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2007年05月31日

5月31日 ATP上抜け

大引け(17時40分)

日経平均 17,875.75 △287.49

意外にも後場寄りから小高く、前場高値水準での保ち合いとなりました。30分足OSCIも値幅ではなく時間によって調整され、引け際にはやや反発の動きを見せています。日足では振り分けの陽線、ATP上限はおろか17,850円も超えて2月急落時の窓に突入しています。上昇力は非常に強く、すんなり窓埋めとなる可能性が高まってきました。

17,850円水準での保ち合い、先物17,850円売り。分足雲上限までの押しを期待したんですが、少し下げて反発した同値撤退。現物引け味よく、明日寄付きにかけて上放れもあるとは思ったんですが、ナスダックが天井水準にあった事が気になって持ち越せず買い建て参戦できず。キャッシュポジションでの引けとなっています。

前引け(11時30分)

日経平均 17,781.41 △193.15

CME225先物に鞘寄せする形で17,700円を超えて寄り付いた後、同水準を下値に上昇。一時17,850円を超えて17,900円に迫る場面もありました。その水準では踏み上げを誘っており、達成感からその後売られて17,800円を下回った前引けとなっています。
30分足OSCIはピークアウトの動きとなっているため引き続き短期調整が予想され、下値目処は17,700円、突っ込みで17,650円どころ。17,700円水準からの反発となれば明日にかけて上値追いも期待されます。

寄り付き17,700円を超えてきた事からスタンスは短期の買い。保ち合って上抜けた17,770円買い建て、17,850円を超えた吹き上げから反落となった17,820円利確。キャッシュポジションです。
上抜けた割には底堅さを見せず17,800円を割り込んだ前引けとなったため、もう一段の押しはあるのかなぁという感じです。17,700円水準での保ち合いの下から17,650円水準までは買い下がってみます。


寄り付き前(8時30分)

NYダウ 13633.08 △111.74
NASDAQ 2592.59 △20.53
CME225 17715 △125
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4810万株、買い3770万株
差し引き1040万株の売り越し

NY市場は上昇。朝方中国市場の下落を嫌気した売りから保ち合いの動きも午後には上抜け。引けにかけてダウは最高値更新、ナスダックも直近高値水準までの上昇となっています。S&P500も7年振りの最高値更新となっていることも注目されます。ここからさらに伸びて上抜けとなるか、達成感から下落に転じるのか。ナスダックも同様にトレンドライン上限に戻ってきているため、今週引け値と来週のNYの動きは重要です。景気減速懸念が高い中、これを上抜けるとは考えにくいのですが、株価はいつも正しいというわけで、予断を持たず注目したいですね。
CME225先物は再び17,700円を超えての返り。再びATP上限17,750円にトライする形です。もし昨日同様17,750円を超える事なく反落の動きから並び陰線になるようだと、またしばらく上値追いは難しくなりそうです。

ひとまず17,750円への動きを見極めたいですね。寄り付き17,700円水準は買いスタンスで17,680円どころでの保ち合いの下を買い、17,650円水準の寄り付きとなれば売りスタンスから17,680円どころの保ち合いの上を売ります。同水準での保ち合いとならず上昇のときは17,750円水準の保ち合い離れに付きます。下値目処は17,500円水準。

投稿者 ronjin : 08:22 | コメント (0) | トラックバック

2007年05月30日

5月30日 はらみ陰線(並び陽線の後)

大引け(23時)

日経平均 17,588.26 ▼84.30

CME225先物どころか昨日終値すら下回って寄り付いた後上昇も、17,750円に届かず反落。中国市場が下落した事を切っ掛けとして下げ足を速める展開から17,500円水準まで。引けにかけては17,600円水準まで戻しています。とは言え戻りも分足雲下限まで。ATP範囲内もザラ場で下抜ける等、どうも手がけづらい動きになっています。

今日は取り引きなしでしたが、もし張るとしたら…んー、難しいですね。目処としていた下値17,650円を下抜けた10時30分頃の17,620円は売れたかもしれません。二回の突っ込みから返ってきた17,540円の買い戻しかなぁ。17,750円を超える動きにならなかった事から買い建て参戦はないと思いますが、ひょっとしたら10時10分頃の17,620円買ってたかもなぁ…買ってたとしても次の下抜けでは逃げてますが。後から見ても判断が難しいですね。

寄り付き前(8時)

NYダウ 13521.34 △14.06
NASDAQ 2572.06 △14.87
CME225 17705 △25

外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3760万株、買い3270万株
差し引き490万株の売り越し

NY市場は続伸。ここまでは普通のテクニカル反発です。今朝の戻り局面において十字線を出したダウが続伸出来るかどうかに注目されます。
CME225先物は17,700円代での返り。現物寄り付き17,700円を超えれば、いよいよATP上限へのアタックとなります。ザラバ足で超えたまま引けれる程の強さがあるかどうかは分かりませんが、17,750円を超える動きにはひとまず付きとなります。ただし、17,800円を上回った水準での保ち合いは買い方利確。引け値17,750円水準は目先天井の可能性も視野に入ってきます。

今日は取り引きなしです。ひとまず17,650円を底とした強含みの展開となるのではないでしょうか。寄り付き前に発表される4月鉱工業生産指数にも注目されますね。前引けエントリもお休みとなります。

投稿者 ronjin : 07:57 | コメント (0) | トラックバック

2007年05月29日

5月29日 包み陽線(上放れ陽線の後)

大引け(16時40分)

日経平均 17,672.56 △84.97

前場10時頃のエントリの後も続伸から17,700円を伺う動きとなりました。後場寄りから利益確定の売りに押されるも17,600円を割り込む事なく反発から17,650円〜17,700円水準での保ち合いとなっています。
日足では包みの大陽線(上放れ上ヒゲ陽線の後)。寄り付きで昨日の窓を埋めて反発から上抜けと、非常に強い形です。引き続きATP上限が上値抵抗ラインとして意識されますが、今日の足はそれを超える前兆となるかもしれません。
TOPIXは日足雲上限に押さえられる動きとなっており、明日雲上寄り付きから陽線引けとなれば本格的な日足上昇局面に乗る事も考えられます。ただ感覚的にはこっちはもう一押しありそうです。

後場取り引きなしでしたが、現物17,620円割れからの反発局面、先物17,630円は打診買い局面でした。

前引けに代えて(10時5分)

分足雲下限、下値目処17,520円水準での寄り付きから反発の動き。現時点で17,600円を超えています。吹き上げの様相を呈している事から上げて17,650円水準でしょうか。現水準は買い方利確の急所。ここから下げて17,600円を押しに反発となれば再び買い参戦でしょう。

寄り付きから分足雲下限を底に保ち合った先物17,540円買い建て、今しがた17,610円利確。後場取り引き出来ないので今日は手じまいです。17,600円を底に反発の動きとなれば上値目処は17,750円、下値突っ込みは17,480円。
寄り付き前エントリでは日足窓下限を読み違えていました。そのまま17,530円水準が下窓下限でしたね。


寄り付き前
(8時30分)

NY,CMEはメモリアルデーで休場
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2470万株、買い2380万株
差し引き90万株の売り越し

今日のレンジとしては17,500円〜17,700円が意識されるため、現水準はちょうどレンジ真ん中となります。昨日は後場保ち合いでhMAが追いつくのを待つ形での引けとなっています。株価が下から押し上げてくるhMAの上に位置するため、寄り付きから17,600円を超えてくれば素直に17,700円までの上昇も見えますが、寄り付きすぐに超えられなければ17,600円の壁はそれなりに堅くなりそうです。

レンジの上下限に向かいですね。現水準ではなんとも手が出しにくいです。ひとまず下値目処は17,520円ですが、同水準では打診から突っ込み窓埋め水準まで買い下がります。事件は売り・事故は買いと考えれば昨日の松岡農水大臣の自殺は売り材料ですが、ひとまずトレンドに従います。

投稿者 ronjin : 08:16 | コメント (0) | トラックバック

2007年05月28日

5月28日 上放れ上ヒゲ陽線

日経平均 17,587.59 △106.38

CME225先物に鞘寄せする形で始まった今日の相場。下値伺う事なく上昇から17,600円を超える動きでは踏み上げも見せています。後場寄り高値に反落の動きから、一時急落するも分足雲上限を割り込む事なく反発から17,600円水準での保ち合いとなっています。
日足では上放れ上ヒゲ陽線。ひとまず金曜陰線を捨て子線とする動きですが、上昇力もさほどでもありません。引き続き意識される上値は17,750円水準ですが、ひとまず今日空けた窓を埋める動きが予想されます。

