,500円を少し上回った水準で寄り付くことが予想されます。その場合、ひとまず日足雲上限17,420円水準が下値支持線として機能することが予想されます。しかし週前半の日足雲は薄く、さほど堅い支持・抵抗帯とはならないでしょう。
4月4日の窓を埋めるためには、少なくとも雲入りと上昇トレンドラインのカットが必要となるため、一時的に短期のダウントレンドに入ることが予想されます。その後反発となるか続落となるかは現時点では断言出来ません。
最も弱い形は月曜日に日足雲上中寄りしたにも関わらず、雲を割り込んで17,300円を下回る動きとなった場合です。こうなれば週を通して雲下限に上値を押さえられた動きが予想され、下値目処は突っ込みで16,900円となります。
上の予想下限はそれすら下回っており、もし16,800円水準までの下落となった場合は翌週からはさらに大きな下落が予想されますが、現時点ではまだその可能性は高くありません。

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2007年04月13日

4月13日 包み陰線(陰線の後)

大引け(19時10分)

日経平均 17,363.95 ▼176.47

後場分足雲を割り込んで小安く寄り付いて下落。17,400円を割り込む水準では戻りを試すも力なく続落の動き。昨日の陰線を包む陰線となり、日足雲下限も割り込んでいます。ひとまずダブルボトムからの上昇トレンドの下値支持線まで到達しているため、押し一巡とも見れます。しかし4月4日に空けた窓を埋めておらず、上昇局面における調整としても中途半端であり、少なくともあと数十円の下落が考えられます。来週寄り付きで今日の安値を下回ることとなれば上昇局面における押し目ではなくなるため、注意が必要です。

思った以上の急落でした。ただ、後場寄付きで分足雲を割ったことで、様子見から売りへのスタンス変更が容易であったのが救いでした。それでも寄り付きからの下落は速く、売れたのは17,500円。引け前の保ち合い17,370円での買い戻しとなりました。ひとまず下値支持線に到達したことから一旦の買い戻しとはなっていますが、底抜けとなる可能性も高いと思っています。

前引け(11時50分)

日経平均 17,565.17 △24.75

SQ算出に絡んで高寄りした日経平均でしたが、徐々に値を下げる展開になっています。寄り付きからの動きで昨日空けた上窓を埋めて、その後の下落で今日空けた下窓を埋めています。窓理論的にはスタンスはイーブンですが、5dMAを割り込んだ寄り付きから陰線に被る陰線となっており、上値の重さを見せています。

前場取り引きなし、キャッシュポジションです。後場上昇したとしても17,650円水準が上値目処として意識されますが、下値もせいぜい17,500円程度でしょうか。hMAの収束が見られることから、17,550円水準での保ち合いから抜ける動きとなれば付いていこうと思います。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 12552.96 △68.34
NASDAQ 2480.32 △21.01
CME225 17630 △110
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3990万株、買い3910万株
差し引き80万株の売り越し

NY市場は反発。ナスダックは包み陽線となっています。振り落しを終えて今晩にも上放れそうな雰囲気ですね。CME225先物は110円高での返り。現物寄り付き17,600円水準となれば17,700円水準までの上昇は見込めますが、これを超えて上値追いは難しいように感じます。週末ということもあり、積極的に売買するよりは少し様子見したいところです。

TOPIXの1,730〜1,740ポイント付近を埋める動きになるのかなぁと思いつつ前場様子見予定です。日経平均は雲に底値をサポートされており、TOPIXは雲に上値を押さえられています。NYの動きに右往左往してるだけで自ら動けない日本相場では、このどちらかをブレークするのは難しいのではないでしょうか。

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2007年04月12日

4月12日 普通の下落

大引け(17時)

日経平均 17,540.42 ▼129.65

後場寄り小高く17,500円を底に上昇するも、下がってくる分足雲下限に押さえられて下落。一時17,500円を割り込んだ水準から反発し、引けにかけて分足雲中への動きとなっています。日足では下放れ下ヒゲ陰線。前三日分の足をIRTとする動きですが、その割には強いというか、底堅いですね。
窓空けて寄り付いたことが少し気になりますが、今日の動きは月曜日に空けた週足ランニングギャップを埋める動きであり、普通の下落です。IRTとはいえ大きな下落シグナルと見るのは早計でしょう。今回の下落における下値目処は17,300円水準。明日17,500円を割り込む寄付きとなれば17,550円を上値とした動きが予想されます。