今日はこの先の政局、ひいては株価にも影響を与えるかもしれない大きなニュースがありました。松岡農水大臣の自殺です。現役閣僚の自殺は戦後初めてのケースであり、今日後場の一時急落もこの一報と無関係ではないようにも見えます。
自殺の原因は定かではありませんが、最近のニュースを見る限りでは相変わらず「政治と金」の問題でしょうか。先日には事務所関係者が自殺したりと、どうもきな臭いことになってたみたいですね。
政局の不安定さを嫌う株価が、このニュースとこの先の政局をどう判断するかには留意すべきだと思っています。今日に関してはさほど大きな影響は与えなかったようですね。

投稿者 ronjin : 19:31 | コメント (0) | トラックバック

2007年05月27日

5月第4週

月曜寄付き 17,455円
高値    17,802円
安値    17,370円
金曜引け値 17,481円

前週末の大陰線を受けての週初はらみ陽線で始まった一週間。連騰から上放れて17,800円を超える場面もあったのですが、陰線引けから反落。下放れ下ヒゲ陰線で引けた金曜日となりました。引け値ベースではATP上限へ届かず反落の動きから下限に届かずの週末となり、いっそう保ち合いを強める形となっています。

5月第5週・6月第1週予想
予想上限 18,200円
予想レンジ 17,400円〜17,750円
予想下限 17,000円

2007Y05M26D

今週の予想はレンジを含めて先週と全く同じです。しかしこの予想レンジは外れる可能性が高いと考えています。上記の通り保ち合いを強める形となっており、週中にはこの新しい三角保ち合いをブレークすることが予想されるからです。その後同方向のATP支持・抵抗線突破となれば、ATPを離れて新しいトレンドを形成する事が考えられますが、その場合も上記予想上下限を超えて動く可能性は低いと思っています。
金曜日は下放れ下ヒゲ陰線で終えており、CME225先物が17,545円で返ってきてます。素直な足となるならば、月曜日は17,500円水準を下値とした反発の動きから金曜日に空けた窓を埋める形が予想されます。基本的にはこの形を意識した取り引きとなり、寄り付きから押しの形には買い向かいで対処となります。

先週書いた通り、今の日経平均チャートは強い三角保ち合いの様相を呈しています。先週・今週とやや弱気になり勝ちとは言え、ATPを煮詰める形が続いており、このままいけばいずれ上離れが予想されます。
しかしここにきて既に天井感を見せていたナスダックに続いて、ここまで強すぎるぐらい強く推移してきたダウに翳り(とまではいきませんが)が見えてきています。

Ny20070527-1

ダウ週足は天井圏での大陽線に孕む十字陰線、ナスダックは三本連続の陰線となっています。ナスダックの三連陰は一本目がその前の陽線実体部分の上で寄り付いているため、三羽烏ではなく押さえ込み線とも見えるのですが、現時点ではどっちとも言い切れませんね。
いずれにしてもダウが天井示唆線を出した事は注目すべき事です。日足では拡散型三角保ち合いを下抜ける形となっており、戻りにおいても5dMAを回復出来ていません。週初反落から13,400ドルを割り込む動きとなれば、これまで強過ぎた分、(もし上昇局面における調整局面だとしても)値幅を持った下げが予想されます。
ナスダックは日足波高き線から小さな十字陰線となっています。ここ数週間同じ事を書いていますが、いよいよ週足トレンドライン到達からの下落となりました。いよいよ来るべきときが来たのかもしれません。

明日月曜日は寄り付き前エントリすら書けないかもしれないので、今のうちに書けるだけ書いてしまいます。
とりあえず明日は高寄りから金曜日に空けた窓埋めを目指す動き17,500円〜17,600円を埋める動きが予想されます。しかしもし早い時間に17,600円に到達(もしくは未逹)し、その後保ち合いを下抜ける形から陰線引けとなれば、その後NYも反落から下抜け、翌火曜日には日経も連れて日足雲下抜けもあるんじゃないかと思っています。
まぁこんな弱気は当たらない方がいいんですが、いずれにしてもまずはNYを横目で見ながらATP上下限をレンジに取ったデイトレで凌ぐ地合いだと考えています。

投稿者 ronjin : 18:28 | コメント (2) | トラックバック

2007年05月25日

5月25日 ATP下限

大引け(16時10分)

日経平均 17,481.21 ▼215.76

後場は揉み合いながらじり高の展開。寄り付き前の予想通りの引け値17,480円水準となりました。同水準はATP下限となり、来週週初これを割り込んだ寄り付きから陰線引けとなればATPの下離れとなり、大きな下落を演じる可能性が高まります。

逆に言えば今日の17,480円以下水準および引け17,480円確認後は打診買いの急所となりますが、日足下放れ下ヒゲ陰線、捨て子線とするにはNYも弱く、さすがに買い向かう気にはなりませんでした。後場取り引きなし。キャッシュポジションです。

前引け(11時30分)

日経平均 17,416.11 ▼280.86

17,500円水準での寄り付きから、戻る事なく下落。日足雲上限を割り込み、下限水準での反発から17,400円どころでの保ち合いとなっています。30分足OSCIはボトムアウトしており、ひとまず下げ止まりの形から後場保ち合いが予想されます。下放れから急落の前場となったため戻り余地も多く、一目均衡表上の後場上値目処は17,600円水準まで。しかし現実的には寄り付きを超える事は難しいでしょう。

先物17,500円水準での保ち合いの上17,520円打診売り。戻れば17,600円水準までは売り上がるつもりでしたが、下抜けて17,470円売り増し。17,400円水準での保ち合いは目先雲水準、下値目処到達となったため17,400円買い戻し。キャッシュポジションです。雲割ってさらに下もない話ではないですが、ひとまず戻り試す気がします。それでも戻り局面を買うよりは待って売りで対処します。現物寄り付きを超える動きとなれば短期の吹き上げに付きます。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ13441.13 ▼84.52
NASDAQ 2537.92 ▼39.13
CME225 17540 ▼120
外資系13社の寄り付き前注文動向は
売り4110万株、買い3340万株
差し引き770万株の売り越し

NY市場は続落。ダウは拡散型三角保ち合いを下抜け、ナスダックはつたい陰線で25dMAを割り込んでいます。前日の下落シグナルを素直に引き継いだ動きですが、25dMAを下抜けた形は思った以上に弱いですね。
CME225先物は17,540円での返り。今日の予想レンジはザラ場17,400円〜17,600円、引け値17,480円水準です。

寄り付きから売り方買い戻しの動きとなれば17,600円水準を売り。日足雲上現水準での買い戻しを予定しています。

投稿者 ronjin : 08:16 | コメント (0) | トラックバック

2007年05月24日

5月24日 波高き線

大引け(22時50分)

日経平均 17,696.97 ▼8.15

後場小安く寄り付くも下値を叩く動きなく反発。分足雲を一気に超えて17,750円水準までの上昇から反落。分足雲上限水準での引けとなっています。波高き線ながら日足小動き、天底の兆しです。
TOPIXは昨日抜けた日足雲に再び入り込んでいますが、窓埋めの形。ひとまず調整から次の一手を探る形となっています。トレンドは緩やかに上に見えますが、未だ盤石ではなし。日経現物は引け値ベースでATP上限に到達する事なく反落も三役好転状態は継続と、方向感が掴みにくい形になっています。

後場小安く寄り付いたのを見て17,650円水準での保ち合いの上17,660円売り。雲下限17,700円が戻り目処と見てたんですが、これをあっさり超えたのでLC。ちょっと迷って17,730円での買い戻しとなりました。17,750円水準での保ち合いの上17,760円で売り、引け際17,690円買い戻し。後場行って来いでトントンってところです。

前引け(12時20分)

日経平均 17,686.35 ▼18.77

分足雲下での寄り付きから戻り雲まで。下落も17,600円を底に反発、寄り付き水準までの戻りとなっています。基本的には短期ダウントレンドの初戻し局面。目下上値は17,720円、下値は引き続き17,600円水準となります。

分足雲を割り込んだ寄り付きから戻り先物17,720円を経て反落の保ち合い17,700円売り建て。寄り付き時点で目処としていた17,600円水準での反発となったため17,640円買い戻し。思ったより戻りが早く、底揉みでの買い戻しとはなりませんでした。後場上値目処は先物17,700円水準、分足雲下限への動きは売り向かいます。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 13525.65 ▼14.30
NASDAQ 2577.05 ▼10.97
CME225 17710 ▼20
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3390万株、買い2920万株
差し引き470万株の売り越し

NY市場は下落。ダウは三日連続の下げながら上げ三法の可能性も見える形。ナスダックは4日ぶり反落となりました。いよいよ値幅的には天井到達しましたね。14時頃の高値保ち合い崩れは新規売り建ての急所となったかもしれません。
CME225先物はほぼ変わらずでの返り。17,700円を割り込む寄付きとなれば17,750円に届かず下は17,600円まで。17,700円を超えてくれば怖々ながら同水準を下値に17,750円水準での保ち合いとなる可能性もあります。

hMAはピークアウトに向かう形となっており、同時に週足レンジからも高値圏にある事から今日は売りに軸足を置きます。ATP上限水準17,750円近辺では売買しにくいですが、それでも17,700円水準での寄り付きから17,750円への保ち合いの動きは上を売ります。もし寄り付き前に気配切り上げて17,750円を超える寄り付きとなれば再び買い参戦の予定です。

投稿者 ronjin : 08:29 | コメント (0) | トラックバック

2007年05月23日

5月23日 持ち越し

大引け(15時30分)

日経平均 17,705.12 △25.07

後場寄りから急落も分足雲上限で反発。雲に沿って上昇したものの売り仕掛けに崩される展開が続きました。14時頃には前場高値にトライする場面も見られたのですが、買いが続かず反落。前日比プラスでの引けとはなりましたが、日足では上寄り引けの陰線。ATPの上限にも届かずの引けです。
天井反落とは言えず、上抜けシグナルにも見えない線です。判断は持ち越しとなりました。明日下値17,700円に置いて保ち合いの形となれば、再び引け値17,750円へのトライから上抜けもありますが、なんとも言えないですね。どちらかと言えば三角保ち合いの天井水準にいる事を意識して、下げる動きに敏感になるべきでしょう。17,550円水準までの下落から反発となれば次こそは、という雰囲気です。

分足雲上限での反発を見て先物17,720円買い増し。雲に沿った上昇となったため期待してたんですが13時30分頃の急落を見て、今日の上抜けは無理だなと考えました。それでも先物は17,740円水準での保ち合いとなっていたのでこれの上17,760円で売り抜け。なんだかんだでプラスで手仕舞です。
その後上昇も17,800円に届かず反落となっており、この局面は様子見。引けで分足雲下限水準に達しており、明日17,700円を割り込む寄付きとなれば17,550円水準が下値目処となります。

前引け(11時50分)

日経平均 17,751.74 △71.69

寄り付きATP上限17,750円を超えて噴き上げ。17,800円水準では反落から17,750円水準での保ち合いとなっています。ATPから保ち合い上離れとなる可能性があります。今日引けで17,750円を上回る陽線となれば週末にかけて一段高も期待出来ます。逆に17,750円を割り込む陰線となった場合は三山からの反落にも注意が必要です。
後場下値目処17,700円、上値目処は17,850円となります。前場に空けた窓を埋めて反発の動きとなれば追撃買いの急所と考えられます。17,700円を下回る動きとなれば前場上放れはダマシとなるかもしれません。

17,760円・17,750円買い建て、持ち越し。後場17,710円までは買い下がり。17,680円を割り込めばLC。前場時点では17,700円水準が押し目目処でしたが、後場は同水準が分足雲下抜けから上値抵抗帯となるため、売り繋ぎではなくLCに動きます。


9
15分追記

寄り付きから上値目処17,750円を超えた動きはATPブレークの可能性があります。現在寄り付きからの吹き上げを経て押している状況ですが、現水準から窓下限17,730円にかけては押し目買いスタンスでの対応となります。それを超えて下げた場合は売り繋いで分足雲上限での保ち合いの下を買い戻しですね。

寄り付き前(830分)

NYダウ 13539.95 ▼2.93
NASDAQ 2588.02 △9.23
CME225 17670 ▼20
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3640万株、買い4040万株
差し引き400万株の買い越し

NY市場はまちまち。今日もダウがマイナス、ナスダックがプラスとなりました。物色の循環が効いてますね。素直に見ればダウは押さえ込みの線から反発・上抜けの形です。
しかし、しつこいようですがナスダックは週足ベースでの3年来の上昇トレンド上限水準に位置しています。2,600ポイントを超える事は現時点では考えられません。ただし寄り付きこれを超えて陽線引けすれば新しい上昇トレンドに入る事になります。
CME225先物はほぼ変わらずでの返り。今日の下値目処は17,600円水準、上値は17,800円ながら引けで17,750円を超えてくるのは難しいと考えています。昨日14時30分以降の動きは買い仕掛けから踏み上げを誘った形であり、引けにかけて売る向きは売り抜けています。CME225が同水準で返って来たという事は昨日の引け味を素直に受けて、寄り付き小弱く推移する可能性が高いと考えられます。そのまま一気に17,600円を割り込む展開となれば、同水準を上値とした保ち合いから下抜け。分足雲水準での反発となればATP上限17,750円を引け値とする動きに向かうと予想しています。

寄り付き様子見ですね。レンジとしては17,600円〜17,750円を意識してこの両端の保ち合いを拾います。17,750円を上抜ける踏み上げは止まりを売り、17,600円を割り込む保ち合いは下振れにスタンスを取ります。

投稿者 ronjin : 08:32 | コメント (0) | トラックバック

2007年05月22日

5月22日 窓埋め

大引け(16時10分)

日経平均 17,680.05 △123.18

後場寄り小弱く、一時分足雲上限を割り込む動きとなりました。しかしすぐさま反発から上昇、前場高値を前に少し保ち合った後上抜け。17,700円を超える動きでは踏み上げを誘ったようにも見えます。
日足では連続陽線、dMAは収束を強めています。いまだ保ち合い上抜けとはなりませんが、ひとまず引け値17,750円水準に向かっての動きが続きそうです。
おおよそここまでは週初予想した通りの動きになっています。問題は17,750円を引け値ベースで超えるかどうか。引き続き最大の関心事ですね。

後場寄りから思ったより弱い動きになったんですが、分足雲上限を割り込む形からすぐさま戻ったのを見て、先物17,600円で打診買い。17,650円水準での保ち合いは迷ったんですが、ここまできたら窓埋めするだろうと思ってスルー。買い増すには上値幅がないと見ての様子見でした。結局上抜けて踏み上げ誘った急上昇となり、17,750円に届かず反落の動きとなった保ち合い17,730円売り。買いだけで2周拾えたのはラッキーでしたね。

前引け(12時)

日経平均 17,661.97 △105.10

寄り付きから一揉みして上昇。窓埋めまであと一歩というところまできています。前引け際は買い方利確の急所。後場現水準からさらに一段上にいけるかどうかに注目ですね。

寄り付きから一揉みするも、下値目処としていた17,520円水準までの押しはありませんでした。短期の保ち合いを上抜けた17,600円買い建て。その後17,640円までの上昇後の保ち合いの下17,600円追撃買い。前引け際の保ち合い17,680円・17,670円利確売り。
ひとまず目処としていた水準までの上昇となりました。後場窓埋め達成後反落となるか、保ち合いからさらに上を目指すかは分かりません。現時点での上値目処は17,680円、同水準を頭に保ち合いとなれば上を売ります。ただ、今日の引け値は現水準で終わる可能性が高いため、突っ込んでも下は知れてるんじゃないかと思っています。


寄り付き前(8時30分)

NYダウ 13542.88 ▼13.65
NASDAQ 2578.79 △20.34
CME225 17570 △10
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3840万株、買い4210万株
差し引き370万株の買い越し

NY市場はまちまち。今日はダウが高値保ち合いの小幅下げ、ナスダックが5,25dMAのDCを拒否する形で上げとなりました。ひとまず素直な反発となったナスダックですが、すぐ上2,600ポイント水準にある週足ベースでの上昇トレンド上限が上値目処として意識されます。
CME225先物はほぼ変わらずでの返り。ここにきてやっと相場が落ち着いてきた感じですね。同水準での寄り付きとなれば17,500円どころを下値として、上窓17,700円水準を目指す展開が予想されます。5月10日・14日の上ヒゲを結んだ上値抵抗ラインの外挿値は17,670円水準であり窓下限も同水準である事から、この水準が今日の上値目処として意識されますね。