上に書いたように今日の下落自体は普通の下落です。今日空けた窓を明日にでも埋めることとなれば更なる上値追いも予想されます。でも私はどうしても上値を追うとは思えません。暫くは17,500円を挟んだ保ち合いとなる可能性も高いのですが、その後底が抜ける可能性は低くありません。個別銘柄の買い建てなどには注意が必要だと考えています。
17,570円売り17,520円買い戻し。キャッシュポジションです。

前引け(11時40分)

日経平均 17,477.25 ▼192.82

17,600円を上回ったものの、5dMAを割り込んでIRTでの寄り付き。上値追うことなく17,500円を割り込む動きから前引けにかけて底打ちとも取れる形になっています。ひとまず下げ止まってはいますが17,500円水準での保ち合いから、再び下値を探る展開が予想されます。

先物17,600円追撃売り、17,500円全部まとめて利確買い戻し。やっとちょっとスッキリしました。後場先物17,550円水準での保ち合いには再び売り参戦を考えています。


寄り付き前(8時30分)

NYダウ 12484.62 ▼89.23
NASDA 2459.31 ▼18.30
CME225 17640 ▼50
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4040万株、買い3810万株
差し引き230万株の売り越し

NY市場は下落。上値が重くなってきた保ち合いから下抜け、現時点ではふるい落としの動きです。CME225先物は50円安の返り。現物寄り付き17,600円を割るかどうかに注目です。割らなければ昨日までの保ち合いを継続する可能性が高く、割れば二空窓埋めから17,500円への動きも予想されます。5dMAを割って寄り付くこととなれば同水準が上値として機能する可能性が高いと考えられます。

現物17,600円割れでは追撃売り、17,700円に近づけば小幅に利確買い戻し。ひとまず昨日の持ち越しに損失が出なかったことにホッとしています。

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2007年04月11日

4月11日 今日も保ち合い

大引け(15時50分)

日経平均 17,670.07 △5.38

後場下放れた寄りから17,600円に接近するも割らず反発。昨日終値を超えて分足雲上限への動きから保ち合い。狭い範囲での保ち合いとなりました。日足では上寄り引けの十字陰線、二日続けて一昨日陽線内での動き。一段と保ち合いを煮詰める動きです。
後場寄り分足雲割れた下放れの寄りは底抜けシグナルです。結果ダマシとなったわけですが、かといって上値を追うわけでもなく、しつこい保ち合いになっています。
TOPIXは雲上限での十字線となっており、明日これを上抜けた寄り付きとなれば日経現物に続いて日足三役好転での寄り付き。TOPIX1,740ポイント、日経現物17,700円を底とした上昇トレンド入りが予想されます。逆に今日の安値を割り込む動きとなれば中途半端な位置ではありますが宵の明星、ひとまず1,710ポイント・17,300円水準までの下落が視野に入ってきます。

分足雲割って下放れた寄り付きとなったことから、戻り17,680円売り。上抜けた17,690円買い戻し。久しぶりに裏表でやられました。曲がってるわけではないとは思うのですが、うまく抜けません。多少運試しのところもありますが引け際17,700円売り建て、持ち越しです。

前引け(11時30分)

日経平均 17,679.02 △14.33

17,700円水準での寄り付きから上下に振れて17,680円水準での保ち合い。一気にhMAをまとめる動きになっています。今週金曜日にはオプションSQもあるため、動くのであればそろそろかなという雰囲気です。

17,700円買い17,690円売り。寄り付きからのバタバタにやられました。そろそろ保ち合いにも飽きて大きな動きが出てきそうな雰囲気です。後場寄り放れには付きます。ひとまずのレンジは現物17,550円〜17,850円。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 12573.85 △4.71
NASDAQ 2477.61 △8.43
CME225 17735 △45
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4270万株、買い4300万株
差し引き30万株の買い越し

NY市場は小幅高。ダウは4年振りの8連騰となりました。とはいえ上昇力は弱く、ナスダック共々行き詰まりの様相を呈しています。5dMAの上に位置する間はイーブンからやや強気でいいとは思いますが、積極的に買える展開とはなりません。ただしナスダックは前日の陰線を包む陽線となっており、今晩2,480ポイントを超えて寄り付くこととなれば窓埋めから2,500ポイント水準までの上昇も予想されます。
CME225先物は小幅高での返り。現物17,680円を上回って寄り付くこととなれば、同水準を底値として上値追いも期待できます。その場合の上値目処は17,850円ですが、一昨日高値17,750円水準がひとまずの上値抵抗ラインとして意識されます。これを寄り付きで超えてくることがあれば変則三空となるため、短期的な急騰から反落の動きが予想されます。

現物17,700円水準での寄り付きとなれば一押し先物17,700円水準での買い、現物17,750円を超える寄り付きとなれば成り行きの買いから前場を目処にしたデイトレ。17,680円を強い陰線で割り込むこととなれば売りから17,550円を目指します。はらみを抜ければいずれも追撃です。

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2007年04月10日

4月10日 はらみ陽線(上放れ陽線の後)

大引け(17時50分)

日経平均 17,664.69 ▼79.07

後場小安く寄り付いた後反発の動き。分足雲の薄いところを一瞬抜けるものの反落。下がる雲下限に連れて値を下げる展開から、引けにかけて雲中に入っています。下向きのhMAに上値を押さえられる形で上値を切り下げていますが、同時に底堅い動きにもなっています。短期三角保ち合い、日足でもはらみ陽線(上放れ陽線の後)となっており保ち合いを煮詰める形となっています。
陽の陽はらみは天井示唆の線ですが、日足上放れ並び陽線は今後数週間に渡る上昇示唆線です。日経平均は明確な日足三役好転となったことから後者の可能性が高いのですが、まだTOPIXが雲に押さえられています。このままハイテク主導で上値追いとなるかどうかの判断まではもう少し時間がかかりそうです。

後場先物は一時17,710円まであったのですが、現物が分足雲上限に押さえられる形となったため我慢。反落から保ち合った17,670円買い戻し。デイトレじゃ抜けない動きでした。ナスダックがかぶせ線となっており、連騰が続いたダウとともに下落の動きが予想されますが、日経平均のシグナルから売り持ち越しは出来ませんでした。キャッシュポジションです。

前引け(11時40分)

日経平均 17,640.66 ▼103.10

寄り付き前に先物気配を切り下げて、17,700円を割り込む水準での先物寄り付きとなりました。それに連れて現物も分足雲中での寄り付き。一時分足雲上限まで上昇するも同水準17,700円を頭に反落の動きとなり、前引けにかけて分足雲下限を割り込んでいます。後場上値目処は17,700円・下値目処はひとまず17,600円。hMAがまとまって下向きになっていることから17,700円水準の上値の方が重く感じます。

下放れた寄り付きとはなりましたが、分足雲中寄り付きではポジションとれず。様子見の前半となりました。寄り付きから戻りを試す動きながら分足雲上限を頭に反落の動きとなったため、先物17,700円売り。持ち越しです。17,600円を下抜ければ追撃売り。戻る動きとなればゼロロスまで付き合います。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 12569.14 △8.94
NASDAQ 2469.18 ▼2.16
CME225 17740 ▼20
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2140万株、買い2040万株
差し引き100万株の売り越し

NY市場はまちまち。期待された程の上昇とはなりませんでした。ダウは1年半振りの7連騰ながら上げ幅は限定的です。ナスダックは急落時窓中での寄り付きにも関わらずかぶせ線で終わっています。もっともこれは週足ランニングギャップを嫌った窓埋めともとれ、早々これを上抜けてくる動きも考えられます。その場合は素直に窓埋めまでの上昇が予想されることから、ひとまずポジションイーブンにとってかぶせの上抜けでロングといったところでしょうか。
CME225先物は昨日の大証先物終値と同水準での返りとなっています。日足三役好転での寄り付きとなればひとまず大きな下値不安はなくなります。素直な動きとなれば17,690円を下値として上値追いから窓下限17,850円までの上昇が予想されます。上値重く前引けにかけて17,700円を割り込む動きから、後場寄り17,680円を下回ることとなれば昨日空けた窓17,550円水準までの下落も視野に入ってきます。