短期的スタンスは買いとなりますが、寄り付き買うには少し高い気がします。先物17,520円水準での保ち合いの下を買い、17,670円水準への吹き上げは売りという感じですね。

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2007年05月21日

5月21日 はらみ陽線

大引け(15時20分)

日経平均 17,556.87 △157.29

後場寄りから小高く、前場保ち合いを上抜け。17,600円水準までの上昇から保ち合いで引けています。日足でははらみ陽線、雲上限を底とした反発の動きとなりました。ひとまず17,700円水準にある窓を埋める動きの一環と見ていいでしょう。

後場寄りから上抜けの動きとなったため、抜け後の保ち合い17,550円買い足し。目処としていた17,580円を超え17,600円を上値に保ち合った17,590円売り。キャッシュポジションです。

前引け(11時50分)

日経平均 17,497.16 △97.58

日足雲を超えて寄り付いた後は保ち合いの展開になっています。上を日足基準線・下を雲上限に挟まれた保ち合いとなっており、思った程強くないという感じです。

寄り付きからの上昇も目処としていた17,580円水準までの到達とならず、また保ち合いもなく反落となったため見送り。突っ込みで雲上限を叩いた後の反発局面17,440円買い建て。ただここも保ち合う事なく上昇となったため打診の買い止まりとなりました。一応雲上限が下値支持線として機能していますが、上値も重いですね。今日は適当なところで売り抜ける小銭稼ぎの一日となりそうです。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 13556.53 △79.81
NASDAQ 2558.45 △19.07
CME225 17500 △100
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3850万株、買い3940万株
差し引き90万株の買い越し

NY市場は反発。ダウは高値更新、ナスダックは小さな保ち合いから下ヒゲ陽線での上抜けとなりました。短期上昇トレンドの発生も感じることができるのですが、ナスダックは週足ベースでピークアウトの動きとなっており週足ザラ場ベースで2,600ポイントを超える事は難しいと考えられます。
CME225先物は17,500円での返り。NYの上昇に比べると控えめな上昇ですね。ともあれ日足雲を上放れての寄り付きが予想され、ひとまず17,400円水準が下値抵抗帯として意識されます。上値目処は先週埋め残した上窓17,670円水準、吹き上げでは17,750円水準でしょうか。現時点ではこれを超えて17,800円を捉える動きは考えられません。

寄り付きから押して17,420円水準の保ち合いは下を買い、17,580円水準での保ち合いは抜けに付き、17,700円水準までの上昇から保ち合いは上を売ります。

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5月第3週

月曜寄付き 17,682円
高値    17,786円
安値    17,320円
金曜引け値 17,399円

月曜高寄りから長い上ヒゲを付けた小陰線となり、これを高値に弱く推移した一週間でした。週足では前週の上放れ十字小陰線を包む大陰線。少なくとも強い上昇シグナルは消滅し、次週続落の動きとなれば今度は強い下落シグナルとなる動きです。TOPIXは既に二役逆転の形となっており、週初続落すれば三役逆転も視野に入ってきます。

5月第4週予想
予想上限 18,200円
予想レンジ 17,400円〜17,750円
予想下限 17,000円

予想上下限は先週と変わりません。ただ保ち合いを強める動きとなっているため、レンジは狭くなっています。実はこのエントリは非常に長いものだったのですが、あまりにも長く難解なものとなってしまったため、ザックリ削ってアップします。

2007Y05M20D

現在のチャートはこの様な動きとなっています。上下の帯は直近に存在する窓、線は三角保ち合いを示しています。
上値固定・下値切り上げの三角保ち合いはアセンディング・トライアングル・パターン(ATP)と呼ばれ、強い保ち合いから上抜ける可能性の高い形とされています。このチャートの場合、日足引け値ベースで17,750円を超えれば中期の買いシグナルとなります。
しかし問題はそのすぐ上にある帯、急落時窓が作る上値抵抗帯です。上述したように引け値ベースで17,750円を突破すれば、窓埋めから(押し目を付けた後?)高値を取りにいくことが予想されます。しかし、ザラ場突破から引け値17,750円を割り込む動きとなれば、三山からATP下抜けとなる可能性も低くありません。上昇三角保ち合いを下抜けしたときの下向きのモメンタムは非常に強く、一気に17,000円を下抜ける可能性も低くありません。

このチャートからだけでは下抜けの可能性は少ないのですが、TOPIXは日足一目均衡表において二役逆転となっており、週初続落すれば三役逆転も視野に入ってきます。また日経週足は上放れ十字陰線を包む大陰線となっており、ひとまずイーブンからやや弱い形を見せています。さらにNY市場に漂う天井感を感じるに付け、どうも上抜けるイメージが湧きません。先週はもう少し強気だったんですが高値を取り続けるダウを尻目に週足反落されたんじゃ、さすがに強気ではいれませんね。

CME225先物は17,500円で返ってきている事から、週初ひとまず日足雲上限を底として、2〜3日を要して三角保ち合い上限17,750円水準を目指す展開が予想されます。その後週末にかけても強く、引け値17,750円を超える動きとなれば、翌週は17,800円を超えて18,000円を伺う展開も見えてきます。しかし反落から三角保ち合いの下値支持線を割り込む引けとなったときは、もはや雲は下値支持帯とはならないでしょう。
雲のネジレが迫っており、今月末から6月初めにかけて大きな相場の転換期を迎える可能性があります。まずは三角保ち合いのレンジを拾いつつ、これを放れる動きには付いていくべきでしょう。

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2007年05月18日

5月18日 下抜け

大引け(21時10分)

日経平均 17,399.58 ▼99.02

思った以上の下げになりました。後場寄りから雲上限をあっさり割り込んで、同水準に押さえられた動き。引けでも17,400円を頭に保ち合っています。日足では下ヒゲ陰線、日足三角保ち合いの下限での引けとなっています。突っ込みからの戻り局面で日足雲上限を回復出来なかったことは一段と先安感を強めることとなりました。先週末時点では押し目の後いよいよ上抜けかと思われたんですが、現時点ではイーブンからやや弱い形になっています。
天井感を強めるNY市場を尻目にやっと上昇局面に乗るかと思った日本相場ですが、ちょっと心配な形になってきましたね。三角保ち合いのチャートなど詳しいことは週末エントリに譲ります。

先物17,400円水準での保ち合いの下17,390円買い建て。この時点で雲上限を割り込んでいたんでどうかなとは思ったんですが、結局下抜けから保ち合いとなりました。17,350円水準での保ち合いの上17,370円LC売り。結局その後戻していますが、さらに下抜けてもおかしくない形でした。

前引け(11時30分)

日経平均 17,466.71 ▼31.89

小高くはあったものの分足雲下限水準での寄り付きとなり反落、日足雲上限では下げ止まりから保ち合いとなっています。30分足OSCIはボトムアウトからイーブンレベルへの動きとなってますが、MACD・シグナルともにマイナス領域での動きとなっており、戻りからもう一回下値探りの動きが予想されます。
後場戻って17,520円、ただやはり下値も限られており、突っ込みでも日足雲上限水準でしょうか。引き続き日足三角保ち合いは継続しており、現株価は下値サポートライン付近に存在します。明日17,400円を割り込む寄付きとなれば保ち合い下放れとなります。

17,560円・17,530円売り、17,450円買い戻し。寄り付き前の予想通りの動きとなったため、素直な売買でした。後場17,500円水準での保ち合いは上を売り、分足雲中に突っ込む動きとなれば撤退。日足雲上限水準値の二番底を試す動きからの保ち合いは下を買います。


寄り付き前
(8時30分)

日経平均 17,498.60 ▼30.40

NYダウ 13476.72 ▼10.81
NASDAQ 2539.38 ▼8.04
CME225 17555 △25
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4290万株、買い3550万株
差し引き740万株の売り越し

昨日の日経平均は寄り付きからの一吹きを天井として保ち合いから、後場下抜けて17,500円水準での引けとなっています。下げ足の差し込み線にかぶる陰線となり、下落継続の線。上ヒゲで窓を埋め切らず反落は先安感を強める形となっています。
NY市場は反落。前日強く推移した割には弱く、ナスダックははらみ陰線。5,25dMAの攻防が継続しています。前日時点ではもう少し上で保ち合うかと思っていました。ダウにもこれでもかと言うぐらいの天井感が漂ってるんですが、なかなかちゃんとした下げとなりませんね。
そんなNYの動きを横目にCME225先物は小幅高での返りとなっています。今日の日経平均は昨日埋め残した上窓17,700円水準を上値、75dMA・日足雲上限17,400円水準を下値とした動きが予想されます。
30分足OSCIは陰転となっているため、寄り付きからしばらくは17,550円を上値とした弱い保ち合い。10時前に17,600円水準まで上昇すれば一旦上窓埋めも期待されます。