寄り付きでポジション確定は出来ません。短期の保ち合い放れには付こうと思いますが、ひとまず様子見の前場となるかもしれません。

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2007年04月09日

4月9日 放れ寄り切り線

大引け(16時30分)

日経平均 17,743.76 △258.98

後場も17,700円を挟んだ保ち合いから分足雲入りを嫌う形。引けにかけて再上昇から二番天井を試す動きとなりました。金曜日のNY相場が休みだったにもかかわらず、高寄りから上値追いは強い動きです。米雇用統計を受けて円安に振れた為替を手がかりにダウ・ナスダックが堅調な動きになることを見込んだ先回り買いといったところでしょうか。
日足では上放れ陽線、ほぼ高値引けの寄り切り線となっています。非常に強い形で、ひとまず17,850円までの上昇はありそうです。

後場取り引きなし、キャッシュポジションです。明日寄付き上放れとなれば変則三空です。現物17,850円水準までの上昇から保ち合いを経て反落の動きとなれば三空目先天井の可能性が高まるため、売り参戦予定です。
ここしばらく変に強く、買い建てでも少しずつ利益を出してはいますが本格的に買うスタンスは取れません。上記17,850円水準までの上昇は織り込むとして、問題はその後ですね。同水準は2月急落後TOPIXが2度トライして抜けることが出来なかった1,750ポイント水準になります。引け値ベースでここを超えれば、下値不安はなくなり急落時窓埋めから高値更新の可能性も出てきます。強気の買い転換はTOPIX引け値1,750ポイントを待ってからで良さそうです。

前引け(11時50分)

日経平均 17,706.56 △221.78

寄り付き節目17,600円を上回る。保ち合いをギャップアップしたことから寄り付き成り買いのシグナル。直近上値目処は日足雲上限17,750円水準となりますが、今日前場の動きでこれを超え、前引けにかけて少し押されています。
今日の寄り付きから前場の動きはは週足ランニングギャップを作る動きです。短期的に非常に強い上昇トレンドを発生させますが、今週中にこれを埋める動きが予想されます。週足ベースで今日の窓を下ヒゲで埋めることとなれば上昇継続、被せから包み陰線となれば下落シグナルとなります。

寄り付き前、大証先物気配切り上げて17,640円での寄り付き。現物寄り付きが17,600円を超えるかどうか微妙なところだったので、ひとまず様子見。現物寄り付き17,600円を超えたことで短期的な強い上昇トレンドを確認。先物保ち合いの17,650円買い建て。強気にいくならここは全力買いとなるのでしょうが、残念ながらそこまで強気にはいけませんでした。日足雲上限を超えて吹き上げた後の押し保ち合い17,730円売り。
強い前場の動きですが、週足ランニングギャップ。早い時期に窓埋めから反発の動きとなれば、そこは買いの急所となります。高値保ち合いや、反落から先週引け値水準17,450円を割り込む動きとなれば、雲下抜けからひとまず17,200円水準までの下落が視野に入ってきます。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 聖金曜日で休場
NASDAQ 聖金曜日で休場
CME225 聖金曜日で休場
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2050万株、買い1410万株
差し引き640万株の売り越し

金曜日のNY市場が休場だったため、寄り付きからの手がかり材料に乏しい相場です。金曜日発表になった米雇用統計は市場予想を上回り、アメリカの指数先物は上昇しています。これを受けて日本相場もひとまず高寄りすることが予想され、この3週間上値として機能している17,600円をブレークするかどうかに注目が集まります。

現時点での大証先物気配は17,600円、寄り付き付くには高過ぎです。先物現水準での寄り付きとなれば現物は17,600円には届きません。売り買い一巡後、現物17,600円との関わりを見て参加しようと考えています。

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2007年04月08日

4月第1週

月曜寄付き 17,346円
高値    17,576円
安値    16,999円
金曜引け値 17,484円

月曜日に日足基準線に頭を抑えられて雲を下抜ける大陰線から始まった一週間。はらみ陽線を経て上放れ、雲中寄り付きから陽線で引けた水曜日。はらみ陰線となった木曜日と同水準で揉み合う金曜日となりました。

4月第2週予想
予想上限 17,850円
予想レンジ 17,000円〜17,600円
予想下限 17,000円

変な動きです。アレだけの勢いで雲を下抜けておきながら、はらみを経て上放れは戻りが強過ぎます。にもかかわらず翌日から二日続けて保ち合いとは逆に弱過ぎます。
日足ベースでのトレンドは上昇に転じていますが、17,600円の壁は厚く、容易に超えることは出来ないのかもしれません。そうなれば上値の重さを嫌った売りから雲下抜けの動きが予想されます。その場合の下値目処は17,000円水準となります。より短期でのトレンドは金曜前場に確実に下向きになっているにもかかわらず、後場保ち合いとなっており、こちらも不思議な動きです。
週足では前週のかぶせ線にはらむ陽線となっており、戻ったものの上昇に確信が持てない形となっています。週前半17,400円〜17,600円の保ち合いからレンジをブレークすることとなれば、同方向への強いトレンド発生が予想されます。現時点でその方向は下向きである可能性が高いと考えています。
というわけで、スイングスタンスは再びショート。17,600円を超えない限りは継続となりそうです。デイトレではイーブンですね。何とも手がけづらい状況が続いています。レンジの幅を喰うよりもブレークに付いた方が効率が高そうです。スイングショートに構えるなら17,500円オーバーから売り始めて17,600円超えでLC、17,400円割れで追撃売りとなります。

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2007年04月06日

4月6日 保ち合いを煮詰める

大引け(16時)

日経平均 17,484.78 ▼6.64

後場17,500円水準での保ち合い。驚く程狭い範囲で保ち合いを煮詰めています。5分足では雲下から雲中にかけての保ち合いとなっているためやや弱いと言えますが、同DMIはプラスDIがマイナスDIを上回っており先高感を示しています。BBは収束、30分足hMAはフラット。わざわざ指標を並べるまでもなく短期的に非常に強い保ち合いであることが見て取れますね。一部では米雇用統計待ちの保ち合いとも言われていますが、いずれにしても今晩のNY市場次第といったところでしょうか。

17,520円売り、17,510円買い戻し。あまりの煮詰まりっぷりに業を煮やしました。結局前週、今週と上値を切り上げる展開となっており、週足からは先高感を感じます。17,500円〜17,600円水準を一気に超えてくれば上値追いの形となるでしょう。気分的にはまだまだスイングロングとはいきませんが、来週月曜日は寄り付き方向に付いていきます。

前引け(11時40分)

日経平均 17,437.04 ▼54.38

24時間振りのエントリ。いない間のことを少しまとめておきます。
昨日前場途中でなんだか弱さを感じたんですが、その後も日足雲下限と前場高値の間を行ったり来たりの一日でした。日足でははらみ陽線(放れ陽線の後)、上放れ並び赤とも見える線です。
NYは今朝も続伸の動きとなりました。それに連れてCME225先物も小幅高で返ってきたんですが、先物寄り付きは昨日引け値水準。現物は昨日の保ち合いを経て5分足一目均衡表の雲上で寄り付いています。その後一時急騰するもののすぐに反落の動きから分足雲を割り込みます。戻りも雲上限までで反落からさらに下値を探る動きとなっています。
先物はひとまず日足雲下限に下値をサポートされていますが、現物は日足雲下限を割り込んでいます。また今日前場の動きは「異常なチャート」であり、この異常さは結果によって解消される可能性が高いと考えられます。後場先物も日足雲下限を割り込む動きから一昨日の窓を埋める展開が予想され、下値目処は先物17,300円水準となります。

2007Y04M06D-Fh-1

現物雲下限水準、先物17,500円は売りで臨みます。

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2007年04月05日

4月5日

10時25分追記

なんだか予想以上に弱いですね。時間足では短期的な下降シグナルを出しています。このまま上値17,550円に押さえられて後場寄り17,500円を割り込むことがあれば次の日足雲下限は下値支持線とならないかもしれません。17,450円で買ってれば現水準17,550円は利確ポイントになりますね。

寄り付き前(8時40分)