先週末時点で予測した程の強さは感じませんね。強いとは言え天井感が漂うNYの動きも無関係ではないと思いますが、やはり相当相場が疲労しているようです。それでも日足雲上限を割り込むこと可能性は現時点では低いため、デイトレで17,400円水準を買うのはありですね。
17,550円水準での保ち合いの上を売り、10時前の反落の動きは売り増し、上抜けの動きは買い繋ぎの前場を考えています。先に日足雲上限を伺うようなら買い向かいます。

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2007年05月17日

5月17日

寄り付き前(8時40分)

NYダウ 13487.53 △103.69
NASDAQ 2547.42 22.13
CME225 17675 △115
外資系13社の寄り付き前注文動向は
売り4610万株、買い3770万株
差し引き840万株の売り越し

NY市場は大幅上昇。ダウは長い上ヒゲを一気に食い切る陽線、ナスダックは下ヒゲ付けたたすき線となっています。思った以上の上昇となりました。ナスダックは5,25dMAのDCを拒否する上昇となっており、今晩続伸となれば押し目局面終了から新たな上昇トレンドへと移行しそうな雰囲気です。日柄を要した分前回高値を超える水準までの上昇も視野に入ってきますが、引き続き天井圏での動きであることには注意をするべきでしょう。
CME225先物は100円を超える上昇で返ってきています。現物17,650円水準での寄り付きとなれば、ここ数日空きっぱなしの窓を埋める動きが予想され、17,550円〜17,700円の範囲で玉を消化する動きとなりそうです。噴き上げても17,750円を超えることはなく、突っ込んでも17,500円を割り込む可能性は低いでしょう。
ただし、今日は1-3月GDPが寄り付き前に発表されるため、その数値次第では窓上下限を空けて寄り付くことも考えられます。その場合は今日も窓が高値・安値の目処となります。

今日は取り引き出来ませんが、もしするとすれば…
窓中寄り付きとなれば基調は上。窓下限水準17,600円を割り込む水準での保ち合いは買い、窓上限17,700円水準での保ち合いは売りの買い建てですね。上値ではシコリ玉を残している様子が見て取れるため17,700円を超えた超短期の吹き上げは買い玉利確の急所と考えます。

今日の前引け・大引けエントリはお休みします。

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2007年05月16日

5月16日 下げ足の差し込み線(一本目)

大引け(15時20分)

日経平均 17,529.00 △16.02

前引け水準での保ち合いから積極的な分足雲入りを経て上抜け。雲上限を確かめる形での保ち合い引けとなっています。日足では差し込み線。下げ足の差し込み線(一本目)となっており売り方利食いのアヤ戻し、反落に向かうシグナルです。しかしすぐ下に日足雲上限が控えており、今日前場には先週月曜日に空けた窓も埋めていることから下値不安はさほどありません。逆に言えば明日日足雲に突っ込む陰線となった場合は新たな下げ相場が始まったと考えられます。
ナスダックは弱くダウにも天井感が漂ってきていますが、さすがにナスダックが三羽烏を出す程弱いとも思えないため、明日の日本相場も雲上限をサポートとした保ち合いから17,600円水準にある上窓下限を試す展開が予想されます。もしNY市場が上抜けとなれば再び窓を空けて17,600円を突破、窓上限17,700円水準を目指す動きとなるかもしれません。

後場取り引きなし。13時30分頃に積極的な分足雲入りとなったことから、どちらかと言えば押し目を待つ場となりました。それでも簡単には分足雲を上抜けることはないかなと思いつつ様子見。その後雲抜けから先物引けにかけては一段高の動きになっています。若干買いそびれた感はあるんですが、しょうがないですね。

前引け(11時30分)

日経平均 17,472.58 ▼40.40

小さく下放れた寄り付きから戻って昨日終値水準。反落から17,450円を割り込み日足窓埋めの後反発の動きとなっています。ひとまず先週月曜日の窓を埋め切ったことと、日足雲上限水準に到達したことから、目先売り方達成感が出ています。
ここからさらに一段安になるほど弱気材料もないため、後場は日足雲上限17,400円〜分足雲中17,500円の範囲での動きが予想されます。どちらかというと下値の方が堅く、引けで17,500円を超える動きとなれば明日前場にかけて一旦戻りを試す可能性が高まってきます。

寄り付きから揉み合いの17,530円・17,520円売り建て。現物17450円割れからの戻り局面、先物17,460円買い戻し。キャッシュポジションです。基本的には後場静観のつもりでいますが、17,500円を超えず2時頃まで保ち合えば、さらに下抜けの動きが予想されるので、保ち合いの上を少し売ってみます。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 13383.84 △37.06
NASDAQ 2525.29 ▼21.15
CME225 17535 ▼15
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り5690万株、買い3180万株
差し引き2510万株の売り越し

NY市場は今日もまちまち。ダウは続伸ながら上ヒゲの長い小陽線、ナスダックは小さな三角保ち合いを下抜けて続落となりました。ナスダックは25dMAも下抜けており、今晩の相場で2,540ポイントに押さえられて続落となれば三羽烏、2,420ポイント水準までの調整が視野に入ってきます。ダウが先詰まりから長い上ヒゲを付けたことも上値の重さを示しており、PPOの陰転とともに調整入りの可能性が高まってきたと考えられます。
CME225先物は昨日の大証終値水準での返り。同水準での寄り付きとなれば、現物17,550円を上値とした弱い動きが予想されます。しかし日足雲上限17,400円水準は先週足窓下限水準でもあり、一旦は押しも窓までとなる可能性が高いでしょう。

現在の大証先物気配は17,530円。同水準での寄り付きとなれば現物17,550円水準まで売り上がり。窓上限17,450円を割り込む水準での保ち合いは買い戻しを予定しています。

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2007年05月15日

5月15日 疲労相場

大引け(15時30分)

日経平均 17,512.98 ▼164.96

後場寄りから戻り試すも17,600円に届かず反落。17,500円を割り込んだ水準での反発も分足雲下の動きです。今日の日本相場は珍しく主体的な下落となっています。NY市場の先詰まりを考えるとさらに下振れる可能性が高まってきましたね。日足では下放れ陰線。一昨日高値を上値とし、昨日の足をきれいな捨て子線とする形です。
もし明日17,450円を割り込む寄付きから陰線引けとなれば、先週足が演じた窓空けの上昇シグナルはダマシとなり、今度は強い下落シグナルとなります。日足三角保ち合いは頂点に向かって保ち合いを煮詰めており、近々これを抜けることが予想されるため、ここしばらくの動きは注意して見守りたいですね。
過去数日に渡る窓を空けての上下動は相場を疲労させる動きです。こうなってくると上値はどんどん重くなり戻れば売りの地合いが形成され易くなります。思った以上に上抜けは難しいかもしれません。

後場戻る動きも17,600円に届かず保ち合いとなった、先物17,580円売り建て。17,500円に突っ込んだ後の戻り局面、先物17,520円買い戻し。キャッシュポジションです。ひとまず先週空いた窓17,400円水準までの下落は視野に入れつつ相場に臨みたいですね。

前引け(11時50分)

日経平均 17,556.23 ▼121.71

寄り付き前の機械受注統計が市場予想を下回ったことも手がかりとなり、寄り付きから17,600円を割り込む動きとなりました。節目割り込みの寄り付きから戻って節目までとなり、17,600円水準を上値に下落の動きとなっています。ただ17,500円を割り込む動きとはならず、同水準からは反発の前引けとなっています。
後場も前場同様17,600円水準が上値として意識されますが、これを急騰によって超えることがあれば一気に窓埋めとなるでしょう。13時30分頃まで17,600円を超えず保ち合いとなれば再び売りから値を崩す展開が予想されます。

予想以上に安く寄り付いたことから寄り付き売買は見送り。節目17,600円を上値に保ち合いの動きとなったため、先物17,600円・17,610円で売り建て。17,500円水準での保ち合いから戻る動きとなった17,540円買い戻し、キャッシュポジションです。
機械受注統計を手がかりにした売り仕掛けからの窓空け下落です。このまま本格的な下落トレンドに乗るとも思えず、保ち合いを継続する可能性が高いと考えられます。突っ込みは買い、吹き上げは売りで対処していきます。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 13346.78 △20.56
NASDAQ 2546.44 ▼15.78
CME225 17690 ▼20
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3710万株、買い2870万株
差し引き840万株の売り越し

NY市場はまちまち。ダウは続伸も高値保ち合いから先詰まり。ナスダックは高寄りからかぶせ陰線、やや弱い保ち合いとなっています。いずれも目先天井感の漂う動きです。
CME225先物は大証先物終値水準での返り。ひとまず昨日空けた窓を埋める動きが予想され、上値17,750円・下値17,600円のレンジが意識されます。

17,750円水準への吹き上げは売りで対処。17,550円水準への突っ込みは買います。17,650円を下回る寄り付きには打診売りから17,700円水準まで売り上がります。

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2007年05月14日

5月14日 いってこい

大引け(15時30分)

日経平均 17,677.94 △124.22

後場高寄りも追随する動きなく17,800円に届かず反落。17,700円を割り込み分足雲中に入ってからは、今日の寄り付き水準での保ち合いでの引けとなっています。日足では長い上ヒゲを付けた上放れ小陰線。一見弱く見えますが、今日空けた窓をほとんど埋めず引けたことは潜在的な買い圧力を感じます。それでもこの窓を放置して上にいける程強いとは思えず、一旦下窓を埋める動きによって17,550円水準までの押しから反発となるでしょう。
30分足MACDは陰転、5分足一目均衡表は雲中での動きと、短期的には下振れる可能性の高い形での引けとなっています。しかしNY次第で上にも下にも簡単に窓を開ける今の地合いでは持ち越しの判断は難しいですね。

後場寄り上放れたためヒヤッとしましたが、17,850円までは付き合うつもりで我慢の売り玉キープ。後場寄りを高値に反落の動きとなったものの17,750円水準からの反発も視野に入ったため売り増すことも出来ませんでした。保ち合いを下抜けた17,720円で少しだけ売り増し、引け際の保ち合い17,700円で全玉買い戻し。キャッシュポジションです。

前引け(11時40分)

日経平均 17,740.74 △187.02

NYの株高を受けて窓空け上昇しての寄り。寄り付きからも買われたものの17,750円水準を上値とした保ち合いとなっています。前場途中には上値の重さを嫌った売りも出ており、30分足からも行き詰まりの形が見て取れます。

現物17,750円水準を上値とした保ち合い時、先物17,760円売り建て持ち越し。今日空けた窓は非常に不安定に見えます。このまま17,850円を超えることがあれば一気に窓埋めもあるでしょうが、現時点では(明日にかけて)今朝空けた窓を埋めて上昇となる可能性が高いと考えられます。ただし先週の高値を抜ける動きには買い付きます。


寄り付き前(8時40分)

NYダウ 13326.22 △111.09
NASDAQ 2562.22 △28.48
CME225 17725 △185
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3250万株、買い2550万株
差し引き700万株の売り越し

NY市場は大幅反発。底入れすることなく反発の形となったため下値不安を残した動きです。今週前半に木曜日の陰線を上抜けてくることとなればそういう心配も杞憂と終わります。この短期の保ち合いが放れる方向に注目です。ナスダックが上抜けてくれば、過去3年間に渡る緩やかな上昇トレンドを上抜けてくることとなり、今年後半にかけて上昇に加速がつくこととなるでしょう。しかし現時点では、そのトレンドラインを上抜けてくる可能性は低いと考えています。
CME225先物は17,700円を超えたスッ高値で返ってきてますね。寄り付きから短期的に17,800円を目指す動きも考えられますが、上では買い方利益確定の売りも予想されます。11日の線を捨て子線としてさらに上を目指すには17,800円水準での保ち合いから17,850円を突き抜ける動きが必要でしょう。

買い方参戦を考えてはいますが、少し高過ぎます。寄り付きのどさくさを買うよりは、17,850円超えか17,650円割れを待ってみたいと思っています。

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2007年05月13日

5月第2週

月曜寄付き 17,564円
高値    17,827円
安値    17,455円
金曜引け値 17,553円

GW明けの今週は休みの間NY市場が強かったのを受けて高寄りしての一週間となりました。はらみから上抜けを経て2月急落時の窓下限17,850円水準までの上昇となったものの、木曜日のかぶせ線から金曜日には下放れての陰線で17,550円水準での惹けとなっています。

5月第3週予想
予想上限 18,200円
予想レンジ 17,300円〜17,850円
予想下限 17,000円

2月高値から先週金曜日まで立ち会いは50日程あります。その間空いた窓はなんと12個、約4日に一回窓が空いています。非常に波高き線となっており、にもかかわらず週足引け値ベースではほとんど動きがないことから、引き続き買い方売り方共に腰の据わらない、目先の値動きに振り回されている様が見て取れます。オプションの売り方は儲かってしょうがない地合いですね。
NYが上がってCME225が高く返ってくれば上放れ(逆は下放れ)と、全く主体性がない日本市場ですが、ただ一点主体性を持っていることがあります。それは2月急落時の窓を埋めない、ということです。この木曜日には上寄りから17,800円を捉える場面もあったものの、結局窓に入ることなくかぶせ線となってしまいました。

今週の週足、保ち合いから上ヒゲの長い上放れ十字陰線は、上昇シグナルです。保ち合い放れの線と考えてもいいでしょう。金曜日には一時17,500円を割り込んだものの窓を埋め切らず反発から引け値17,500円を超えたこともプラス材料として考えられます。また同水準は日足基準線と75dMAが存在する場所でもあり、ここで反発となったことは中期的な上昇トレンドを確認したと受け取れます。
しかし金曜日のNY市場が反発したことによって、CME225先物は17,700円を超えて返ってきています。いくら上昇トレンド確認・目先反発シグナルといえども、この返りでは高過ぎます。同水準での寄り付きとなれば、一時的な踏み上げ相場から17,850円水準に再びトライすることとなったとしても、そこで反落となればまだしばらく保ち合いが継続することとなるでしょう。

週足引け値ベースでの保ち合い上放れを演じた日経現物チャートに対して、NYのチャートは一層天井感が漂っています。金曜日の反発も、底入れ感からの反発というよりはアヤ戻しの形です。ナスダックははらみ線となっているため、これを抜けた方向へ付くべきですが、長期的な上昇トレンドの上限水準に位置することから、ロングポジションには注意が必要でしょう。はっきり言えば、天井圏での陽陰並び十字・切り込み線となったことから、このはらみは下抜ける可能性が高いと考えています。

日本相場における中期的なトレンドはイーブンからロングへと移行しつつあります。しかし依然保ち合いは継続しており、現在のチャートを見る限り本格的に買いで入れるのは18,200円を超えてからでしょう。
日足ベースではイーブンの三角保ち合いと、上方三角保ち合いの二つの保ち合いが観測されます。17,700円を超える動きは17,800円に向かう可能性が高いため、同水準での保ち合いは買いで臨む場でしょう。

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2007年05月11日

5月11日 下放れ下ヒゲ陰線

大引け(15時50分)

日経平均 17,553.72 ▼183.24

思ったより強い後場になりました。17,500円水準での保ち合いから上抜け、雲下限を消極的ながら突破して引けにかけて17,550円水準で踏ん張っています。
日足では下放れ下ヒゲ陰線。弱いながら下値では買いも入り、下窓を埋め切らず反発となったことから底堅さも感じる線です。ただしTOPIXは雲下限を割った寄り引けとなっており、すぐさま切り返すには上値の重い形となっています。
NYの下落が一日で終わるとは考えにくく、来週週初にかけて日本相場も底値探りの動きが予想されます。しかし今週の日経平均の動きは強く、NYがよほど弱い動きにならない限りは17,400円水準での底値固めから反発の動きとなるでしょう。いずれにしても保ち合い継続、まだしばらくは完全には方向感が出ない展開が続くのではないでしょうか。

後場急騰から急落後の保ち合いの上17,530円売り、一段上がった保ち合いの上17,560円売り増し。保ち合いの下17540円で買い戻し、キャッシュポジションです。
週窓を埋め残したことで、強い基調であることを感じるとともに底入れ感の不足も感じます。来週週初下寄りから反発の動きとなればいよいよ上昇トレンド確定かとも思いますが、まだ予断を許さない状況ですね。

前引け(11時40分)