NYダウ 12530.05 △19.75
NASDAQ 2458.69 △8.36
CME225 17590 △10
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4260万株、買い4180万株
差し引き80万株の売り越し

NY市場は続伸。前日の大幅高を受けての一日としては強い動きとなっています。ナスダックは直近高値水準で頭を抑えられる形となっているため、今晩か明日にもこれを抜けてこないと再び売り押される展開も予想されます。もっとも5,25dMAが共に上向きとなっており株価がその上に存在するため、下落の動きとなったとしても異常な急落とはならないでしょう。
CME225先物は昨日の大証終値水準での返りとなっています。現物寄り付き17,500円を上回れば、同水準を底としたやや強い保ち合いから上値追いも期待できます。その場合の上値目処はボリンジャーバンド+2σ17,700円水準となります。17,500円を割り込む動きとなった場合の下値は雲下限17,450円水準と予想されます。

今日は外出するため取り引きなしです。前引けエントリも書けませんが、戦術としては上記レンジ17,450円〜17,700円ボックスから下抜けには付き、上抜きには向かいです。実際はレンジの内側、先物17,500円がひとまずの下値として機能しそうです。

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2007年04月04日

4月4日 雲入り

大引け(18時30分)

日経平均 17,544.09 △300.04

高値保ち合いの後場でした。先物は一段買われて17,600円を上回ることもあったんですが、現物が17,600円に届くことはありませんでした。日足では上放れ陽線。CME225先物水準での寄り付きから上値を追った動きは強く、ひとまず雲上限・急落時窓下限までの上昇となる可能性が高まりました。ただし現物17,700円水準にはボリンジャーバンド+2σが存在するため、これを急騰をもって超えたときは揺り戻しの急落に注意が必要です。

後場17,550円超えを見て同値買い。一時17,600円を超えたものの頭打ちの動きとなったため17,570円売り。キャッシュポジションです。スイング・デイトレイーブン、短期的な過熱感が強過ぎます。はらみ陽線から上放れ陽線の動きは非常に強いことから、スイングロングといきたいところなんですが、その判断にはもう少し時間がかかりそうです。25dMAが上を向いてくれば、それに連れてBBも幅を狭めつつ上昇に転じることが予想されます。そうなれば急落時窓埋めから上値追いを目指したスイングロングにスタンス変更となります。

前引け(11時40分)

日経平均 17,508.65 △264.60

日足雲下限・基準線を上回る寄り付きから上値追いの前場となりました。いくつかの節目をまとめてギャップアップしたことから、短期的に非常に強い上昇トレンドを形成しています。ただ前場中に上値目処まで上昇してしまったため、ひとまず上昇終了となる可能性もあります。17,500円から17,550円まで突き抜けた動きには踏み上げの様相も見られたため、現水準での新規買いには注意が必要です。

先物寄り付きが節目をまとめて超えたため、買いに付きました。前場中に上値目処水準までの上昇から5分足はらみ線を経て上値下値切り下げの動きとなったため17,550円売り抜け。キャッシュポジションです。後場再び先物17,550円を超えてくれば、雲中にサポートされた急落時窓埋めの動きも考えられます。逆に17,500円を割り込めば寄り付き水準を下抜ける動きも考えられます。17,550円超えで買い・17,500円割れで売り、いずれにしても今日中には手じまいます。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 12510.30 △128.00
NASDAQ 2450.33 △28.07
CME225 17445 △175
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4030万株、買い5200万株
差し引き1170万株の買い越し

NY市場は大幅上昇。ナスダックの日足、三角保ち合いを煮詰めた上での上放れ陽線は非常に強い先高感を感じます。ひとまず直近高値水準で頭打ちとなっていますが、これを超えて急落時窓上限を目指す動きが期待されます。
CME225先物もこれに連れて大幅高での返りとなっています。先物17,450円水準は雲中、日足基準線を超える寄り付きとなるため、同水準を下値とした雲上限を目指す動きも予想されます。一昨日高値を超える動きとなれば、週予想上限を超えることとなり、踏み上げ相場となる可能性も考えられます。