日経平均 17,493.33 ▼243.63

17,600円水準の寄り付きから一揉みして下落、17,550円水準での保ち合いを経て下抜け。窓下限付近での反発から17,500円水準での前引けとなっています。下窓埋めまでもう一息となっていますがとりあえずは売り方利確の前場となりましたね。後場ひとまず窓埋めまで、突っ込みで日足雲割り込む辺りでしょうか。

寄り付きからの下落後17,550円水準での保ち合いの上17,560円追撃売り、17,500円を割り込んだ水準での保ち合いの下17,480円で全玉買い戻し、キャッシュポジションです。
後場反発の動きとなっても17,550円を超えることは難しく、同水準までの上昇となれば再び売りで臨もうと思っています。窓埋めから突っ込みで日足雲上限を割り込む動きには買い向かいます。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 13215.13 ▼147.74
NASDAQ 2533.74 ▼42.60
CME225 17530 ▼240
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4540万株、買い2550万株
差し引き1990万株の売り越し

NY市場は大幅下落。ナスダックは陽の陽包みからのたすき下抜けとなったため、最後の抱き線からトレンド転換の可能性も見えてきました。上向きの25dMAの上に位置する間はスタンスロングではありますが、トレンドライン上限水準からの大幅下落であることから、天井から調整局面への移行も視野に入れるべきでしょう。
CME225先物は200円を超える下落幅で17,500円水準での返りとなっています。現物17,550円を割り込む寄付きとなれば、同水準を高値として17,450円水準まで。17,550円を上回れば寄り付き安から反発の動きも期待されますが、週窓を埋める動きは避けられないでしょう。

17,450円水準への突っ込みは買い戻し。寄り付きから戻る動きには追撃で売ります。

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2007年05月10日

5月10日 かぶせ陰線

大引け(15時30分)

日経平均 17,736.96 ▼11.16

後場寄り売り仕掛けから値を崩すも分足雲下限で反発した後は17,750円水準での狭い保ち合いとなりました。引けでは分足雲下に抜けてきていますが、さほど方向感を見せるものでもありません。
日足ではかぶせ陰線。高寄りした分の利益確定売りが出てるものの二空を埋める水準での保ち合いは強く、明日にもこれを上抜けてきても不思議はありません。月曜寄付きが窓空けでなければ、この保ち合いは買いでしょう。
今週の週足窓は保ち合い放れの窓となるのかもしれませんが、やはり17,850円を突破してこないことには大きな三角保ち合いを抜けたとは言えず、中期的な上昇トレンドに乗ったように見える今のチャートも盤石とは言えません。

後場取り引きなし。売り玉持ち越しです。明日17,850円を超える寄り付きになればドテンの買いに回ります。

前引け(11時20分)

日経平均 17,748.71 △0.59

小窓を明けて寄り付いた後一押しして上昇、17,850円には届かず反落から17,800円水準での保ち合いを経て下抜け。分足雲上限にタッチする形で前場を終えています。
やはり窓下限17,850円水準は抵抗帯として機能していますね。hMAは上昇トレンドを継続していますが、前場高値を超えて上窓に突っ込める程の強さはありません。後場寄り現水準での寄り付きから上昇したとしても17,800円水準まで。もし17,700円水準での寄り付きとなれば急落も予想されます。
SQ前日の動きとしてはオトナシすぎます。後場17,800円を上に抜ければ一気に18,000円も、17,700円を下に抜ければ17,500円もない話ではありません。ひとまず二空とならない値固めの前場となったことから後場上昇となる可能性が高いのですが、17,800円水準での保ち合いとなれば日足上寄り引けの十字線となって宵の明星となる可能性が出てきます。

寄り付き買い繋ぎ。先物17,850円から反落・保ち合いの上17,830円売り。売り玉キープです。上は想定通りですが、下がどうなるか分かりませんね。17,800円を超える動きとなればLCに動きます。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 13362.87 △53.80
NASDAQ 2576.34 △4.59
CME225 17815 △65
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4560万株、買い5230万株
差し引き670万株の買い越し

NY市場は上昇。ダウは高値更新、ナスダックは下ヒゲ陽線を包む陽線となりました。いよいよナスダックも保ち合い上限を突破するかどうかというところに来ています。CME225先物は17,800円を超えて返ってきています。現物寄り付き17,760円を超えれば二空。一時的に強い上昇トレンドを発生する形ですが、週足窓と合わさって急落の可能性は非常に高まります。2月急落時窓下限17,850円水準での保ち合いからの反落には注意が必要です。
もし二空の寄り引けとなれば月曜に空けた週窓は今週中に埋めない可能性が強まり、日経現物チャートは非常に強い上昇トレンドに乗ることが予想されます。

先物17,750円を超える寄り付きとなれば、成り行きで買い繋ぎます。現物17,850円を今日の天井と見て同水準では買い玉解消からドテンの売りを考えています。

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2007年05月09日

5月9日 包み陽線(はらみ十字陽線の後)

大引け(15時40分)

日経平均 17,748.12 △91.28

後場寄り大人しく、前場水準で保ち合った後急騰。17,700円を超えて17,750円水準まで。一時売り押されるも引けにかけて反発、同水準での引けとなっています。17,700円をしっかり抜けた割には今ひとつでした。しかし日足では十字線を包む陽線。現水準が中段であれば、上値を追っており非常に強い線です。

引け際17,750円売り建て、持ち越し。後場急騰は売り場と見ました。

前引け(11時30分)

日経平均 17,658.19 △1.35

非常に狭い範囲での保ち合いとなっています。どちらかと言えばやや強気の保ち合いですが、月曜日に空けた窓を埋める動きは意識すべきです。上値17,700円を超える動きは考えにくく、現状では17,600円を割り込む動きも難しそうです。このレンジを突破すれば上は17,800円、下は17,400円となります。
保ち合い煮詰めて放れる直前でしょうか。今日このまま保ち合いを継続すれば、明日はMoving Thursday。放れに大きく動く前場となるかもしれません。

保ち合いの上17670円売り建て、保ち合いの下では買えず17,640円買い戻し。引けでは打診で売り建てます。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 13309.07 ▼3.90
NASDAQ 2571.75 △0.80
CME225 17595 ▼75
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3710万株、買い3650万株
差し引き60万株の売り越し

NY市場はまちまち。ザラ場大きく動いたものの引け値ベースでは小動きとなっており、大山鳴動してネズミ一匹、目先天井感が漂ってきました。日足でもダウがはらみ線(陽線の後)、ナスダックが下げ足の差し込み線(一本目)といずれもトレンド転換シグナルを出しています。少なくとも買い方利確のタイミングでしょう。
CME225先物はNYが寄り付き急落から戻して引けたのにも関わらず買いが続かず、結局17,600円を割り込んだ水準で返ってきています。現物寄り付き17,560円を上回れば、ひとまず分足雲下限17,630円水準までの上昇から次のトレンドを決める動きも予想されます。17,550円を下回る寄り付きとなれば、急落から17,400円を目指す動きが視野に入ってきます。

現物17,600円オーバーでの保ち合いは上を売ります。

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2007年05月08日

5月8日 はらみ線(上放れ陽線の後)

大引け(15時30分)

日経平均 17,656.84 ▼12.99

後場より小安く一時的に突っ込むも17,600円を割った水準では反発。それでも上も分足雲に押さえられる形となり、今日も後場は大した方向感無く過ぎています。引けにかけて分足雲を積極的なGCによって上抜けていることから、短期的には強気相場となります。日足でははらみ十字陽線(上放れ陽線の後)となり、強い上昇トレンドは一休みという形です。TOPIXでは一瞬雲を上抜けたもののかぶせ陰線で引けており、こちらは日経現物チャート以上に足場確認の必要性を感じる形となっています。

後場寄りからの突っ込み戻り17,620円買い戻し。現物雲下限で保ち合い時の先物17,680円売り、17,650円買い戻し。キャッシュポジションです。
高値保ち合いとも目先天井とも取れる線となっています。引き続き下値不安は強いものの、短期的には放れに付くべき線です。

前引け(11時20分)

日経平均 17648.00 ▼21.83

分足雲中での寄り付きから上昇するも17,710円水準での反落。前引けにかけて分足雲下に抜けてきています。引き続き短期の強い基調は続いていますが、徐々に上値の重さが意識される展開となっています。
後場17,670円水準を頭に保ち合いから下抜けとなる可能性が高く、その場合の下値目処は昨日空けた窓上限17,560円水準となります。ただ、突っ込みから下抜けとなるほどの弱さもなく、同水準では反発から日足はらみ線への動きが予想されます。