スイングイーブン、デイトレロングに変更します。寄り付き高すぎる気もしますが、一昨日高値を超える動きには付いていきます。先物上値目処は17,590円、現気配水準での寄り付きとなれば下値目処は17,400円が予想されます。
寄り付き基準線を超えず、寄り高から包み陰線となる可能性もゼロではありません。あくまでも短期の値幅取りに専念します。

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2007年04月03日

4月3日 はらみ陽線(陰線の後)

大引け(17時)

日経平均 17,244.05 △215.64

前場の流れを引き継いで17,150円水準での保ち合いの展開から、1時30分頃雲上抜け。一時17,300円に迫る動きとなりました。その後75dMA・日足転換線に頭を抑えられて引けています。
30分足OSCIはピークアウト、5分足OSCIはボトムアウトからイーブンへの動きとなっており、5分足一目均衡表は三役好転に入っています。これらのことから短期的には17,200円を底とした上昇トレンドの継続が予想されます。
明日続伸の動きから今日の高値を超えることとなれば、日足基準線17,400円水準までの上昇も考えられますが、転換線・雲下限・75dMAを一気に上抜けてくることは難しいでしょう。ただし、明日17,300円を超える寄り付きとなった場合は、節目窓空けの寄り付きとなり、17,500円を超える動きも視野に入ってきます。

先物17,200円トリガーの同値買い戻し。引き続きスイングショートスタンス。今日の動きは急落を受けたテクニカルリバウンドの域を出ておらず、現時点では下落途上のアヤ戻しと考えられます。

前引け(11時40分)

日経平均 17,162.62 △134.21

昨日後場の急落を受けての日足中寄りとなった前場ですが、今のところ上値を追う動きにはなっていません。

2007Y04M03D-Fh-1

ただ、前引け際には分足雲中に入る動きとなっており、後場これをどちらに抜けてくるかは予断を許しません。後場寄りで雲のどちらかを抜けてくれば、同方向への短期トレンドを形成することが予想されます。
引けにおいて雲のどちらにあるかは、明日前場にかけての動きを示唆する可能性があります。同じはらみ線(陰線の後)という日足であっても、短期的に示すトレンドが違うことがあるので注意が必要です。
30分足はボトムアウトから6hMAの下落を待つ動きとなっており、これにタッチする形で前引けとなっています。後場もこれに押さえられる動きとなればhMAをまとめる動き(黒丸を埋める動き)が予想されます。後場いっぱい同水準での保ち合いとなれば明日寄付きが短期トレンド決定の切っ掛けとなるでしょう。

先物17,200円売り指し約定、持ち越しです。同値オーバーでゼロロスに動きます。引き続きスイングショート、デイトレはイーブンからややショートスタンスです。


寄り付き前(8時30分)

NYダウ 12382.30 △27.95
NASDAQ 2422.26 △0.62
CME225 17145 △115
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3330万株、買い4020万株
差し引き690万株の買い越し

NY市場は上昇。三角保ち合いを煮詰める動きであり、放れ直前といった雰囲気。OSCIピークアウトからイーブンレベルへの動きでMACDがゼロ水準に頭を抑えられる形になっています。引き続き上値追いは難しい形に見えます。
CME225先物は17,150円水準での返り。昨日後場急落の反動で前場吹き上がることも考えられますが、日足雲下限17,350円を超えてくることは考えにくく、現実的には17,200円水準が上値抵抗ラインとして意識されます。前引け時点で17,200円を超える動きとなった場合は、後場にかけて日足雲下限水準までの上昇も視野に入ってきます。

スイング・デイトレショートスタンス。先物17,200円水準打診売りから日足雲下限17,300円水準までは売り上がります。

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2007年04月02日

4月2日 三役逆転

大引け(17時10分)

日経平均 17028.41 ▼259.24

前場引け値水準で寄り付いた後、分足雲を割り込む動き。17,150円水準では僅かに戻る動きを見せるものの、引けにかけてもう一段売られています。ダブルボトムからの一空を埋めた形となっており、一時的に反発の動きも期待されます。とはいえ日足で陰の陰包み、一目均衡表上では明確な雲下限割り込みとなり三役逆転の形となりました。また17,250円水準にまとまったdMAが存在するため、戻ってもこれを超えてくることは難しいでしょう。

現物分足雲下抜け水準、先物17,350円打診売り。昨日引け値を割り込んだ後、日足雲を割り込んでもう一段下げた先物17,240円追撃売り。引けにかけて保ち合った17,040円で売り玉買い戻し。キャッシュポジションです。
日足遅行線が雲上限での反発から17,250円水準まで戻る可能性もあるため持ち越しませんでしたが、スイングショートスタンスは継続されています。明日の下放れは打診から今日引け値までの売り上がり、上寄りは17,250円水準までの売り上がりを考えています。

前引け(11時40分)

日経平均 17,377.17 △89.52

寄り付き前に気配切り上げ、大証先物は雲中での寄り付きとなりました。一時日足基準線を超える動きとなったものの上値も重く17,400円を頭にした保ち合いとなっています。金曜引け時点でhMAの収束が認められ、今日の寄り付きでこれを上放れてきたため、17,400円も超えて直近高値17,500円水準までは軽いはずなんですが、今ひとつ積極的に上値を追う展開にはなっていません。このまま17,400円を頭に保ち合うようならば、再び上値の重さを嫌った売りに押される展開も予想されますが、現時点でスタンスを決定することは難しく、ひとまず様子見が吉と見ます。

hMAがまとまった状態から上放れの寄り付きとなったため、売り玉買い戻し。雲中での寄り付きであったことから揉み合いの展開に予想を変更しました。寄り付きから吹き上がるものの、日足基準線水準で頭打ちとなったため様子見。後場現物17,350円を割る寄り付きとなれば打診で売りに回ります。


寄り付き前(8時40分)

NYダウ 12354.35 △5.60
NASDAQ 2421.64 △3.76
CME225 17270 ▼40
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3680万株、買い3910万株
差し引き230万株の買い越し

NY市場は小幅高。波高き線で5,25dMAに挟まれた動き。75dMAが徐々にフラットラインとして上値を押さえる形になっています。現状が調整期間であるならば近々これを超える動きが予想されますが、現水準で日柄を要することとなれば、強い上値抵抗ラインとして機能してきます。
CME225先物は小幅安での返り、大証先物日足雲下限17,305円を下回っています。これを割り込んで寄り付くこととなれば、同水準を上値抵抗ラインとしてひとまず17,150円水準までの下落が予想されます。

17,100円水準までの下落から保ち合いとなれば売り玉利確に動きます。

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2007年04月01日

3月第5週

月曜寄付き 17,517円
高値    17,558円
安値    17,036円
金曜引け値 17,287円

日々波高き一週間でした。権利落ちの火曜日からは雲上限を超えることなく推移。木曜日には一時雲下限を割り込む動きも反発から金曜日にかけて雲中での動きとなっています。基本的には雲上下限に動きを制限された一週間といえます。週足ではかぶせ線、前週の包み陽線にかぶる陰線となっています。下げ足のかぶせ線は続落示唆の動き、上値追いは難しそうです。

4月第1週予想
予想上限 17,420円
予想レンジ 16,800円〜17,400円
予想下限 16,450円

週末のCME225先物が17,270円で返ってきています。先物同水準での寄り付きとなった場合、現物は17,240円水準での寄り付きが予想され、日足雲下限を割り込んでの寄り付きとなります。雲下限が徐々に切り上がるとはいえ、これを明確に超えることは難しいと考えられることから、4月第1週の上値を17,400円水準と予想します。下値は突っ込みで16,800円を下回る水準まで。
日経平均はダブルボトムからネックラインを上回る動きとなっていますが、TOPIXはネックラインに跳ね返される形となっています。このどちらが優勢となるかは4月第1週に決定する可能性が高いため、週中エントリにおいて書いてみようと思っています。また現時点ではその可能性は非常に低いものの、週足ベースでの最安値水準は16,100円となります。もっとも現実的には現水準から一週間以内に1,000円以上の下落は考えにくいため、上記レンジでの予想となっています。
いずれにしても下げ足のかぶせ線から上値追いは難しく、前週高値を超える動きは予想しにくいですね。逆に言えば前週高値を上回る動きとなれば踏み上げを誘って18,000円水準までの上昇も視野に入ってきます。

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