吹き上げも上値追いはないと見て売り玉キープ。17,690円での売り増し、持ち越しです。昨日空けた窓上限を目処にしています。


寄り付き前(8時40分)

NYダウ 13312.97 △48.35
NASDAQ 2570.95 ▼1.20
CME225 17675 ▼15
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4010万株、買い3280万株
差し引き730万株の売り越し

NY市場はまちまち。引き続きダウは天井が見えず、ナスダックはレンジ上限での動きとなっています。CME225先物は大証終値と水準での返りとなっています。昨日保ち合い上放れから陽線で引けたことによって、日経平均は上を目指す可能性が高まりました。しかし上昇するとしても週足ベースでの窓を残したままでは足場が悪く、本格的な上昇前に一旦初押しを付ける可能性が高いと考えられます。雲上限水準までの押しから反発となれば本格的な上昇トレンドが期待されます。
17,750円水準はTOPIX日足雲上限付近となるため、これを超えるためにはそれなりの勢いが必要と考えられます。現時点ではNY市場のサポートもなく寄り付き前注文動向も売り越しとなっているため、今日中にこれを超えてくるのは難しいのではないでしょうか。

17,550円水準までの突っ込みは利確、現物17,710円を超える動きはLC。

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2007年05月07日

5月7日 保ち合い放れ

大引け(16時)

日経平均 17,669.83 △274.91

後場からも一時高く、前場高値を上回る場面も見られましたが、流石に利益確定の売りも出て大引けでは前引け水準となりました。日足では上放れ陽線。保ち合いからの上放れで陽線引けは非常に強く、中期的な上昇決定線となる可能性もあります。しかし同時に週足窓となったことから、まずはこれを埋める動きとなるでしょう。窓埋めから雲突っ込まず反発の動きとなれば本格的な上昇トレンドが開始されそうです。

後場17,710円タッチの17,700円買い戻し。引け際17,700円売り建て持ち越し。窓埋めの動きなしに上値追いはないと見込んでいます。

前引け(11時20分)

日経平均 17,662.34 △267.42

予想以上に高いところまで来ていますね。ザラ場三角保ち合いの上値を切り上げています。週足保ち合い放れの寄り付きとなっていますが、現時点ではやはりこれは今週中に埋めそうな雰囲気です。もしこのまま17,800円を突破すればこの窓は埋めない窓となり、今後数ヶ月に渡る非常に強い相場の始まりとなるかもしれません。

17,680円を挟んだ保ち合いの上17,690円売り。吹き上げで17,700円を超えたときはヒヤっとしましたが、いくら何でも300円以上吹いてそのまま頑張れる程強くはないと見て、再び保ち合った17,700円売り増し。持ち越しです。
後場先物17,710円タッチで17,700円LC。ジリ安から17,600円水準での保ち合いは利確の売りに出ます。突っ込みは売り玉キープの様子見。窓埋めでは利確。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ13264.62 △23.24
NASDAQ 2572.15 △6.69
CME225 17615 △175
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4140万株、買い4160万株
差し引き20万株の買い越し

日本市場が休場となる間もダウが3日連続で史上最高値を更新するなどNY市場は堅調な動きが続いています。ただナスダックは引き続き上がりはするものの上値は重く、金曜日には再び上寄り引けの下ヒゲ陰線を出しています。
いずれにしても先週時点の週足解析と状況に変化はなく、ナスダックは長期上昇トレンド上限水準、ダウは上値目処は見つけられないものの予想されるトレンドラインの上限水準に存在しています。
GWの合間の日本市場は行って来いの展開となっておりチャートを埋める動きとなっています。と同時に週足転換線の急落も見られるため、下値不安が拡大した形となっています。CME225先物は17,600円を超えて返ってきていますが、同水準はザラ場三角保ち合いの上限水準となっています。現物寄り付き17,620円を超えて上伸すれば保ち合い上放れとなって2月急落時の窓埋めから高値更新も期待されますが、この窓は同時に週足窓となるため今週中の埋め戻しが予想されます。短期利益確定の押しから窓埋め反発となれば下値不安無く上値が追える形となります。

週足窓の不安定さに賭けて17,600円は売ります。ただ今日上放れた寄り付きとなっても、この窓はランニングギャップではなく保ち合い放れの窓となるため、確実に埋めると言い切れない不安はあります。
しかしそれでもなお強いダウやそれに引っ張られるナスダックに比べて、今の日経チャートは弱く見えます。中期的には今日の上放れを切っ掛けに上伸するとしても、今少し短期の売りで対処していきます。

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2007年05月01日

5月1日 踏みとどまる?

大引け(16時40分)

日経平均 17,274.98 ▼125.43

日足雲中に戻って寄り付いた後、17,300円を頭にした保ち合いとなりました。それでも14時過ぎからは消極的な分足雲入りをしており、なんだか底堅い雰囲気も見せています。日足では陽の陽はらみからこぼれる陰線、保ち合い下抜けとなります。ひとまず日足雲下限を割り込んだ水準から反発となったものの、徐々に弱さが鮮明になってきています。

後場寄付きで小幅上放れしたため、繋ぎの買い建て。先物17,300円を超えた水準から戻り保ち合いとなった17,300円利確売り。14時前頃分足雲下限に実線が押さえられると見て17,300円で売り増しも、結局保ち合い動かずの17,290円まとめて買い戻し。キャッシュポジションです。結局コール買うチャンスはありませんでした。

明日は取り引き・ブログともお休みになります。今日ザラ場で三角保ち合いの下値を切り下げたことから、弱い動きが継続しそうです。CMEが強く17,400円水準で返ってくることがあれば、今日同様売りのチャンスとなるかもしれません。

前引け(11時20分)

日経平均 17,243.30 ▼157.11

寄り付き前に先物気配切り上げて、金曜引け値水準での寄り付きとなりました。現物分足雲下限水準で寄り付いた後はいいところなく下落。雲下限水準もさほど堅い下値支持線とならず割り込んで引けています。
ザラ場三角保ち合いの下値を切り下げる動きとなっており、引き続き日足ベースでの短期ダウントレンドが継続しています。後場寄り雲下限を下回れば同水準を上値とした動きが予想されますが、短期的な買い仕掛けから17,350円水準までの急騰もないわけではありません。基本ショートスタンスから戻る動きにはセンシティブに対応したいものです。
とはいえ、分足レベルから時間足レベルを経て日足レベルまでのダウントレンドが確認される状況となっており、戻れば売り押されることは必至です。吹き上げでは買い戻しをかけても、止まれば売りでいいのではないでしょうか。

寄り付き165プット買い。現物分足雲下限での寄り付き確認後、先物17,400円売り建て。先物17,300円水準の保ち合いは現物ザラ場三角保ち合いの下値支持線を底にしたものであったことから、保ち合いの下17,280円買い戻し。下抜けから17,250円を割り込む動きとなった後の戻り前引け際17,260円売り建て、持ち越しです。
前引けにおいて日足雲下限を下回ったことはさらに弱い動きに繋がる可能性を感じます。後場現物雲中寄り付きで買い繋ぎ17,350円水準での保ち合いとなれば利確からドテンの売り増しに動きます。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 13062.91 ▼58.03
NASDAQ 2525.09 ▼32.12
CME225 17315 ▼95
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3040万株、買い4040万株
差し引き1000万株の買い越し

NY市場は下落。ダウは5dMAを僅かに割り込む程度の下落ですが、ナスダックは超えたネックラインを割り込む動きとなっています。あや押しの可能性もあるため断言はできませんが、思ったより速く方向性を決める日が来るかもしれません。
CME225先物は100円近い下落で返ってきています。現物寄り付き17,250円を下回れば17,300円を上値とした短期ダウントレンドの発生が予想されます。一方17,250円を上回る寄り付きであれば雲上下限に挟まれた保ち合いが予想されます。三角保ち合いを煮詰める動きが予想されるため図の上下でのレンジを拾いつつ、これを放れる動きには付いていく戦術が考えられます。

先物寄り付き17,300円を下回れば打診売りから17,400円まで売り上がります。先物17,300円を上回ったより付きとなれば様子見から雲上限17,400円水準での保ち合いの上を売ります。17,400円水準での売りとなった場合17,420円超えで一旦LC、17,250円を突っ込む動きからの保ち合いは利確買い戻しを考えています。同時に165プットと180コールを折りを見て買ってみようと思っています。

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